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【浪人決意】-自分には絶対に必要な1年間だった-

浪人する時に必ず意識すること

こんにちは!【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校講師の金田です。

 

卒業

受験生の皆さん、入試お疲れ様でした!まずは、最後まで頑張った自分を褒めてあげましょう。結果待ちの方、進学先が決まった方、あと1年頑張るぞという決断をした方、まだ決めかねている方、様々いらっしゃると思います。そこで今回は、1年間浪人をして京都大学に合格することができた私の浪人時の過ごし方、どう勉強したか、浪人して何を思ったか、についお話しようと思います。 もう1年頑張る方や、悩んでいる方の助けになれば幸いです。

 

浪人1年間どうすごしたか  

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最初に、私が浪人の1年間をどのように過ごしたのかについてお話しします。私の浪人生活のスタートは、志望校を決めるところからでした。現役の時は東北大学の理学部を第一志望にしていましたが、京都大学行きたいという気持ちがずっとありました。ですが、私は絶対に2浪はしたくないという思いがあった上、東北大学のみならず、抑えのつもりで受けた大学まで落ちてしまった自分が京都大学を志望校におくのはハイリスクなのではないか、という思いもあり志望校に悩みました。学校の先生や両親と話し、「1年後の入試で京都大学以外に合格した時に、もしかしたら京都大学にも合格できたのかもしれない、という後悔が残るのは絶対に嫌だ」という思いから、覚悟を決めて京都大学を志望校に選びました。今、同じように志望校に悩んでる方や、そもそも浪人するのか受かった大学に行くのかで悩んでいる方もいらっしゃると思います。どの大学にも長所があるので、実際に通い始めればどの大学でもきっと楽しいですが、「大学選びで自分が大切にしていたポイントは何だったのか、本当にその選択で後悔しないのか」ということを大事にして決断をして欲しいなと思います。  

少し熱く語ってしまいましたが、本題の浪人生活をどう送っていたかについて話していきたいと思います。とにかくがむしゃらに勉強をしていた、と言えばそれまでなのですが、その中で大切にしていたことが3つあります。それは、「①生活リズムを乱さない②焦らない③計画をたてる」です。それぞれについて順に話していきます。

 

①生活リズムを乱さない-夜更かしはダメ!!-

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夜になると急に不安になってもうちょっと勉強しておこうかなと思ったり、受験生だから夜遅くまで勉強しなかきゃ、という思いに駆られることありませんか?はっきり言います。夜更かしして勉強するのは無駄です、夜は寝ましょう!受験は朝から始まります。なので、朝から調子のいいパフォーマンスができるような体にしておく必要があります。実際に私も現役時代は夜勉強して、しっかり勉強した気になって学校に行くけど、学校の授業や塾、自習室でウトウトしてしまい、日中は全然捗らないということが多々ありました。ですが夜しっかり寝て開校と同時に塾について勉強するスタイルに変えたことで、問題もしっかり理解できるし、朝から始まる模試や入試でも好調のスタートを切ることができるようになりました。

 

②焦らない-夏以降の現役生の追い上げ-

受験生には不安がつきものです。特に浪人生は、夏までは現役生よりも勉強の貯蓄があるので良い成績を取れたりしますが、夏休みが過ぎると伸びてきた現役生に一気に追いつかれ、偏差値が下がってくるため、夏休み明けから焦りや不安が募ります。私もそうでした。ですが、毎日しっかり勉強してきたという自負があったので、「自分はこんなに勉強してきてるんだから、今は成績が振るわなくても絶対最後には伸びる」という自信で乗り切りました。もちろん、余裕を持って勉強している暇はありません。死に物狂いで勉強してください。でも、毎日の勉強、努力は絶対に裏切りません。焦りや不安で心が折れそうになった時は、自分の毎日積み重ねてきたことを思い出してみてください。焦りは禁物です。

 

③計画をたてて実行する-毎日自分の最大限-

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自分の勉強は自分で管理しましょう。当たり前のように思えますが、実は結構難しいです。計画を立てる上で大事なことは、「1日でできる最大限を設定すること」です。最初のうちは勉強のペースをつかむのが難しいと思いますが、慣れてきたら、「自分が最大出力で勉強して1日で終わるちょうどいい分量」で毎日の計画を立てて、手帳などに書き記してください。私は、黒ペンで計画を書いて、それが終わったら赤ペンで印をつけ、もし計画にプラスして勉強ができた時は緑色のペンでそれを書き記すようにしていました。終わらなかった分はマーカーを引いて次の日にもう一度書いて、どんなに溜まってしまってもその週のうちに絶対終わらせるようにするというルールも決めていました。計画を立てることが大事な理由は2つあります。まず、やらないといけないことが可視化されるということです。計画を立てて書き記すことで、特定の科目を一気に進めるのではなく、必要な科目を満遍なく毎日コツコツ勉強するためには1日でどれくらいの勉強をすれば良いのかわかるようになります。二つ目は、②での話につながりますが、自分がどれだけ勉強してきたかがわかるので自信につながるということです。入試前などに計画を書き記してきた手帳などをパラパラ見ることで、毎日コツコツ1日たりともサボらずにこんなに勉強してきたんだから絶対大丈夫、という自信と安心感を持って受験に挑むことができます。私はお守り代わりに全ての受験会場に手帳を持っていっていました。

 

勉強の仕方  

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ここからは、浪人中の勉強の仕方についてお話ししたいと思います。

私は国公立志望だったので、特に受験に必要な科目が多かったのですが、全教科について共通して大切にしていたことは「圧倒的な基礎固め」「復習のやり方」です。浪人生のみならず受験生全員に言えることですが、とにかく数をこなす勉強をしていませんか?基礎が固まっていないのに、問題をたくさん解くのは勿体ないです。基礎がわかっていてこその、難しい問題演習です。特に理系科目では、自分が今何を求める必要があるのか、そのためにどんな計算をする必要があるのか、というのの積み重ねで問題を解いていきます。私は化学や数学が苦手だったので、夏終わりくらいまではずっと基礎固めをしていました。周りが難しそうな問題集を解いていると、ついつい焦ってしまいますが、基礎が固まるまでは周りと同じことをやって無駄です。コツコツ基礎を積み上げていきましょう。武田塾では、生徒のレベルに合わせて、基礎的な参考書や問題集を一冊完璧に仕上げるところからスタートします。さまざまな参考書や問題集に手を出すのではなく、一冊が完璧になるまで次に進まないという勉強法は時間がかかるように見えて、実は1番の近道なのです。

では、問題を解いたらどうやって復習していますか?

答えを見て、納得したつもりになって終わっていませんか?私は、間違えた問題の答えを見る時に、自分がどの部分から間違えたのか、なぜそんな間違え(勘違い)をしたのか、何を求めるためにこの方法(計算)をおこなったのか、に注目していました。特に数学などの計算問題では、計算一つ一つに意味があるにもかかわらず、解答を見て、この計算方法かぁと納得した気になって終わってしまうことが多かったので、問題を解いたノートに「この部分はこれを求めたいからこの計算をする」というのを自分の言葉で書き込むようにしていました。また、間違えた問題は、ノートや教科書を全て閉じて解き直し、間違えたらまた理由を書き込み、全部を閉じて解き直す、を繰り返して完璧に解けるまで4周も5周も問題集をやり込みました。

武田塾では、毎週確認テストがあり合格するまで次に進まない、というやり方をしていますが、まさしく自分が浪人期にやっていた勉強法であり、更に武田塾の特訓では講師がその解き方をした理由などを聞き生徒に答えてもらうことで、答えを覚えるだけではない正しい勉強ができるようなっています。このように書くと、武田塾のブログだから、という風に思われるかもしれませんが(笑)、自分が浪人期に伸びた理由を考えたときに最初に思い浮かんだのが「基礎固め」「復習のやり方」でした。この2つを念頭に、自分の勉強計画を立てたり、勉強法を見直してください。

 

最後に  

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正直にいうと、これ以上しんどい1年は無いのではないかというくらい、浪人生活はしんどかったです。ですが、それ以上に勉強はもちろんのこと、人間として大きく成長できた1年でもあり、私はこの1年が今の大学生活にも大きく影響を与えていると思います。私が高校でお世話になった先生に言われた「1年後の受験でどこに決まるにせよ、この浪人の1年間が金田の人生にとって必要な1年だったんだろうな」という言葉がずっと残っています。これは、私が第二志望の学校にあと0.489点届かず落ちた時に言われた言葉です。その時は、あとちょっと解けてれば今頃大学生だったのに…という悔しさが勝っていましたが、浪人の1年間を終えた私は「自分には絶対に必要な1年だった」と胸を張って言うことができます。それは、第一志望に合格できたからだけでなく、大学に入る前に、勉強のやり方を知り、勉強の楽しさを知ることができたからです。今回は浪人生向けの記事にはなりましたが、1年間の過ごし方や勉強法は、受験生全員に当てはまる部分が沢山あると思います。受験勉強をしていると悔しい思いや苦しい思いをすることもあると思いますが、全てがうまくいっている受験生なんてほんの一握りです。一歩一歩進んでいきましょう!みなさんと同じように、不安を抱えながら受験をした先輩の話として、みなさんの参考になれば幸いです。

 

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