こんにちは！【日本初！授業をしない武田塾】京都北大路校講師の豊田です。 京都市の高校生の皆様は日本大学にどのような印象をお持ちでしょうか？「興味はあるが実際どんな大学かわからない、どのような入試があるかわからない」など、そんな方々にむけて今回は日本大学の入試傾向〔文系〕をお話したいと思います！
日本大学の基本情報
日本大学には16学部、87学科があり、日本国内の大学の中でもトップクラスの学部、学科数を誇っています。危険管理学部という日本大学にしかない学部というもあり、自分の学びたい分野が必ず見つかります。そしてなんといってもの魅力は在学している人の多さです！全国一位の人数を誇るので様々な人と出会うことができ、自分と気が合う人と出会えること間違いなしです！！
レベル的には学部によって前後するのですが日東駒専産近甲龍のレベルです。
また、受験方法も様々で下記の通りです。
日本大学の受験方式
A方式→各学部が独自に作成・実施する試験です。様々な地域で受験会場が設置されるので、地方在住の人でも受験しやすいメリットがあります。
N方式→全学部統一した問題、試験日で実施される試験です。複数の学部・学科の併願が可能なので、1回の試験で複数の学部・学科の受験を受けられるメリットがあります。
C方式→大学入試センター試験〔現在の共通テスト〕の結果で合否判定を出す試験です。俗にいうセンター利用と呼ばれるものです。
CA方式→大学入試センター試験〔現在の共通テスト〕と学部独自の試験を組み合わせた試験です。大学入試センター試験〔現在の共通テスト〕の結果と調査票、個別学力試験の3つで合否判定を行います。
また、センター利用についてはボーダーは70％～75％（学部により異なる）となります。人気のある大学でもあり、7割は欲しいという印象です。興味がある方は共通テスト利用を利用してみるのはどうでしょうか。
日本大学 文系学部 【N方式】の入試情報
基本的にどの学部、学科にも英語、国語（漢文除く）が出題され、選択科目【政治・経済○日本史B○世界史B○地理B○数学Ⅰ（データの分析を除く）、数学Ⅱ、数学A、数学B（確率分布と統計的な推測を除く）】のなかから選択して解答します。配点は英語100国語100選択科目100の300点満点となります。しかし、学部によって配点が異なる学部があるので受験する際はしっかり調べて対策を練りましょう。
英語
試験時間は６０分であり、日東駒専産近甲龍の中では標準です。解答方式はマークシート式です。英文、文法・語彙問題ともに、標準レベルの難易度です。読解問題は、英文の要点を把握しやすいものが多く、日ごろから読解の練習を行っていれば正確に読むことが可能です。中でも文法の徹底した日ごろの学習が欠かせない問題となっており、並び替え問題なども出題されるため文法の理解も必須となります。また、熟語や語彙をそのまま問う問題も出題されるので毎日の学習から意識していきましょう。これらの点を抑えることで十分に高得点を取ることは可能です。
国語
試験時間は60分であり、英語と同様に、日東駒専産近甲龍の中では標準です。解答形式はマークシート式です。現代文2題、古文1題の計3題で構成されいて現代文では2題とも評論文となっています。基本的には内容が複雑で、抽象的な言葉や慣用表現が多いです。そういった難しい表現や慣用句に慣れるために、語彙の部分を鍛えることが大切となります。そしてさまざまな評論分に触れ文章に慣れていきましょう。また、言い換え表現、指示語の内容、理由説明の文脈などを日頃から意識して問題を解くことも大切なことです。また、漢字も出題されるので練習を怠らないようにしましょう。古文では文中に使われている基本文法を問う問題が頻出です。重要古語と古典文法は、絶対に抑えておきましょう。また、有名な作品からの出題も多く文学史も同時に抑え、出典などを抑えることで本文の理解が深まります。
日本史B（選択科目）
今回選択科目の中で選ばしていただいたのは日本史Bです。それでは、日本史Bの対策を述べていきたいと思います。まず、試験時間は60分であり、英語と国語同様に、日東駒専産近甲龍の中では標準です。解答形式はマークシート式です。難易度は標準であり、基礎的な知識を完璧にすることで高得点を取ることが可能です。また、時に難問も見られますが、何度も過去問で演習を重ね、知識の穴を埋めていくことで難問にも対処できます。そして日本大学の日本史で一番の難点が資料問題が多数出題するということです。資料を読んでみると基本知識の資料なのですが、ほとんどの受験生が資料問題を苦手としています。なので、日ごろから資料を読む、そして見たことない資料でもキーワードを読み取るということを日頃から意識してみてください。日本大学の日本史は資料をいかに克服するかで得点が変わります。
最後に
皆様、いかがだったでしょうか?日本大学は日本一の在籍人数を誇り、多種多様な学部、学科が存在し、本当に自分の学びたい分野を見つけたり、面白い人と出会いたいなどあなたのさまざまな要望をかなえてくれる大学だと思います！近畿圏内に住む皆様は関東地方の大学はあまり意識していなかったかもしれませんが、一度関西の大学だけでなく、関東の大学にも目を向けてみてはどうでしょうか。
以上、武田塾京都北大路校講師 豊田からの大学紹介ブログでした。
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