こんにちは、武田塾京都北大路校講師の小林亮太です。大変な時期ですが、皆様元気でお過ごしでしょうか。
受験勉強は身体が資本とも言えますので、体調管理をしっかりとして勉強に励みましょう!
さて今回は「英単語の覚え方」について書いていきます。
大きく分けて3つに焦点を合わせて単語学習すると非常に効率が良いです。
1.語源から覚える
2.イラストや写真を併用して覚える
3.コロケーション(連語)で覚える
ではこれから1つずつ詳しく説明していきます。
是非これらの勉強法を実践してライバルに差をつけましょう!
1.語源から覚える
英単語を「語源」から学ぶことによって芋づる式に単語を覚える事ができます。
代表例として「接頭辞」や「接尾辞」などです。
例えば、re-という接頭辞は「再び、後ろに」などといった意味を帯びています。
この接頭辞が使われている英単語は、「reborn」re-(再び)+born(生まれる)=「復活する」。
「remove」re-(後ろに)+move(動く)→取ってうしろに動かす=「取り除く」。
こんな感じでどんどん語彙を増やすことが出来ます。
初学者は「re-」や「dis-」「in-」,「ex-」「-able」などよく使われる接頭辞・接尾辞を覚えましょう。
「語源」を中心に勉強できるオススメ英単語帳は「Stock3000/4500」「英単語の語源図鑑」「語源とマンガで英単語が面白いほど覚えられる本」、少しハードですが「鉄壁」など良いと思います。
また、Googleで検索したり、「速読英単語」など一部の単語帳で基本的な接頭辞・接尾辞が載っているのでそれらを参照しても良いと思います。
基本的な語源を知っているだけでこれからの単語学習がグッと楽になるので是非覚えてみてください。
2.イラストや写真を併用して覚える
英語のみならず、ほとんどの言語において単語の意味をイメージと結び付けて勉強すると効果的だと言われています。
その為には、イラストや写真を用いた視覚的な学習が効果的です。
無味乾燥な文字では明確にイメージできない単語でも、イラストや写真があるとグッと記憶に結び付きやすくなります。
私のオススメの単語帳は「鉄壁」です。前述した通りこの単語帳は量が多く、取り組むのに少しハードルが高いのですが、語源のみならずイラストが豊富で非常に覚えやすい単語帳です。
あと受験用ではないですが「イラストだから覚えられる会話で必ず使う英単語1100」もオススメです。書店で見かけたらパラっとめくって見てみてください。
また、新しい単語帳に手を出す必要は必ずしもありません。私自身、単語帳に自分で分かりやすいようにイラストを書き込んだり、イメージしにくい英単語を画像検索していました。
例えば「choke」という単語は「~を窒息させる」という意味をもちますが、私は棒人間が相手の首を締めあげているイラストを描いたのを記憶しています。もちろん他人に見せる訳ではないので、下手で雑でも全く問題ありません。いっぱいイラストを書き込んで自分だけのオリジナル単語帳を作ってみましょう!
3.コロケーション(連語)で覚える
最後にコロケーション(連語)で英単語を学習しましょう。
連語とは、ある単語がいつも一緒に使われる語句のまとまりのことです。
具体例を見てみましょう。例えば、「want」という単語は基本的にこれ単体では使われません。
通常「want to do」といった形で使われるはずです。おそらく皆さんもこの形で覚えているはずです。
また、「薬を飲む」を英語では何と表現するでしょうか?
「drink medicine」? 日本語につられるとこう表現してしまいがちです。
でも英語では「take medicine」で表します。(medicineは不可算名詞なので冠詞は付きません)
これらを「連語」と言います。
「連語」で単語を覚えると、例えばライティングで単語の誤用を避けることが出来ますし、
リーディングやリスニングでも、次に来る単語をある程度予測できたりと非常に役に立ちます。
「連語」で単語を学べる単語帳は「システム英単語」や「チャンクで英単語」、「DUO3.0/select」などです。それらは短い例文で効率的に学習出来るのでスッと単語が頭に入ると思います。
しかし実際、どの単語帳も単語の例文は載っていると思いますので、それを見て連語を抽出するのも良いと思います。
いかがだったでしょうか? 以上の学習法で学習すれば、スルスルと英単語が覚えられます!
是非今日から勉強に取り入れて実践してみてくださいね。
武田塾京都北大路校では大学受験を控える皆様からのお悩みを伺い、 一緒に解決していく「無料受験相談」を実施しております。
各科目の勉強方法から志望校対策までお気軽にご相談下さい!