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受験生必見!英検資格が利用可能な大学入試について

こんにちは!

武田塾京都校講師のYMです

 

今回は、英検資格を使うことができる大学(近畿圏)とその有利さについてお話したいと思います。

 

英検を利用すると有利な事

まず、英検資格を持っていると有利なことには

①出願資格の条件をクリアできる。

②得点換算、加点される。

③受験が免除される。

などがあります。

 

大学受験対策としては、準2級、2級、できれば準1級以上を取得しておくのがオススメです。

英検2級を持っていると、優遇措置を受けられる大学の数がかなり増えます。

準1級を持っている場合、難関国公立大学の総合型選抜の受験資格が得られたり、国際系の大学の一般選抜で加点を受

けられたりと、さらに有利になります。

 

英検CSEスコアにも注目!

みなさんは、英検CSEスコアを知っていますか?

英検の結果は、受験級の合格・不合格と英検CSEスコアで示されます。

英検CSEスコアは、4技能(読む、聞く、書く、話す)の満点を設定し、その結果を総合スコアと技能別スコアとして

表示します。

大学によっては、英検CSEスコアを出願条件に課しているところもあります。

各技能の最低基準スコアを設けている場合と、級の合否よりも英検CSEスコアの得点を優先している場合があるので、

自分の受けたい大学がどういう基準を設定しているかしっかり確認する必要があります。

 

 

それでは、長くなりますが順に近畿圏内の英検利用可能な大学を紹介していきたいと思います。

英検利用可能な大学一覧

 大学名(入試方法)
 各級の換算方法

摂追桃神

 追手門学院大学(推薦型、一般型)

 英検準一級→100点換算

 英検二級 CSEスコア2150→85点換算

 英検二級→70点換算

 摂南大学(一般 共テ利用)

 英検準一級(CSEスコア2300)→100%換算

 英検二級(CSEスコア2125)→90%換算

 英検二級(CSEスコア1950)→80%換算

 桃山学院大学(一般)

 英検準一級→100%換算

 英検二級→80%換算

 英検準二級→70%換算

 神戸学院大学(推薦型)

 英検一級→加点50

 英検準一級→加点40

 英検二級→加点30

 英検準二級→加点20

 

産近甲龍

 京都産業大学(学部などによる)

 英検準一級→満点換算(一般 共テ 経済など)

 英検準二級CSEスコア1700→加点(推薦型 経済など)

 近畿大学(推薦型)

 英検準一級→100%換算

 英検二級CSEスコア2150→85%換算

 英検二級→70%換算

 甲南大学(一般)

 英検CSE2300→換算200

 英検CSE2140→換算180

 英検CSE1980→換算160

 英検CSE1820→換算140

 英検CSE1660→換算120

 龍谷大学(一般)

 英検CSE2300→換算100

 英検CSE2150→換算85

 英検CSE1950→換算70

 

関関同立

 関西大学

一般入試

文学部、社会安全学部、法学部、政策創造学部、経済学部、人間健康学部 の6学部では一般入試で英検を利用できます。

CSEスコア1950以上の得点を持っていると 2教科型(英語外部試験利用方式)に出願できます。

この方式には、大学の独自試験に英語が含まれないため、2級(CSEスコア1950)以上を取得している場合は

英語の個別試験対策が不要になるというメリットがあります。

 

また、外国語学部の英語+1教科選択方式でも英検を利用することができます。

この型は、英語(150点)+英語以外の1科目(100点)の個別試験を受ける型です。

出願に必須ではないが、英検を利用して出願することでCSEスコアに応じて、英語の個別試験の点数に換算してもらうことができま

す。

CSEスコア         換算後の点数(150点満点)

2300以上          120点

2540以上          135点

2630以上          150点

 

【注意】 英検利用での得点換算を受ける場合も、英語の個別試験を受ける必要があります!

HPでは、得点換算をした後、得点調整を行ったうえで、高い方の点数を採用すると明記されています。

共通テスト利用入試(前期日程)

文学部の共通テスト利用入試で英検を利用できます。

英語外部試験重視方式2科目型という型に出願できます。

この型では、英検のCSEスコアが共通テストの英語の点数に換算されます。

 

CSEスコア       共通テスト英語の換算得点(200点満点)

1950以上        160点

2125以上        180点

2300以上        200点

共通テスト利用入試(後期)

システム理工学部の共通テスト利用入試の後期日程に利用できます。

 

 

☆関西大学は、関関同立の中で最も英検利用がしやすいです!

一般入試の英検利用は二級合格以上で出願資格を得られます。

2級合格相当のCSEスコアを取得していれば、それ以上のスコアを持っていても差がつきません。

 

 

 

 関西学院大学

(関西学院大学の英検利用は、いつ取得したものでも出願できます)

 共通テスト利用は7科目型、5科目型、3科目型、英語資格・検定試験利用型の4つの型から1つ選んで出願することができます。

共通テスト利用入試(前期)

文系学部は3科目、理系学部は5科目で英語資格・検定試験利用型という型があります。

受験した級とスコアに応じて出願資格を得ることができます。

 

級               出願に必要なCSEスコア
2級 1950
準1級 1980
1級 2304

 

2級に合格すれば出願資格を得ることができるので、それ以上の級やスコアを取得するメリットはありません。

 

 

 

同志社大学

 同志社大学は2024年度時点で、一般入試および共通テスト利用入試での英検利用は受け付けていません。

 

 

立命館大学

(立命館大学の英検利用はいつ取得したものでも出願できます)

共通テスト利用入試(前期)

全ての学部の共通テスト利用方式にて、特別措置という形で英検を利用できます。

特別措置とは簡単に言うと、準1級を取得していれば共通テストの英語で満点換算をしてもらうことができるというものです。

立命館大学の共通テスト利用は選考時期、学部・学科・学域・専攻・コース、科目・教科型の組み合わせが違えば、制限なく併願す

ることができます。

そのため、準1級を取得している場合、共通テスト利用の型において極めて有利になります。

ISSE方式(情報理工学部)

情報理工学部の情報理工学科、Information Systems Scienceand Engineering Courseという定員5名のコースの受験方式です。

面接+共通テスト(英語・数学1A2B)の点数で合否が決まります。

このISSE方式の共通テスト英語にも全く同じ「特別処置」を利用することができます。

IR方式(国際関係学部)

独自試験の英語(200点)と英検による換算得点(100点)の合計300点満点の試験です。

級              換算得点
2級 80点
準1級および1級 100点

 

国際関係学部を志望している方は準1級の取得をおすすめします。

それ以外の学部を志望している方も準1級の取得を目指しましょう。

立命館大学は関関同立の他の3大学と比べて準1級を取得するメリットが高いです。

2級を取得するメリットが薄いので、準1級を取るつもりで対策を始めましょう。

 

英検について

英検の対策は、自分が目指すCSEスコアに対して、上げやすい分野から復習することがコツです。

英検対策の勉強をするため、「発音」「スペル」などに普段以上の注意を向けましょう。

 

基本的に英検は、一度取得すると一生有効な資格です。ですが、大学側が独自に有効期限を定めている場合があるの 

で、注意して調べる必要があります。

以上、受験で有利になるのは二級以上の資格になります。

英検二級は大学受験で約200程度の大学において英語試験免除もしくは英語試験への加点の条件を英検利用を通して

得ることが可能です。 また、英検準一級、一級で受験を優遇・免除する難関大学もあるようです。

 

まとめ

英検を利用して受験する時の注意点は

 英語外部試験の扱いはチェックしよう

 英検の取得時期や登録情報に注意しよう

 倍率をチェックしよう

です!

英検1級での優遇は理想!まずは準1級or2級の取得から。

英検一級を取得出来れば多くの大学で優遇があります。しかし、その取得は容易なものではない為、まずは準一級、

二級から取得していきましょう!

 

今回のブログは以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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