英語の受験勉強　大学別傾向と対策　大阪大学編！！｜武田塾京橋校

こんにちは！
武田塾京橋校です！！

今日は大阪大学の英語についてお話しをしたいと思います。

３種類の英語の対策！

３種類ってどういうこと？って思われるかもしれませんが、志望学部によって対策の方法が違ってくるんですね。
分類の仕方としては①外国語学部②文学部③その他の学部という風になります。
因みにこの３つは共通な箇所もありますが、出題問題も違うし、制限時間も違います。
以下で詳しく見ていきたいと思います！

大問構成

①英文和訳
②長文読解
③自由英作文
④和文英訳
⑤リスニング(外国語学部のみ)

①英文和訳、③自由英作文は全学部共通
②長文、④和文英訳は学部ごとに違う
※出題形式は文章が違うものもありますが、基本的には同じです。

試験時間

外国語学部　　　120分
文学部　　　　　105分
その他の学部　　 90分

①英文和訳

難易度は年度にもよりますが、2020年は特に難しかったようです。
難解な点として挙げられるのが２つあります。
１点目が下線が長いので「正確に構文を取る」必要があることが挙げられます。
周辺情報(文脈)がないので大変だったと思います。
上手く日本語にまとめてシンプルでスッキリした文章にすることが結構大変だったのではないでしょうか。
２点目は「節がどこからどこまでか判断する」必要があります。
なので、分かっている人と分かっていない人とで解答の綺麗さに大きな差が出てしまいます。

②長文読解

外国語学部はその他の学部よりはるかに難しいです。
文の長さ、レベル、設問が全部違います。
特に説明問題の解き方を対策しておくべきでしょう。

③自由英作文

2020年のテーマはキャッシュレスについてでした。
比較的よく聞くテーマで書き易かったのではないでしょうか。
スタンダードな演習を積めば十分書ける内容だったと思います。

④和文英訳

日本語としても難しかったですし、テーマも難しかったという印象があります。
特に外国語学部については他の学部よりも難しかったです。
例えば「思考は動かすことが必要」とはどんな意味なのか？
予備校でも解釈がわかれていたようです！！
周辺情報(文脈)もそれ程なかったのでいくつか解釈ができる問題でした。
どれでもよかったのか？1つの答えがあったのか？どこで判断すればよかったのか？
間違っているリスクを背負って覚悟して解答する問題でした。

⑤リスニング

リスニングは外国語学部のみとなります。
解答時間は25分で、文章自体の難易度はそんなに高くはありませんでした。
ただ、このリスニングの最大の特徴は日本語で解答する記述式であるということです。
対策としては記述能力や言われていることをきちんと変換する能力が問われるため、過去問のやり込みと時間無制限で何を書くか方針を立てることが必要となります。