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英語おすすめの参考書!「大岩の一番はじめの英文法 超基礎文法編」の特徴や使い方を紹介!

「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」はどんな参考書?

本書の目的は、受験に必要な英文法の基礎を固めることです。

「受験においては何よりも基礎が大事」という言葉を聞いたことのある受験生は多いのではないかと思います。あまりにもたくさん聞いたことがあるために「そんなの知ってる!」と反発を覚える方すら、いらっしゃるかもしれません。
しかしこの「基礎が大事」という言葉は、受験の最後の最後まで付きまとうことになります。たくさん勉強して志望校の過去問を解くようになっても、そこには驚くほどたくさんの「基礎問題」があることに気づきます。そして案外そういう「基礎問題」ほど、多く間違えてしまうものなのです。

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英語という科目においては、その傾向はより顕著であると言えるでしょう。受験の最初の段階でどれだけきちんと「基礎」を固められるかが、本番の結果を左右します。それも単なる知識の暗記にとどまらず、そこに各英文法分野への正しい「理解」が伴っているかどうかが、決定的に重要になってきます。

本書では、講義している大岩先生がまるで実際に目の前にいるかのような、臨場感のある語り口を通じて、英文法を文字通り「いちばんはじめ」のところから、詳しく学んでいくことができます。参考書に対する苦手意識がある受験生は、試しに本書の最初のあたりを読んでみてください。参考書と英文法の両方に対する苦手意識を、払拭することができるのではないかと思います。

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「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の特徴

ここからはこの参考書の優れたポイントについて紹介します。

受験の最初から最後まで使える網羅性

 本書の表紙には「中学レベルからの英文法!」という文言があります。その通りなのですが、しかしそれは本書の解説のすべてが中学レベルであるということを意味するわけではありません。あくまでも中学レベル「から」というだけで、本書の解説にはとても高度な内容も含まれています。今後、文法や解釈、そして長文の参考書でつまづいた時に本書に戻ることで「なんだ、大岩に書いてあったのか」と思えるケースが、必ず出てきます。

 最初の段階から、本書の可能性を最大限引き出すことは難しいかもしれません。なぜなら、本書で習得する文法事項が今後どのように役立つのかを、事前に知ることは難しいからです。しかし確実に言えることは、本書で習得する文法事項は、今後の英語学習において必ず役に立つ、確固たる土台になるということです。
本書の中身をどれだけ丁寧に吸収するかが、今後の英語学習の効率を決定すると言っても、決して過言ではないでしょう。そのくらいの強い意識をもって、本書に取り組んでもらえればと思います。そして一通り内容を終えた後も、しばらくは本書を机の片隅に置いて、英文法についての知識や理解の確認に用いてもらえればと思います。

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クセのない王道な解説

 英文法の参考書は玉石混交です。書店の英文法コーナーに行けば、その種類のあまりの多さに驚いてしまうと思います。そして英文法は参考書によって、その教え方が大きく異なっている場合が多いです。先生独自の「色」「個性」「クセ」が、どうしても反映されてしまいます。もちろん、それ自体が悪いというわけではありません。
しかし、英文法を基礎から学びたいと思っている受験生にとって必要なのは、そういう「クセの強さ」を極力そぎ落とした「王道」の、分かりやすい解説ではないでしょうか。本書はまさにそのニーズを満たしています。本書を読んで「クセが強いな」と思うことはありえません。英文法が苦手な人に配慮された優しい言葉遣いと、必要十分な量の解説を有する本書は、ほとんどすべての受験生にオススメすることができる参考書です。一度騙されたと思って、本書を読み進めてみてください。英文法に対するハードルが良い意味で下がり、最後までグイグイ読み進めていけると思います。

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「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の使い方

①文法の「理解」に重点を置いて、各講義をしっかりと読み込む

 本書に取り組む上で最も意識するべきことは、書かれてある内容を「理解」することです。もちろんたんなる知識として覚えるべき箇所もありますが、それより何より大事なのが「理解」です。
たとえば、「自動詞と他動詞の違いは?」や「分詞構文をつくるにはどうすれば良い?」などの各講義の中心テーマを、自力で解説できるようになることが最終的な目標です。
各分野の知識を細切れ的に、バラバラに覚えていくというよりは、著者である大岩先生と同じくらい詳しく、各分野のエッセンスを解説できるようになるまで何度も何度も、本書の解説を読み返すようにしましょう。

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②各講義の「理解」を基にCHECK問題を解く

 各講義の終わりには「CHECK問題」と題された文法問題が収録されています。各講義で得た文法の「理解」を基にして、問題に挑みましょう。その際、それぞれの問題に正解することができたかどうかは、さほど重要ではありません。正解の根拠をしっかりと説明できるようになることが大切です。
問題には正解したけれど、その根拠の説明ができないという状態ならば、講義部分の読み込みがまだまだ足りていないということです。完璧に根拠が説明できるようになるまで繰り返し繰り返し、挑戦してもらいたいと思います。

以上、「大岩のいちばんはじめの英文法」についての紹介でした。

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参考動画

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いかがだったでしょうか。
今後他の参考書についても詳しく紹介をしていくので、是非ご覧になってみてください!

 

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