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朝から勉強するメリットと習慣を作るポイントを徹底解説!

こんにちは。武田塾熊本水前寺校です。

4月になり、学年が上がったことで受験のことを意識し始めた人も多いのではないでしょうか?

受験生になるとよく言われるのが、「朝型の生活を心掛けなさい」ということです。

実際に私も現役生の時に耳にタコができるぐらい言われました。

しかし、「なぜ朝から勉強するのがいいのか分からない」と思っている人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、そんな人に向けて朝から勉強するメリットと習慣を作るポイントについて解説します。

朝から勉強するメリット

まずは、朝から勉強するメリットについてお話しします。

集中力が高まる

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朝は1日の中で最も頭が働く時間です。

人間は寝ている間に記憶を整理するので、起床後の朝は脳がクリアな状態になっており、睡眠で体の疲れも取れているので勉強に集中できます。

朝にはメールやSNSの通知も少なくなるので、スマホに気を取られることも少ないです。

そして、朝は工事やテレビなどの生活音も他の時間帯より少ないので比較的集中しやすい時間だということができます。

また、朝から勉強することで期待できるのが「締め切り効果」です。

「締め切り効果」とは、締め切り直前に集中力が上がることを指します。

皆さんの中にも夏休みの宿題を最終日に一気に仕上げたことがある人がいるのではないでしょうか?

朝は他の時間帯よりもその後にすべきことがある場合が多いので無制限に勉強することはできません。

なので、夏休みの最終日や締め切り直前のような感覚を持って勉強に集中して取り組む事ができます。

スキマ時間を活用できるようになる

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朝の短い時間を活用できるようになると、スキマ時間を上手く活用できるようになります。

部活動生や学校の課題が多い人は受験勉強を進めるためにスキマ時間の活用は避けては通れません。

しかし、いざスキマ時間に勉強してみようとしてもその時間をどう使ったらいいか分からなくなり結局時間を無駄にしてしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか?

朝勉強する習慣をつけておくと、この時間ではこれができるといった時間感覚や、勉強を効率的に進める方法が身につくので、スキマ時間を最大限有効活用することができます。

朝から勉強する習慣の作り方

朝から勉強することのメリットはかなり大きいです。

しかし、いざやってみようとすると「やり方がわからない」「続けられない」という問題にぶつかる人も多いと思います。

次は、そんな人のために朝から勉強することを習慣にするポイントを解説していきます。

早寝早起きの習慣を作る

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当たり前ですが、朝から勉強する習慣を作るためには、早寝早起きの習慣が必須です。

しかし、できるだけ早く寝てできるだけ早く起きるというような方法はおすすめできません。

「夜〇時に寝て朝〇時に起きる」といった就寝時間と起床時間を固定するようにしましょう。

では、この時間はどのように設定すればいいでしょうか?

起床時間は朝6時より前に設定することをおすすめします。

大学入試や共通テストは、受験科目や文系・理系によって異なる場合もありますが朝9時から始まる試験がほとんどです。

そして、脳の働きが活発になる時間は起床の3時間後からだといわれています。

このことから分かるように受験当日は朝6時には起きていなければいけません。

受験生は受験当日の生活リズムに早いうちに慣れておくことで、緊張を押さえられたり、当日のトラブルを防ぐことができます。

就寝時間については起床時間から逆算して睡眠時間が6時間以上になるように設定してください。

個人差はありますが、人は睡眠時間が6時間を切ると作業効率が下がるといわれています。

また、睡眠不足になると免疫機能が低下し、体調を崩しやすくなってしまうので気を付けて下さい。

6時間寝ても日中眠くなったり体がだるいと感じる場合には睡眠時間を延ばすようにしましょう。

起きてすぐ朝日を浴びる

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朝勉強しようとしても寝ぼけた状態で勉強に手が回らないという人も多いのではないでしょうか?

寝ぼけた状態で勉強しても集中できず効率は下がってしまいます。

まずは目を覚ますことから始めましょう。

おすすめの方法は朝日を浴びることです。

朝日を浴びると脳はセロトニンという物質を出します。

セロトニンには脳を活性化させる効果があるので、目を覚ますにはうってつけです。

また、朝日を浴びることによって、概日リズムを整えることができます。

概日リズムとは24時間周期の体内時計のリズムのことです。

体に「この時間に起きる」という感覚を叩き込むことができるので、早寝早起きを習慣化することに苦戦している人にもおすすめです。

勉強する場所を決める

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勉強する場所を決めることによって、「その場所が勉強する場所」という条件反射を作ることができます。

ここで気を付けてほしいのが、他のことをする場所と分けるということです。

例えば、ベッドを勉強する場所としてしまうと、そこは寝る場所だと体に条件反射が刻み込まれているので、そのまま寝てしまうかもしれません。

勉強する場所はできるだけ他の行動をする場所と被らないようにしましょう。

また、勉強する場所には勉強で使うもの以外は置かないようにしてください。

勉強机にゲームがあって息抜きで始めたら止まらなくなったという経験をしたことはありませんか?

勉強にしっかり集中するためには、勉強以外の誘惑がない環境を作ることも大切です。

勉強だけをする場所」という条件反射を作れるように気をつけましょう。

勉強することを決める

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朝起きて勉強することを決めていなければ、まず勉強することを決めることから始めなければならなくなります。

朝の時間は限られているので、勉強することを考える時間を朝に作るのは避けたいです。

全ての時間を有効に活用するためにも朝から勉強することは事前に決めておくようにしましょう。

おすすめは数学や物理などの理系科目です。

朝は脳が最も働く時間なのでひらめきや思考力が必要とされる理系科目は効率的に進めることができます。

始めに簡単な計算問題などでウォーミングアップをしてから難易度の高い問題に取り組むとこの効果がかなり実感できるのでぜひ試してみて下さい。

数学のいらない文系の人は、集中力が必要とされる英語や国語の長文に取り組むようにしましょう。

注意点

これまでは朝から勉強するメリットと習慣の作り方について解説してきましたが、次は朝から勉強する上での注意点についてお話しします。

朝食を抜かない

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朝食は1日の中で最も重要な食事です。

朝食を抜いてしまうと、その日1日のエネルギー消費が抑制されるので、頭が回らなくなったり、実力が発揮できなくなってしまう可能性があります。

どんなに忙しくても朝食は必ず取るようにしましょう。

朝食には卵かけごはんがおすすめです。

卵かけごはんでは、たんぱく質・糖質・脂質の三大栄養素をバランスよくとることができ、集中力を持続させるビタミンB2をとることもできます。

何を食べるか迷った時には卵かけごはんを試してみて下さい。

無理をしない

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朝から勉強することにはかなり大きなメリットがありますが、無理をして朝から勉強して体調を崩してしまうと元も子もありません。

また、最初から朝から勉強することが難しいということもあると思います。

そんな場合には、まず早寝早起きを習慣化できるように頑張りましょう。

早寝早起きが習慣になったら次は朝日を浴びることを習慣にしてください。

こうやって段階を踏んで習慣にしていくことによって、朝から勉強するということに対する気持ちのハードルが下がるので、取り組みやすくなります。

小さい事からコツコツ始めていきましょう。

まとめ

今回は朝から勉強する習慣を作るポイントを中心にお話ししました。

受験生にとって、「朝型になる」ということは避けては通れません。

どんなに朝が苦手でも試験開始時刻は変わりません。

受験勉強の一歩目として朝から勉強するということを目標に頑張ってください。

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