こんにちは!! 合格最速最短武田塾熊本水前寺校です!!
今回は、国語、特に「現代文はどのようにしたら点が取れるか」について解説します。
確かに、現代文は他の科目のようにわかりやすく答えが示されるわけでは無く、中高生からすると対策が取りづらい科目かもしれません。
しかし、実際にはやるべきことは明確に多くあります。
どうしたら現代文ができるようになるか、今回はこれについて参考書の紹介を含めて基本的な内容をお送りします。
現代文の点数の取り方
言葉を知る
何はともあれ、現代文は「現代の言葉」により構成されています。
すなわち、言葉を知らなければ文章の意味はわかりません。
日本語が全く理解できなければ、点が取れるはずもありません。
「意味」もわからないまま、ただただ読むだけの状態に陥る中高生は多くいます。
英語を学ぶ上で英単語を勉強するのと同じことです。
現代文を読む上では、まずは言葉について勉強しましょう。
これを「語彙力」といいます。
実際の入試でも語彙に纏わる問題はセンター試験でも、二次試験でも出題がされます。
言葉を知るうえでおススメの参考書がコチラです。
入試 漢字マスター1800+
そうです。
漢字です。
「当たり前?」
「それで点数が取れる?」
色んな声が聞こえてきそうですが、漢字は大事です。
読み書きできることも重要なのですが「意味」を知ることが読解力を向上させるためには必要です。
普段何気なく目にする漢字、現代文などの固い文章で用いられる漢字、入試で問われる漢字が勢ぞろいです。
テレビのクイズ番組によく東大生が出ていますが、漢字の問題は即答しますよね。
彼らは語彙の重要性を理解しています。
コチラの参考書は全ての漢字に「意味」が振られています。
なんとなく知っている漢字でも改めて意味を確認してみて下さい。
実際に確認してみると、いかに自分が適当に言葉を使っていたかがわかります。
現代文を正しく理解するには言葉の意味を正しく理解する必要があります。
ことばはちからダ! 現代文キーワード
こちらの参考書は現代文で問われるキーワード=カギとなる言葉、に特化した参考書です。
現代文を読んでいてわからなくなるのはそれが「抽象的」であることが理由であることが多いです。
「抽象的」とは広いくくり、共通点で物事を捉え、実際の有様とは離れてしまっていることを表します。
なんだかわかりづらいことは抽象的であることが多いです。
しかし、現代文においては抽象的な表現は多く、抽象的なテーマについてしばしば言及がされます。
そのため、このような抽象的な概念や、表現についての「理解」「予備知識」が大事になります。
要は、もともと知らないことについてはわかりにくいに決まっているので、先によく問われることについては勉強しておこう、という趣旨の参考書です。
かなり薄めの参考書ではあるのですが、実際に理解しようとするとなかなかの重さがあります。
このような薄い参考書だからこそ、精読ししっかりと意味を理解しようとすることが大事でしょう。
論理を知る
現代文を読むうえで、切っても切れないのが論理です。
高校生になると一度はだれかがこんな発言をしているのを聞いたことがあるかと思います。
「高校の勉強なんて大人になったら使わないし~」
確かに使わない知識は多くありますが、知識は教養となります。
また、現代文だけでなく他の科目でも共通して重要な項目である「論理」は、大人になっても使います。
論理的でない言葉は、ビジネス上で嫌われます。
もしくは、「馬鹿だな」と思われます。
物事を理解する上で本当に大事な力ですので、これは絶対に習得すべき力です。
勿論、感情的な言葉や振る舞いも時には有効ですし、魅力的なこともしばしばあるのですが、常に感情的なままでは相手にされなくなるケースが多いです。
また、当たり前に企業などでは論理的な判断のもとに行動を求められるので、論理の勉強はしておきましょう。
そのために有用な参考書がコチラです。
田村のやさしく語る現代文
こちらの参考書では、現代文を読み解く上で重要な考えである「客観性」や「論点」についてまず解説があります。
読み方のルールともいうべきことなので、じっくり精読してください。
また、それに続いて、指示語や接続語についても詳しく書かれているので第一部で解説されることを自分の武器に出来るレベルにまで読み込み、色々な文章で学んだ読み方で読むように目線を鍛えましょう。
参考書に掲載されている練習問題は難易度が高いのですぐに理解は難しいのですが、意識としては「読み方を学ぶ」で問題ありません。
読み方が確立されると徐々に現代文の正答率も上がってくるので読むことが楽しくなりますよ!
これが終わったら後にやって欲しい参考書が
入試現代文へのアクセス 基本編
こちらは例題で「対比」「具体例とそのまとめの関係」「言い換え」についてとても分かりやすく解説がなされています。
現代文の論の進め方について意識を向けることで、著者の論点についてクリアに見ていくことができるようになります。
現代文は読み方と知識が備われば基本的に理解することができます。
文系の二次試験ともなると、ここから自分で表現する力も問われることが多いのですが、自分なりの理解を表現するのではなく、筆者の主張を基にして表現することが殆どの大学で出題される問題形式に合致します。
主張を正確に把握するためには、このように読み方のトレーニングが必須です。
この参考書に載っている知識はしっかりと合格点を取るために必要な知識です。
現代文が苦手だ…という方は是非1度目を通し、丁寧に取り組んでみるとよいと思います。
まとめ
現代文で必要な力
①理解するための予備知識=漢字や語句
②論理的に文章を読む力=正しく読むための読み方
このようにまとめることができます。
自分に足りない力は何なのか、それに気が付くことも実は大切な勉強です。
捉えどころのない現代文のイメージですが、実はやることは非常にシンプルで対策も取りやすいものであります。
突き詰めていくと、様々な物事に対して日頃からどれほど問題意識を持っているかを問われる科目でもあります。
特段勉強をしていないのに現代文ができるという人はザラに存在します。
そのような人は、普段から言葉の意味に敏感で、抽象的なことに対しても問題意識をもち、それがどういうことか理解しようとしています。
何も考えず、ただ文字を追うだけの日々が続くと、高校の現代文で躓きますし、大人になっても物事を正しく理解する能力が低くなりますね。
受験だけでなく、将来にわたって一番有用な科目は現代文だと個人的には考えています。
よくコミュニケーション能力が大切だと囁かれますが、コミュニケーションの基本は言葉です。
正しく理解し、正しく発信することがコミュニケーションの基本です。
こう考えると、実は勉強をする意義が見えてくるのではないでしょうか?
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今回の記事で触れた国語の勉強法だけでなく、すべての科目や分野に対してアドバイス可能です。
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自分では難しいという方が必要なだけ利用するのがあるべき姿です。
受験相談だけで独学でやる人間もいれば、武田塾で頑張る人間もいたりと様々です。
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