こんにちは、小牧駅から徒歩3分の大学受験予備校の武田塾小牧校です。
新課程の地歴・公民での受験が来年度から始まります。
2025年度の入試です。
共通テストでは必須で必要ではありますが、個別入試では一部の大学では「探求のみ」か「探求と総合の両方」を発表をしています。
目次
1 個別入試で「総合と探求」の両方から出題する大学
名古屋大学 大学の発表
個別入試は地理・日本史・世界史は探求と歴史総合からの出題
国公立大学では共通テストが必須となるので2次試験で出題をされたとしても勉強する範囲は変わりません。
新課程では暗記力よりも思考力を優先した内容になるので記述問題のことを考えて共通テストの勉強もしておく必要があります。
南山大学 愛知大学 愛知学院大学 名古屋学院 名古屋学芸大学 名古屋文理大学
個別入試の勉強では総合と探求の両方を勉強しましょう。
2 個別入試で「探求のみ」で出題をする大学
名城大学 大学の発表
個別入試では「探求」からの出題です。
名城大学しか考えていないという人は地理歴史の探求分野だけ勉強をしましょう。
特に歴史選択者は日本史世界史の両分野になる歴史総合が無くなるので楽だと思います。
3 総合的には新課程での日本史世界史は負担増
日本史選択者は世界史、世界史選択者は日本史を受験時にしなければいけない
今までは日本史Aと日本史Bと世界史Aと世界史Bと完全に分かれていました。
特に受験んでは日本史Bと世界史Bを使うことがほとんで二つの科目は明確に別物でした。
新課程からは歴史総合の中に日本史世界史両方の分野が含まれることになります。
今までが別であったから今年度に志望校を決めきれずに浪人をした場合は注意しましょう。
歴史総合の負担は近現代史以降
勉強をする範囲は探求よりもすくなくなっています。
今でも現代に近い歴史は授業で扱う時期が遅すぎて難関大学に合格する受験生は自分か塾の先取り学習で勉強をしているので、結局は自分ですることになると思います。
4 歴史総合と地理総合の対策
センター試験から共通テストに変わった時と同様に対策は勉強内容の一般化が重要
範囲内の勉強をするのは当然として、問題に関しては実際に出題されるまではわかりません。
共通テストに変わるときは暗記系計算系から思考力や文章を読む処理能力を求める問題に変わると言われていました。
しかし記述問題や難しいレベルまで勉強をしている層からすると共通テストレベルでそこまで苦労はしませんでした。
ちゃんと文章を読んで、問題を読んで答えを出すという解き方をしている場合はセンター形式でも共通テスト形式でもすることは変わりませんでした。
今回も同様です。
歴史総合や地理総合の範囲を丸覚えではなく原因から結果までの流れをくみ取って勉強をしていれば十分問題は解けるはずです。
探求分野よりも難しいことはないので範囲内をくまなく読んでおくことが重要
難易度は探求よりも難しくなることはないでしょう。
つまり内容を理解して見落としをしていなければ十分に点数が狙える科目です。
範囲も探求よりも広くないので、読み飛ばしなく理解しながら読んで、演習を繰り返せば大丈夫です。
9割以上を取れる人と取れない人の差は読み飛ばしをしない、問題を一般化して理解しているなどそのような差です。
ミスをしないために丁寧に目の前の情報を読んで処理できれば十分点数を確保することができます。
5 出願の選択肢を増やすには総合・探求は必須
出願先が決まっていなければ両方出来た方がお得
総合・探求の両方に対応出来ている方が受験できる学部学科は増えます。
高校2年生のうちから探求の勉強を進めておいて、高3の2学期に総合の勉強も増やしていくのが無難です。
志望校と志望学科が決まっているのであればそれに合わせて勉強をする
決まっている人は出願条件に合わせて勉強をしましょう。
まだ決まっていない人は決めるために動き出しましょう。
大学のホームページを見てどこに行きたいのかを決めていきましょう。
どっちかわからないで勉強が止まることが一番の無駄です
決まっていないから勉強をしないという選択肢はやめましょう。
やっておいて進路が決まったらいらなくなったという場合が一番安全です。
必要となるのに全くしていなかったが一番危険です。
総合も出るかもしれないで受験勉強を割り切って進めるようになりましょう。
まとめ
高校のカリキュラムや共通テストの科目や制度が変わることは過去に何度もありました。
今回の総合のように範囲が変わる場合があっても、難易度が難しいわけではないので教科書を中心に勉強がをして理解をして問題演習をすれば共通テストレベルであれば解けるようになります。
個別入試であっても総合と探求では探求の方が難易度は高いです。
総合に振り回されて苦しむよりも探求で困ることが圧倒的に多くなることは分かり切っています。
総合がいるかどうかの段階で他の科目の勉強で困るようなペースで受験勉強を進めないことが一番の安全柵です。
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