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次年次から実施!大学入学共通テストの概略

2019/8/30加筆修正

みなさんこんにちは!武田塾小牧校講師のOです。

今日のテーマは大学入試センター試験の後釜として導入される『大学入学共通テスト』です。まずは、今の高校3年生まで対象となるセンター試験について復習していきましょう。

 

大学入試センター試験の歴史

模試

「大学入試センター試験」という名では1990年の1月から試験が導入されましたが、それまでは(1979年~1989年)は大学共通第1次学力試験(通称共通1次試験)が行われていました。

センター試験の特徴とは、全問マーク式(選択式)の問題です。

今年度のセンター試験は2020年1月18日(土)・19日(日)で、出願期間は2019年9月30日(月)から10月10日(木)(消印有効)です。

学校で一括で出願をしてもらえると大変楽ですが、そうではない場合は気を付けてくださいね。

センター試験当日の注意は試験日の直前にお話することとして、『大学入学共通テスト』の話をしていきたいと思います。

 

大学入学共通テストで何が変わるのか

そもそもこの共通テストの目的は何でしょうか。センター試験と共通テストの概要の違いを見ていこうと思います。

 

センター試験

大学入試センター試験は、大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的としています。

各大学が、それぞれの判断と創意工夫に基づき適切に用いることにより、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定することに資するものです。

 

共通テスト

 大学入学希望者を対象に、高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握することを目的とする。このため、各教科・科目の特質に応じ、知識・技能を十分有しているかの評価も行いつつ、思考力・判断力・表現力を中心に評価を行うものとする。

 

としています。明確な違いは『思考力・判断力・表現力』を中心とするということで、これが主たるキーワードです。
共通テストに変わることで、今まで選択式の問題のみが出題されていましたが、記述問題も出題されるようになります。

いわゆる、問題の”考え方”(解答までの過程)を見られるようになるということです。

全科目記述問題が出題されるの!?と思ったそこの皆さん、安心してください。国語と数学だけです。それぞれ小問3問を出題するとのことです。
→7月12日:初年度の数学の記述式は数式のみを答えさせる方針となりました。

 

記述問題は誰が採点するのか?

7月4日に「共通テストの採点にバイト大学生を認める方針」というニュースがありました。

大学入試センターは採点を民間に委託し、大学入試センターで行うと発表をしています。

20日以内に50万人分の記述問題の採点を行わなければならず、採点者の確保が必要なため、大学院生や教員の退職者だけでなく、アルバイトの大学生も想定していることが文部科学省への取材でわかったそうです。

 

 

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