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国語の勉強でやるべきこと、やってほしいこと【大学受験】

今回は現代文編!

皆さんこんにちは。武田塾北浦和校です。

受験勉強というのは「時間を費やして成果を得るもの」というイメージではないでしょうか。

例えば英単語の勉強であれば、1回で覚えられなかったものでも3回目では覚えられたといったことです(完璧に覚えた!となるには後日何度も復習することが大事ですが……)。

英単語の勉強も決して楽なものではありませんが、「もう覚えられた!」という形で成果が実感できる点においては、受験生の皆さんにとって「やるべきこと」がはっきりしているものでもあると言えるでしょう。

ところが国語という教科はそうはいかない……。

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まず、試験当日になるまで文章が分かりません。

例えばこれが日本史なら、「初代内閣総理大臣を聞かれたら伊藤博文と答える」といったように予め質問を想定し、勉強を進めることができます。したがって「今やっていることが出るかもしれない」という勉強の進め方になるわけです。

ところが国語は「なにがでるかわからない」ゆえ「今やっていることと結果の結びつき」が分かりにくい。

よって、「国語って何やればいいんですか?」ということになるのではないでしょうか。ここまで読んでくれた皆さんはどうでしょう?

そこで今回は現代文にフォーカスして勉強法をご紹介します!!

まず、現代文に取り組む際に持っていてほしい「武器」

ここでいう「武器」というのは知識と言い換えることができるでしょう。

例えば、英語の長文を読むのにアルファベット、単語、文法といったような知識が前提にないと、元も子もありませんよね。

国語となると、日ごろ使っている言語だからか途端に軽視されがちですがやはり語彙力は必要です。

わたしたちがものを読むときって実は3つの要素が必要であると考えています。例をとりあげてみましょう。

「林檎」と読んだら、何をいっているのか分かりますよね?ここでなぜこの「林檎」という言葉が理解できるのかちょっと分析してみると……

①文字が読めること

②言葉の意味を知っていること

③頭の中にイメージできること

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(頭の中にこれが浮かんでいるはず……)

もうひとつ例を挙げてみましょう。

「吝嗇」ならどうでしょう。

①読める②意味を知っている③イメージできるという要素を満たしていないとわかりませんよね。ちなみに誰でも知っている言葉に言い換えることができるのでぜひ調べてみてください。

現代文を読み進めていてわからない言葉があると、どうしても集中力って下がってしまうものなんです。ヒンディー語を知らない人が字幕も吹き替えもないインド映画を集中して観られないのと同じです。

集中力が下がってくると、文章理解もしにくくなり、誤答が増える……という事態が起きているのではないでしょうか。

したがって語彙力はあればあるほど有利と言えるでしょう。

いよいよ勉強法!

では、実際に取り組んでみてほしい勉強法を紹介します。

語彙力について

現代文によく出るキーワードを説明してくれる単語帳のようなものを毎日分量を決めて読む。これが理想です。ですが参考書もタダじゃないし、読む時間を作れるかどうか……という不安を感じるのも分かります。

読書

であるならまずは「解いた文章に出てきた分からない言葉や文」をほったらかしにしないことから始めてみましょう。新しく何かを買ってもらう必要がこの段階ではないですし、答え合わせのときにひと手間加えるだけですから時間の負担も大きくはないでしょう。

先ほども書きましたが現代文になると復習が軽視されます。同じ文章が出る可能性が極めて低いからでしょうか。語彙力は皆さんの読解の手助けをしてくれます。せっかく出会った言葉なら自分の知ってる言葉にしましょう。

文章題の扱い方

まず、解く段階ですが後から分かりやすくするために答えを選んだ時の根拠となる文に線を引いておきましょう。

そして答え合わせの際、合っていたか間違えてしまったかを問わず、全ての問いで自分の根拠と解説が一致しているかどうか確かめてみてください。合っていたものでも根拠がずれていれば文章を完璧に読み取れたことにはなりませんからね。

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ここで、注意!解いた時の自分の感覚を忘れないためにも解いたらすぐ答え合わせしてください!

つまり、「なぜその答えになるのか」ということにこだわってほしいのです。

結果だけにこだわるのは入試本番だけでいい!勉強の段階では理由・過程にこだわってみてください。そのように考える習慣を身につければ、どんな文章が出題されても理解できる人間になっていることでしょう!!

勉強のペース

最も多く取り組む量として「1日1題」です。これより多くなると英単語のような「費やした時間に比例して覚えられるものが増える」分野の勉強に悪影響です。現代文の勉強とは「やればやるほど」ではなく「一題に向き合ったか」のほうが重要です。

かといってやらなさすぎも困りますので最低でも「2日に1題」のペースは守りたいところです。語彙力を増やすにはそれなりに「出会い」が必要ですし、根拠を立てて答えるという力も訓練をしないと身につきません。

おわりに

武田塾は勉強法にとてもこだわっている塾です。参考書の扱い方や進めるペースなど、ご紹介できるものはたくさんあります!!

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