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【正誤問題の文法ポイント】視野を広く持つ必要のあるポイント!!

【正誤問題の文法ポイント】
視野を広く持つ必要のあるポイント!!

こんにちは!武田塾北千住校です!

今回は、前回・前々回に引き続き「正誤問題で出題されやすい文法ポイント」について見ていきたいと思います!

※前回、前々回の記事
【英語勉強法・試験対策】正誤問題のポイント!!!
【正誤問題の文法ポイント】下線部が解答の根拠になるポイント!!

前回の「下線部が解答の根拠になるポイント」に続いて、視野を広く持って解く必要のある文法ポイントをチェックしていきます。

 

それでは早速見ていきましょう。

まだ読んでいない方はこちらも参照してください

【英語勉強法・試験対策】正誤問題のポイント!!!
【正誤問題の文法ポイント】下線部が解答の根拠になるポイント!!

 

形容詞・副詞に関するポイント

ポイント1:形容詞

まずは形容詞です。

ここで頻出なのは分詞形容詞と呼ばれるものです。つまり、~ingなのかp.p.なのかです。

これらは主語や修飾しているものとの関係性に合わせて選ばなければいけませんので、文の構造を見たうえで、ある程度文の内容の流れも考える必要があります。

 

また、第二文型のCに形容詞を用いてる場合、その主語が適切かどうかを問うものもあります。

例えば、importantやessentialなどの形容詞は、人を主語にとることが出来ません。

よくHe is essential ~.のような文が出てきて、Heが間違いになるというような問題が出題されますので、「人を主語にとれない形容詞」に気をつけましょう。

 

ポイント2:副詞

次に副詞ですが、これは形容詞との使い分けに関連して出題されるものが多いように感じます。

例えば、1つの名詞に修飾語の固まりがついている時には、それぞれの修飾語が何を修飾しているのかによって形容詞なのか副詞を使うべきなのか変わってきます。一つ一つが名詞を修飾しているものであれば全て形容詞になります。

一方で、名詞を修飾する形容詞があり、さらにその形容詞を修飾する語があった場合、その語は副詞でなければなりませんね。しかし、そこに形容詞を用いてしまっているというパターンが存在します。

また、逆に形容詞を用いるべきところで副詞を用いているというものもあります。

例えばa strangly personというように、peopleという名詞を修飾するにはstrangeという形容詞を使うべきなのに、ここではstrangelyと副詞を使ってしまっています。

 

そして、形容詞と副詞の使い分けで特に注意すべきは、第二文型(SVC)に関するものです。

Vに第二文型をとる動詞が来ている時、もちろん後ろのCには名詞か形容詞が来なければいけません。にもかかわらず、副詞を置いてしまっているという誤りのパターンがよく見られます。

ここで大事なのは、どれだけ第二文型をとる動詞を知っているかです。

これには、be動詞の他にcomeやkeep、またlookやsoundなどの感覚に関する動詞などがあります。

例えば、本来He looks strange, ~.であるべきところをHe looks strangely, ~.というように誤りを作っているものがあります。

このパターンの誤りは非常に見落としが多いので気をつけましょう。

この第二文型に関する形容詞・副詞の誤りは正誤問題に関わらず、英作文でも書き間違える人が多いので、あやふやだと思った方はよく確認しておきましょう。

 

副詞に関しては、名詞との使い分けもよく出題されます。

代表的な例をあげるとすれば、almost(副詞)most(名詞)があります。

「ほとんどの~」と表現する時には、「most of ~(複数形)」を用いますが、ここで形の似ているalmostを使って「almost of ~」などとしているパターンです。

これはどの文法書にも代表例として取り上げられているようなものなので、多くの方が知っているとは思いますが、このように名詞を使うべきところを形の似た副詞を使っているというパターンの問題も多いので気をつけましょう。

次に、個々の文要素というよりも、一文を長くする要素に注目していきたいと思います。

接続詞・関係詞に関するポイント

ポイント1:接続詞

まずは、なんといっても接続詞ですね。

接続詞と言っても「等位接続詞」と「従位接続詞」といった二つの種類があることは知っているかと思います。

念のため確認しておくと、「等位接続詞」はandやbutといった文法的に同じもの同士を接続するものです。

ここで重要なのが文法的に同じもの同士という部分です。

名詞と名詞、副詞と副詞、節と節というように並べなければいけません。

さりげなく文法的に違うもの同士を並べているもの(例えば、to不定詞と-ing形だったり)があったりするので、等位接続詞があったら、何と何を並べているのかを考えるようにしましょう。

一方で、「従位接続詞」は節同士を並べるものです。

つまり、SV構造が二つ以上なければいけません

英作文にも言えることですが、例えばBecause SV.という英文は成立しません。

これはbecauseが接続詞だからです。

また、接続詞と副詞の違いにも気をつけましょう。

例えばbutは接続詞ですから文同士を並べる(つなぐ)ことが出来ますが、同じく逆接の意味を持つhoweverは副詞なので文と文をつなぐことはできません。

このように接続詞と副詞という品詞の違いを意識せず、意味だけで判断すると正解できないものもあるので注意しましょう。

 

ポイント2:関係詞

また、一文を長くするもう一つの重要な要素が関係詞です。

まずは、関係詞と先行詞はよく確認しなければなりません。

関係詞節内の文構造は先行詞によって決まるケース(特に主格の場合)もあるので、先行詞を特定する段階で間違えていると、仮に節中に間違いがあっても気づけないということが起こり得ます。

問題によっては、先行詞が関係詞から遠く離れているということもあり得ますので、本当に直前の名詞でいいのか、文構造と内容を合わせてよく確認するようにしましょう。

 

関係詞に関しては、前置詞+関係代名詞関係副詞も頻出ですから気をつけましょう。

また、関係代名詞のthatは使いどころが限られているため、正誤問題では不適切な使われ方(よってそこが正解)をしていることも多々あります。

関係詞の使い分けがあやふやだなと感じる方は早めに文法書をチェックして、知識をかためておきましょう。

 

まとめ

これまで紹介したもの以外にも、挿入によって文章を長くすることで解答者を迷わせたり倒置されるべきところが倒置されていないなどの文法ポイントはいくらでもあります。

 

まずは、文法そのものをよく理解していることが重要ですから早めに文法の勉強を進めておきましょう

またその文法を自分で見抜ける・使えるということも非常に大切です。構文の勉強はもちろんこと、英作文(和文英訳でも自由英作文でも)にも積極的に取り組んでみると良いでしょう。

 

数回にわたり、正誤問題について見てきました。

これらの記事を読んで少しでも、正誤問題の勉強に対する方向性を感じ取ってもらえればと思います。

【英語勉強法・試験対策】正誤問題のポイント!!!
【正誤問題の文法ポイント】下線部が解答の根拠になるポイント!!

 

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