こんにちは！武田塾北千住校です！
今回は「接続詞」について見ていきたいと思います！
接続詞はその名の通り語句や文同士をつなげるものですが、あやふやな理解のまま使っているかたもいるようです。
接続詞は正しく英文を理解するうえで重要なものですからよく確認しておきましょう！
それでは問題を見ていきます。
空欄に入る最も適切なものを選びなさい。
1．We need more time ( ) money to complete the project.
（ア）furthermore （イ）and （ウ）also （エ）additionally
2．On that day, many people eat a special dish and ( ) at home.
（ア）relax （イ）relaxing （ウ）relaxed （エ）to relax
3．Talent ( ) effort is necessary for success.
（ア）and （イ）also （ウ）as well as （エ）moreover
4．( ) she was very tired, Mary prepared for the party.
（ア）in spite of （イ）although （ウ）despite （エ）nevertheless
5．( ) did that policy make our goods affordable, but the new technology reduced production costs.
（ア）Neither （イ）Not only （ウ）Either （エ）It never
解けましたか？
それでは正解を見ていきましょう！
1．（イ）
とてもシンプルな問題ですから、ほとんどの方が正解できたのではないでしょうか。空欄で求められているのはtimeとmoneyという名詞同士を並べるもの、つまり接続詞です。選択肢の中に接続詞は（イ）のandしかありませんからこれが正解になります。他の選択肢は全て副詞ですから入れることは出来ません。確かに訳だけ見ると、全て「加える」という
意味を表す語ですが、しっかり文の形から判断するようにしましょう。「似た意味を持つ単語の使い分けかな」なんて変な深読みをしてしまうと引っ掛かってしまうかもしれませんね。
2．（ア）
これは空欄に入る適切な動詞の形を判断する問題ですね。ここで注目すべきなのは、空欄前の接続詞andが何を並べているのかということです。ここでは「eat～dish」と「空欄～home」を並べていて、かつ主語は共通のmany peopleですからeat同様にrelaxを入れてあげれば正解になります。重要なのは接続詞が文法的に同じもの同士を並べるということです。実際の入試問題では３つ以上のものが並列されていて、そのうちの1つが空欄になっているというタイプの問題もよく出題されます。
3．（ウ）
この問題でも空欄には名詞talentとeffortを並べる接続詞が必要とされています。すると副詞である（イ）と（エ）は候補から外れますね。次に注目すべきなのは動詞の形です。本問ではisとなっていますね。仮にandを入れた場合、動詞は複数形のareでなければなりません。一方で、A as well as Bでは動詞は前のAに合わせます。よって正解は、動詞の形がtalentのみに対応している（ウ）as well asが正解になります。このように接続詞は主語と動詞の一致に絡めて出題されることも多いので注意しましょう。
4．（イ）
この問題も定番のタイプです。この文は、空欄SV, SV.という形になっています。つまり、空欄には節同士をつなぐ接続詞が必要とされています。選択肢を見てみると、（ア）と（ウ）は前置詞、（エ）は副詞です。よって正解は接続詞の（イ）althoughとなります。このように、「似た意味の単語が並んでいるけど、そもそも品詞違いで正解が決まる」というタイプの問題も多いので、選択肢の品詞と空欄に入れるべき品詞の判断を正確に出来るようにしましょう。
5．（イ）
これは相関接続詞を呼ばれるものです。ここでは多くの人が知っているであろう、not only～but (also)．．．です。仮に（イ）以外を入れても文法的に成り立ちません。また、文頭がNot onlyという否定語で始まることで、did that policy make～という倒置が起こっていることにも注意しましょう。
いかがでしたか？
接続詞は長い文を作るうえで必須の要素ですから、正確に使いこなせるようになれば、文法・読解・英作文全てで役に立ちますよ。
それでは次回もお楽しみに！
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