こんにちは!武田塾北千住校です!
今回の内容は、「句と節Part1」です!
句と節、しっかり把握できていますか?
よく短い英文は大丈夫だけど、長くなると分からなくなってしまうという声をよく聞きます。
確かに一文が長くなると、読みにくいうえに、肝心な文の要素も判別しづらくなるので理解するのに時間がかかってしまいますよね!
英語が苦手な方だと、結局文構造を掴めないまま単語の訳をつなげてそれっぽい和訳で読み進めてしまう人も多いようです。
しかし語句の訳をつなげていくだけだと、よっぽど運が良くなければ正しい意味で英文を理解することはできません!
そこで重要になってくるのが、英文を長くする要素を理解することです!
それはずばり、句と節です!
この句と節の範囲と役割を正しく判別・理解できれば、どんなに長い文でも正しく読むことが出来るようになりますよ!
句と節の定義
句とは、「2語以上で構成された、1つの品詞に相当する機能を持つ固まり」のことで、節は、「SV構造を持つ固まり」です。さらに節は主節と従属節に分けられます。
今回のPart1では句に焦点を当てていきたいと思います!
定義からも分かるように、句もその働きに応じて名詞句・形容詞句・副詞句に分けられます。
いかに句の範囲(どこからどこまで)と働きを正確に把握できるかが英文を正確に理解するうえでのカギになります!
それでは短い文を使って考えてみましょう!
以下の文中から句を抜き出し、その機能を答えなさい。
1.I want to go home.
2.My father is the man standing at the gate.
3.I borrowed some novels written by Charles Dickens from the library.
分かりましたか?
まず1では、不定詞句to go homeが動詞wantの目的語になっているので機能的には名詞句になります!不定詞の名詞用法と言われているものですね!
次に2では、分詞句standing at the gateが直前の名詞the manを修飾しているので、機能的には形容詞句になりますね!もう少し詳しく言えば、この句内の前置詞句at the gateは副詞句としてstandingを修飾しています。
よく前置詞と名詞を切り離して文構造を考えようとする人がいるのですが、前置詞は必ず名詞(相当語句)をセットで形容詞句または副詞句として機能するので、前置詞句を見つけたら1つの固まりとして役割を考えるようにしてくださいね!
3では、まず分詞句written by Charles Dickensが直前の名詞novelsを修飾する形容詞句で、この句内の前置詞句by Charles Dickensは過去分詞writtenを修飾する副詞句です!さらに文末の前置詞句from the libraryは動詞borrowedを修飾しているので副詞句です!
どうでしたか?
正しく句の範囲と役割を把握できていましたか?
確かに、これくらいの短い文であれば構造を正しく把握できていなくても、訳をつなげるだけで理解できてしまうかもしれません。
ですがもっと長い文を読むときや、自分で英文を書く時には、普段からこういった正確な文構造の理解を意識していないと、「読めない」「書けない」という事態に陥ってしまいます。
今まであまり意識できていなかったなという方は、これから出来るだけ細かく文構造を把握するようにしてみてください!
初めのうちは、時間がかかったり間違えたりすると思いますが、いろいろな英文に触れていくことで次第に出来るようになってきます。
次回は、節についてやっていく予定ですので楽しみにしてください!
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