こんにちは武田塾岸和田校です
今回は、大学の学部について紹介したいと思います。
今だからこそ自分の選択した学部があっているのかを確かめる必要があります。
大学の学部を選ぶ際、この学部ではどういうことが学べるのかをある程度知っていないと、実際に大学に入った際、学びたいことと全然違う、なんてことになるかもしれません。
さらに、大学によっても、同じ学部なのに全然やっている内容が違うなんてこともあります。
ここでの紹介はあくまでも参考程度にしてください。
この理系編では、理系学部についてお話ししたいと思います。
文系編が見たい方は、こちらへ→https://www.takeda.tv/kishiwada/blog/post-141220/
理系のメジャーな学部紹介
- 理学部の特徴
- 工学部の特徴
- 農学部の特徴
- 医学部の特徴
- 薬学部の特徴
- 歯学部の特徴
理学部編
学部紹介
・理学部は、高校で学ぶ「数学」「物理」「化学」「生物」「地学」の延長線上で高度な研究を行う学部。
・いまだ科学的に解明していない謎を徹底的に突き詰め、人間や地球環境に役立つ新技術を開発するのが理学。
・主に理論を学ぶのが特徴。
・また、大学によっては「理工学部」として理学部と工学部がまとめられているところが多くあり、理工学部内で、それぞれの学科に分かれる形が取られている。
・近年では理学部と工学部の研究内容が相互にリンクしたりと、垣根がなくなりつつある。
意外と知られていないこと
・教師になる≠教育学部に行かなければならない
→確かに、教員になるための手厚いサポートが受けれるのは教育学部だが、高校等の専門科目の教員免許ならば理学部でも取ることができる。
→詳細は、自身の志望大学のホームページを検索してみて下さい。
理学部に向いている人
・数学、物理、化学、生物、地学が好き
・自然の研究をしたい
・宇宙について研究をしたい
・発想力や想像力が豊か
・実験や研究をしたい
・学芸員になりたい
・研究職に就きたい
・高校で理系科目を教えたい
工学部編
学部紹介
・工学部は、簡単にいうと「人間社会に役立つモノづくり」をする学部。
・その分野は、機械工学、生体工学、情報工学、材料工学、生命工学など非常に幅広い。そのため大学での勉強は、実験や実習がほとんどになる。
・研究室に所属すると、時には徹夜作業になることもあるので、物事を論理的に考える能力だけでなく、集中力や体力も必要となる。
・理学部は理論、工学部は実践的で実用性の高い技術を身に付ける。
・工学部は、モノづくりに活かせる実践的な技術を身に付けるので、就職が有利である。特に機械系・電気系が強く、それに次ぐのが材料系・情報系・建築・土木系となっています。また、近年では様々なものがオンラインでの処理にシフトし大手企業もIT部門を企業として独立する傾向にあるので、情報系がどんどん強くなってくるかもしれない。
意外と知られていないこと
・理学部と同じく工学部でも教員免許がとれます。(工業系)
→詳細は、自身の志望大学のホームページを検索してみて下さい。
工学部に向いている人
・モノづくりがしたい
・集中力や体力に自信がある
・実験や研究に専念したい
・理論的に考えることが得意
・実用的な技術力を身につけたい
・技術を活かせる職に就きたい
農学部編
学部紹介
・農学部では、生物学を基礎にした、農学を中心とする教育がおこなわれる。
・農学、園芸学、畜産学、農芸化学、農業工学、農業経済学、国際地域開発学、資源生物科学、応用生命科学などなど…非常に幅広い分野の教育・研究がなされる。また、農場や実習林を保有し、実習に利用している大学も数多くある。
・近年は、地球規模の環境破壊等の深刻な問題が広がっている。そのような問題を解決することを中心的な目的とし、さらにはバイオテクノロジーなどの先端科学を研究する。また、農業および農業をルーツに発展してきた産業や領域についての研究や、行政による支援のあり方を問う農業政策などを通じて、「人と自然が共生するための方法」も研究する。
意外と知られていないこと
・食品メーカー、薬品・化粧品メーカー、園芸関係などへの就職に有利。
→環境問題が騒がれている今だからこそ、就職先もかなり広がりつつある。
・理工系の知識も多く用いる
→農学部は確かに実習もあるが座学も同程度あります。理科、数学に対してある程度の抵抗がないようにすることも大事。
農学部に向いている人
・動植物が好き
・農業や飼育に興味がある
・体を動かすことが好き
・環境問題に興味がある
・バイオテクノロジーについて深く知りたい
・薬品や化粧品の開発・研究をしたい
医学部編
学部紹介
・医学部では、大きく分けて、基礎医学、臨床医学、社会医学を学ぶ
・医学部の医学科は6年制です。6年間の勉強の末に卒業試験に合格してから、毎年2月中旬に行われる医師国家試験を受け、合格すれば医師として働き始めることができる。
・大学によっては多少変わってくるが、1年次は一般教養や基礎医学を中心に、医療現場での臨床実習も行い、倫理観や医師としての心構えを身につける。2~4年次は医学の専門的基礎知識や臨床医学を学びながら、多くの実験・実習をこなす。4年次には、修得した知識や技能などを評価する全国共用試験を受ける。これに合格しないと5年次の臨床実習に進めない。5~6年次は臨床実習漬けです。6年次の後半にある卒業試験に合格すると、医師国家試験の受験資格が得られます。
・医師には、全人的な治療ができる高い臨床能力だけでなく、臨機応変かつ柔軟に対応できる能力、患者とその家族およびチーム医療のうえで不可欠なコミュニケーション能力も求められる。
→6年間でその土台となる知恵や知識・技術・教養を養う。
・医学部に進んで、きちんと大学で勉強と実習を重ね、国家試験に合格すると、必ず医師として働くことが出来るので、職に困らないというのも特徴。
→実直で努力家というのも医学部に必要になってくる素質。
医学部に向いている人
・医者になりたい
・病気の治療をしたい
・人体の解剖に抵抗がない
・勉強熱心だ
・人の役に立ちたい
・実直な人
薬学部編
学部紹介
・薬学部では、「薬剤師を育成する6年制」と「薬学研究を行う4年制」がある。
・6年制では、1年次で教養科目や基礎科目を中心に学び、2~4年次にかけては、医学の基礎知識と専門科目を学ぶ。4年次には医学科と同様に共用試験が行われる。合格すると5年次に病院や薬局での長期にわたる実務実習を受け、チーム医療や患者対応に欠かせないコミュニケーション力などの実践力を養う。6年次は2月下旬または3月上旬におこなわれる薬剤師国家試験の合格を目指します。
・4年制は、生命科学や創薬科学など「薬」の研究に重点を置いたカリキュラムとなっている。薬剤師の資格を取得して卒業すると、大半の人は薬局の薬剤師や病院薬剤師として薬の処方・指導にあたる。また、製薬会社で新薬の研究・開発に取り組むほか、化学・食品・衛生関連の企業などで新製品の開発にかかわる研究者・技術者として活躍できる。4年制では、薬剤師国家試験受験資格は得られないが、活躍の場は多岐にわたる。
意外と知られていないこと
・6年制の薬学部であれば国家資格を得られるので、再就職に役立つ。
→出産や育児のために一度仕事を離れる可能性の高い女性は、薬学部に進学して資格を得る人も多くいる。
薬学部に向いている人
・勉強熱心だ
・化学が好きだ
・人とコミュニケーションを取るのが好きだ
・人に教えることが好きだ
・几帳面な性格だ
・薬の安全性などを研究したい
歯学部編
学部紹介
・歯学部では、歯と口全体の健康を守るための医学と医術を勉強します。
・歯学部の卒業後はほぼすべての人が歯科医師となる。
・多くの歯学部・歯学科は、医学部と同様に6年制で、歯科医師国家試験に合格すると歯科医師になることができる。
・歯科医師を養成する6年制は、多くの大学が医学部と似たカリキュラム構成となっている。1~2年次は一般教養科目を中心とし、歯科入門科目を学ぶ。2~4年次には、人体解剖や全身病理学を含む基礎医学を修得するほか、臨床歯学の基礎を学び、実習も年次を追うごとに増える。5年次には共用試験が行われ、これに合格しないと本格的な臨床実習を受けることはできない。6年次は、診断をはじめ歯石除去、抜歯、入れ歯の製作・調整など豊富な臨床実習を通して高度な技能を修得し、2月におこなわれる国家試験を受験する。
意外と知られていないこと
・卒業後1年目は研修医として働くことが義務付けられている。
・歯学部は薬学部と違い、歯科医師の増大と少子高齢化の影響から、多少の就職難が囁かれている。
歯学部に向いている人
・歯科医師になりたい
・インプラント治療を学びたい
・勉強熱心だ
・細かで繊細な作業が得意
・コミュニケーションを取るのが好きだ
いかがでしょうか。
今回は理系の学部を紹介しましたが、先入観を持ってしまっているせいで学部に関して間違った知識を持っている人が多いと思います。
ここで紹介した学べる内容はあくまでも例です。
各大学で特色はかなり変わってきます。
本当に学びたいことの詳細は大学のホームページで調べましょう。
それでは
授業をしない塾!?
勉強の悩みや相談がある人は是非、武田塾岸和田校にお越し下さい!
無料で個別の受験相談を実施していますのでお気軽にお申込み下さい。
日本初の大学受験の逆転合格専門塾【武田塾岸和田校】
- 受付時間 13:00~21:00 (日曜日を除く)
- 最寄り駅 南海本線 岸和田駅
- TEL 072-468-7910
- 住所 〒596-0076
大阪府岸和田市野田町1丁目6-21
88ビル 4階
引用先