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大学の学部紹介 ~文系編~ この学部って何を学ぶの?

こんにちは武田塾岸和田校です

今回は、大学の学部について紹介したいと思います。

今だからこそ自分の選択した学部があっているのかを確かめる必要があります。

大学の学部を選ぶ際、この学部ではどういうことが学べるのかをある程度知っていないと、実際に大学に入った際、学びたいことと全然違う、なんてことになるかもしれません。

さらに、大学によっても、同じ学部なのに全然やっている内容が違うなんてこともあります。

ここでの紹介はあくまでも参考程度にしてください。

この文系編では、文系学部についてお話ししたいと思います。

のちに、理系編も出します。お楽しみに!

 

文系のメジャーな学部紹介

  • 法学部の特徴
  • 経済学部の特徴
  • 文学部・人文学部の特徴
  • 教育学部の特徴
  • 外国語学部の特徴

 

法学部編

学ぶ内容

・憲法や民法、刑法、商法、行政法、労働法…さまざまな法律について学ぶ学部。

・種類が非常に多く、中学・高校で学んだ「法」について、より深く学びながら研究をする。

勘違いされがちなこと

法学部=弁護士や司法書士になる

 →実際はそういうわけでもない。

 →もちろん、弁護士や司法書士を目指す人の多くは法学部にいるが、国家公務員や地方上級公務員、民間の金融機関に就職する人もいる。

 →法学部の全員が必ず弁護士になるわけではない。

六法など分厚い本を持ち歩き法律を暗記しなければならない

 →六法全書はさらなる理解を求めるため。決して暗記するために持ち歩いているわけではない

 →どちらかというと、過去の判例と六法を照らし合わせ理解するために使う。

堅苦しい学部というわけでない

 →上記にもあるように、全員が弁護士、司法書士になるわけではない

 →比較的安定した職に就きたいと思っている人に人気

法学部に向いている人

・法学や政治学に興味がある

・弁護士や司法書士、公認会計士、税理士になりたい

・国家公務員や地方上級公務員になりたい

・法学を学んで将来に活かしたい

・レポートを書くことよりも試験勉強のほうが得意

・暗記が得意

 

経済学部編

学ぶ内容

・経済学部で学ぶ内容は、3つに大きく分けられる。

・1つ目は、経済活動のモデルを作り数理的に分析していく「理論経済学」。

 →たとえば、ミクロ経済学、マクロ経済学などが当てはまる。

 →ミクロ経済学は、ものが売買される価格と量、需要と供給によって決まる理論などを学び、小さな視野で経済の動きを見る学問。

 →マクロ経済学は、国民所得や失業率などを対象として、国全体での経済を考え、より大きな視野で経済を見る学問。

・2つ目は、理論経済学を応用する「応用経済学」。

 →理論経済学で培った基本的な知識を、現実の経済に当てはめて考えるのが応用経済学の役割。

 →より実践的な内容を学ぶ。

・3つ目は、経済学の「思想と歴史」。

 →経済史、政治経済学、経済思想などが当てはまる。

 →どちらかというと人文学系の分野に当たる

 →この分野では上の2つの分野とは違って、数学をあまり使わない。

 

勘違いされがちなこと

経済学部=文系よりの学部

 →経済学部は確かに文系での募集が多いため理系は少ないイメージですが、上でも紹介した通り数学を活用してお金の動きをみるので理系から文転してくる人も中にはいます。経済学部だからと言って数学を侮ってはいけません。
経済学≒経営学

 →経済学では、経済そのものに焦点をあてる学問。

 →経営学では、企業に焦点をあて、そのメカニズムについて学ぶ学問。企業等を考えている方は是非ともこちらへ。

 →商学も経営学と似ていて共通で言えるのは企業目線だということです。

 

経済学部に向いている人

 ・数学にそこまで苦手意識はない

 ・経済学や政治学に興味がある

 ・身近な生活にある社会の動きに興味がある

 ・経営に興味があったり、起業したいと思っている

 ・将来、金融機関に勤めたい

 

文学部・人文学部編

学ぶ内容

 ・文学部、または人文学部では大きく分けて「言語系」「思想系」「歴史系」「行動系」の4つの分野があります。

  →「言語系」…文学について学びます。日本の古書や他の国の文学に触れ、翻訳を行ったり文章理解をはかります。いろんな文学作品を数多く読みふけることになります。

  →「思想系」…哲学について学びます。思想系の授業では哲学・倫理・宗教などを主に学びます。哲学や倫理について深く考えるので、かなりの思考力が必要な学問です。

  →「歴史系」…歴史、考古学について学びます。過去に起こった物事を取り上げ、残された物や建造物、文章などから研究します。一次資料を正確に読み取り、事実かどうかを検証していくという、非常に根気のいる学問です。

  →「行動系」…心理学、社会学について学びます。人間の認知・行動を学び、人がどのような状況でどのような行動をするのかを研究します。心理学は人を用いた実験が多く、授業も実験が中心で、面白いと感じる学生が多いようです。

 

文学部・人文学部に向いている人

 ・本を読むことが好き

 ・歴史が好き

 ・哲学に興味がある

 ・人間が好きで心理学を学びたい

 ・人類の歴史について知りたい

 ・自分が興味を持てることについて研究をしたい

 ・資料研究を根気よく続ける自信がある

 ・試験よりもレポートの方がいい

 

教育学部編

学ぶ内容

 ・教育学部は、教育のあり方を本質的なところから探る学問です。

 ・教育学の研究の他にも、教員養成も目的としているのが教育学部です。

 ・国立大学に多く学部が存在することが特徴です。

 ・教育学部には、大きく分けて「教員養成系」と「教育学系」の2つの分野があります。

 ・「教員養成系」は主に小・中学校の教員を要請することを目的としています。

 ・「教育学系」は教員養成が目的ではなく、教育とその関連領域に関する基礎的な教育研究が主な目的です。

 ・教育学部に進む人は、将来教師になりたいと思っている人や、教育機関で仕事をしたいと思っている人が多いです。

 ・大学院では先生の先生、つまり教員の指導をするための勉強もできます。

 

勘違いされがちなこと

 ・教育学部=教師になる

  →一般企業に就職する人もいる

  →教員になるための勉強もするが、教育学を学ぶ人もいるので必ずしも教員になるわけではない。

 

教育学部に向いている人

 ・教育学に興味がある

 ・子どもが好き

 ・学校の先生になりたい

 ・将来は教育機関に携わりたい

 ・日本の教育制度について興味がある

 

外国語学部編

学ぶ内容

 ・特定の国や地域の言語を修得

 ・その言語が使用されている国や地域に関する文化などさまざまな研究を進めること

  →文法や語法をはじめ、言語史、語彙論(ごいろん)、語源研究、方言研究などさまざまな内容を研究する

  →場合によっては社会科学のような、社会、経済の在り方も研究する

 ・研究ではなく、実用的な語学の能力を身につけ、会話ができるようになることも大きな目的の1つ

 

卒業後の進路

 ・習得した言語運用能力を活かして、商社や外資のメーカー、航空会社、翻訳者など多種多様

 ・外資企業に対して有利なので、就職目的で外国語学部に進む人も多くいる

 

外国語学部に向いている人

 ・外国語を話せるようになりたい

 ・異文化交流が好き

 ・すごく興味を持っている国がある

 ・国際社会やグローバル化に興味がある

 ・外国語を活かした職に就きたい

 ・グローバルな職業に携わりたい

 

 

 

いかがでしょうか。

今回は文系の学部を紹介しましたが、先入観を持ってしまっているせいで学部に関して間違った知識を持っている人が多いと思います。

ここで紹介した学べる内容はあくまでもです。

各大学で特色はかなり変わってきます。

本当に学びたいことの詳細は大学のホームページで調べましょう。

それでは

 

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引用先daigaku_toudai

https://www.studyplus.jp/192

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