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【高1・2必見】共通テストについて 実際どんな問題なの??

こんにちは!勝田台駅から徒歩2分
逆転合格を目指す 武田塾勝田台校です!

 

「【高1・2必見】共通テストについて 実際どんな問題なの??」

今回は2021年1月16日、17日に初めて実施された大学入学共通テスト(以下、「共通テスト」という)について、講師の江田がお話したいと思います。
共通テストとはどんなテストなの?という疑問から、試験に向けた勉強方法、なども話していきます。
高校1.2年生の人たちは最近、共通テスト模試を受けたり、今から受験について考える機会も多くなると思うので、受験を本格的に考えていく中で参考になればと思います。

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大学入試センター試験→大学入学共通テストへ

今年度が初めての実施となった共通テストですが、共通テストが実施される前には大学入試センター試験(以下、「センター試験」という)が1990年から31年間にもわたって実施されていました。

なぜ共通テストに変更となったのかというと、センター試験の出題方法は、正しい知識の記憶さえしておけば解けるという「知識偏重」の傾向が強かったとされています。
しかし実用的な能力や思考力を測るといった時に、センター試験では不十分であるという声が多くなりセンター試験は廃止されることとなりました。

簡単に言うと(単純暗記ではなく考える力をもっと測ろう!)というのが変更の意図です。

センター試験では高校生までの過程において受けた教育で身に着けた「知識・技能」を測るための問題が出題されていました。

ですが、共通テストでは「知識・技能」に加えて「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」学力の三要素全てが重視されるようになりました。

共通テスト英語

では実際に出される問題はどのような問題なのか、全員に共通する英語についてお話したいと思います。

センター試験から共通テストに変更になった上で、英語では配点も大きく変化することになります。

センター試験:リーディング200点 リスニング50点
          ↓↓↓
共通テスト:リーディング、リスニング共に100点ずつの配点へ

 

センター試験で問われていた発音、アクセント、文法の問題は全て廃止、問題全てが長文へ

 

そして出題されている長文の難易度もセンター試験では英検でいう2級レベルの問題が出題されていたとされていますが、共通テストでは3級~2級のレベルの英文になったとされているので長文の難易度も単純に考えると難しくなったようにはおもいませんよね?

ですが、前述したように共通テストでは考える力を問われるようになったので、長文の文章自体は簡単になったとされていますが、与えられた情報をもとに答えを導く力や、情報の取捨選択が重要視されたように感じます。

具体的にどのように勉強したらいいの?と思った人に具体的な勉強の仕方ついてもお話します。

リスニング

まずは配点が倍に増えたリスニングについてです。

リスニング苦手だなと現段階で思っている人は、これを機会に何か英語の音声を聞く習慣を付けてみてください。外国語なのですぐに聞き取れるようになることは無いかもしれませんが、慣れていけば徐々に出来ると思います。

大学入試センターのサイトに行くとリスニングの問題も載っているのでそちらも参考にしてみてください。

自分にはまだハードルが高いと思った人は気に入った音楽などを活用して耳を慣らすのもとってもいいと思います。リスニングは対策をしてすぐに点数に直結するものでは無いので特に受験直前になるとリスニングに多くの時間を割くことは困難です。

今だからこそ出来る事前準備だと思って、是非やってみてください。

リーディング(筆記)

次はリーディング(筆記)についてです。

共通テストでは平成29年、平成30年度に試行調査(プレテスト)が実施されました。
そして大手予備校はそれを受けて共通テストの対策用参考書も用意しています。

ですがこれらの問題の傾向のまま本番も出題されると思い込んでいた人ほど本番では思ったように点数に直結しなかったと感じたかもしれません。

問題の傾向がいつ変更になるかは分からないため傾向に慣れることや、傾向を踏まえて必要な技能を補う勉強を行っていくことはとても大切になりますが、パターン暗記の勉強にならないことに気を付けましょう。

 

パターン暗記NG

共通テストに向けて勉強をしていく上で、パターンの暗記はだめであるという話をしましたが、それは共通テストに限らずどの教科、どの受験方式に向けた勉強にも共通して言えます。

では、これから勉強をする人が効率的に参考書を使って勉強していくにはどのようにしたら良いのか。

それは、「答えを見ても容易に解説は見ない」ということです。

参考書の解説は読み手が分かりやすいように書いてあるので、解説を読むと理解した気になれてしまいます。
解き直しをしたときに解答だけでなく、解説が言えたら覚えた!となってしまっていませんか?これは参考書にかかっている魔法です。

このような勉強法を続けていってしまうと、参考書は分かるようになっているのに実は分かっているつもりなので模試で結果が出ないということになり、頭を悩ませることになると思います。

共通テストをはじめ、入試で合格を得るには解答の暗記でも、解説の暗記でもなく、必要なのは自分で理解をして答えを出せたかということです。
参考書の解説を暗記して理解した気になっている場合に、その参考書を使っていない友人があなたに解き方を教えてくれと言ってきて、参考書の解説をそのままコピーした状態で伝えても理解してくれるでしょうか?
分からないと言ってきた友人が理解するまで解説することが出来た時にあなたの中で理解も出来ているということが分かります。

参考書には解答を導くのに必要な手順がすべて載っているとは限りません。
自分で参考書を使って勉強するときには、自分が出した解説と参考書の解説で何が異なるのかという点まで確認するように意識してみましょう。

そして、自分の解説に足りていなかった部分を探し出し、復習の時に前回自分の解説に足りなかった部分まで補えるようになれば十分に質の高い勉強になります。

今回は英語を中心に勉強方法を挙げましたが基本的なことなので、どの教科にも生きてくる要素になります。学校の定期テストでは高得点が取れるのに模試を受けるとなかなか思ったように点数が取れない人や、勉強のやり方に納得していない人はこの勉強方法を活用してみてください。

 

武田塾 勝田台校では…

本日は

「【高1・2必見】共通テストについて 実際どんな問題なの??」

というテーマで話してきました。

共通テストの勉強方法が分からない。と思った人に朗報です。
武田塾では目標に合わせて様々な勉強方法を提案して志望校合格へのサポートを行っています。
先生との特訓(個別指導の授業をイメージしてください)の中で解説をしてもらう場面も多くあるので人に説明するという勉強も行うことが出来ます。
受験相談も随時行っているので少しでも気になった。受験生になる前に不安を解消したい!などがあれば塾に通う気が無くても相談に来ることが可能です!ぜひ気軽に来校してきてください。

無料受験相談をご希望の方は、
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勝田台校 043-309-5339
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