みなさん、こんにちは、武田塾春日井校です。
今回は、入試改革等もあり年々大学受験においてその重要性が増している、 英検について、
その中でも1番需要があるであろう英検2級について書いていきます。
ちなみに筆者は英検準1級を取得済なので信用して読んでもらえればと思います!
英検が大学入試においてどのように優遇されるかというと主に3つパターンがあります。
①当日の試験に加点をおこなう。
②当日の試験の点数を満点とする。
③共通テストの点数を満点とする。
です。
どうでしょう、英検を取得すればめちゃくちゃ入試が有利になるじゃん!って思いませんか?
現在の大学入試において特に文系の場合は英検を制すものが受験を制す、といっても
過言ではないかもしれません。
これを読んでいるみなさんも、このブログの内容を是非活かしてもらって英検2級を取得しましょう!
英検2級によって優遇される大学愛知県Ver~
では具体的にどの大学でどのように優遇されるのかについて、
春日井校がある愛知県の大学を例に書いていきます。
南山大学
はい、でましたみんなの憧れ、中部地方私学の雄南山大学です。
南山大学でも英検2級をとり条件を満たすことでしっかり優遇してくれるんです!
その条件とは、
・受験級が2級以上であること
・総合が2300以上であること
・各技能460以上であること
です。
そして以上を満たすと、
・全学統一入試(共通テスト併用型)
・共通テスト利用入試
において共通テストの外国語の科目を満点として換算してくれます。
愛知大学
愛知大学も以下の条件を満たすと優遇されます。
・受験級が2級以上であること
・総合が2304以上であること
・各技能460以上であること
対象となる入試方式は
・M方式
・前期方式
・後期方式
です。
そして以上の条件を満たすと、英語の得点に30点(上限)を加点してくれるそうです。
英検2級の勉強方法
それではここからは英検2級の具体的な勉強方法について書いていきたいと思います。
ただ、注意していただきたいのは英検2級を受験するにあたって、
必要最低限の英語力、具体的には英検3級合格程度の力がないと、
これからお伝えする勉強方法を実践するのは厳しいということです。
たとえば、日本語を全く話せない外人にいきなり漢検2級の参考書をわたして勉強しろ、って言っても絶対できるようにはならないですよね。
ただ、武田塾ではそういった子達でも英検2級合格レベルまで引き上げていくことができる
カリキュラムを用意しています!
では、ここからは大問ごとに勉強法・対策を書いていきます
大問1 空欄補充(単熟語・文法)
英検2級の大問1は空欄補充問題で単語・熟語の知識問題が7割ほど、
文法の知識事項が3割ほど出題されます。
単語・熟語の部分に関しては、基本的にはそこまで難解な知識は出題されません。
なので、システム英単語やターゲット1900等の現在やっている単語帳を使ってもらっても全然大丈夫です。ただ、最大効率を求めるのであれば「英検2級出る順パス単」という参考書をお勧めします。
この参考書は英検に出やすい単語・熟語が出る順に収録されています。なので英検2級合格ということに的を絞るのであればこちらがお勧めです。
文法に関しては出題量もすくないのでそこまで多くの時間を対策に費やす必要はありません。
おすすめは、「大岩のいちばんはじめの英文法」という参考書です。こちらの参考書は頑張れば1週間で終えることができる程の分量ですが,この一冊仕上げておくだけでもかなり対策になります。
以上のようにこの大問では高校生レベルの基本的な英語の知識が問われます。覚えていさえすれば取れる問題なので正解率8割を目標にしましょう。
大問2・3 長文読解問題
大問2・3では長文読解問題が出題されます。
長文は5つ出題され1つの長文は350文字程度です。
難易度としてはだいたい共通テストと同レベルです。
ここではやはり素早く問題を解いていくことが重要になります。
長文読解は単語・熟語・文法・構文等の英語の知識の集大成のようなものです。
まずは、それらの知識を習得することを優先しましょう。
英検2級の長文読解問題を素早く解くコツとしては、
まず問題文を読むということです。問題の解答の手掛かりは99%問題の順番通りになっています。
そのため、第1問の解答の根拠はほとんどが第1段落にあります。
まず、問題を読んで内容を確認し、本文中からどういうことを探せばその問題が解けるのか、
ということをしっかり意識したうえで本文の読解に取り掛かりましょう。イメージとしては「読む」というより「探す」というイメージです。
問題と関係なさそうな部分に関しては、流し読みをし問題の根拠となり得そうな部分に関しては、
しっかり読む、ということを意識することで問題を解くスピードが飛躍的に速くなります。
大問4 ライティング
大問4は英作文が出題されます。
課題文があって、それに対して賛成か、反対か、もしくはどう思うかについて、
2つの理由で答えよ、というものです。
毎回同じ出題形式なので解答の「型」をしっかり作っておくことが重要です。
たとえば、
I agree【disagree】 with this idea for two reasons.
First,~
Second,~
といった感じです。~の部分は気合で考えましょう。コツとしては平易な単語を使うこと、文法・スペルミスがないように気を付けることです。
また、出やすいテーマは決まっているので例文を暗記してしまうこともめちゃくちゃ役立ちます。
おすすめの参考書は「最短合格!英作文&面接完全制覇」です。
この参考書の第2章に載っている例文をテーマごとにいくつか暗記しましょう。
また、無料の音声もついているのでリスニングの練習にもなります。
大問5 リスニング
個人的に一番難しいと感じるのはこのリスニングのパートです。
英検2級のリスニングは、第1部(会話の内容一致選択)と第2部(文の内容一致選択)が各15問出題されます。どちらも、問題文は、1回だけしか放送されません。
リスニングのコツは問題文を先に目を通しておくということです。
問題文は1回しか放送されないため、事前に目を通してどのような問題がでるのかイメージしておく
ことで問題が解きやすくなります。また、分からなかった問題を引きずらないこともとても大切です。
リスニングは止まってくれないので分からなかった問題を引きずってしまうと次の問題を聞き逃してしまって、次も…また次も…というふうに負のスパイラルに陥ってしまいます。分からくても次の問題に頭を切り替えましょう。
リスニングの勉強法としては音声付きの参考書を使った音読・シャドーイングが有効です。
また、英検のサイトで過去問の音源が無料で聞けるので活用しましょう!
2次試験 面接
1次試験を無事突破できれば、面接の試験があります。
せっかく、1次試験を突破したのに面接で落ちたとしたらめちゃくちゃもったいない
ですよね。
ただ、面接の出題パターンは決まっているのであらかじめ把握しておいて、
イメージトレーニングをしましょう。
面接で1番大事なのは気合いと笑顔です。
面接には「attitude」という評価項目があります。
これは日本語で「態度・様子」という意味です。
つまり挨拶や応答の元気の良さ、やる気というように英語力以外
のところが見られます!
とにかく気合で何とか伝えよう!という思いで挑みましょう。
ちなみに、筆者は英検準1級の面接は合格最低点で受かりました。
やる気と気合いが伝われば、面接官は何とかしてくれます。
おわりに
英検2級は基礎的な英語力を養えば十分通用するレベルの問題です。
また、出題形式が決まっているためしっかりとした対策により、
点数を飛躍的に上げることが可能です。
高1・高2生のみなさん、早めの対策で英検2級を取得し受験を制しましょう!
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