受験生のみなさんこんにちは、
勝川駅北口から徒歩2分、
「ももらんぐ」と大きな看板のあるビルLIPRO3階北側にあります。
武田塾春日井校です。
本日は、苫米地英人さんが書かれた「いい習慣が、脳を変える」から
学習にとっていい習慣とは何なのか、
どのようにその学習習慣を身につけていけばいいのかをお伝えしていきます。
苫米地先生が結論つけていることは、
結論1:人間の日々の習慣を決定づけているのは脳である
結論2:実際の行動を変えるには、根本にある考え方、信念にアプローチする必要がある。
以上の2点になっています。
前述の結論に至るために以下の流れで習慣についてお伝えしていきます。
1.習慣とは?
2.「いい習慣を」につける方法
3.脳を変えるいい方法
では、早速初めていきます。
1.習慣とは何か?
(1)習慣にはハビットとアティチュードがある
ハビットは、「習慣」と訳され、無意識の癖を含む行動の傾向を指します。
具体的には、「朝の歯磨き」や「洗顔」といった行動が簡単な例になります。
一方、アティチュードは、物事に対する考え方を指しています。
ハビットもアティチュードも本質的には同じですが、
いつも合致するとは限らないようです。
そのハビットとアティチュードが合致しない例として、
著者はアメリカの人種差別問題を使って例示しています。
黒人が嫌いだという意識を持ったアメリカ人白人男性がいたとします。
彼が黒人の人との隣には必ず座らないなどの行動をとっていれば
その席を決して譲ろうとしな行動自体がハビットになってしまっているわけです。
一方、アティチュードは考え方の中に存在するものであるため、
行動を伴う場合と伴わない場合があるそうです。
アティチュードとハビットに共通していることは、
両方ともに脳内で生まれてきたパターンであるということです。
このアティチュードとハビットの関係がより強固なものになるには、
やはり具体的な行動と結びついた場合であるとされています。
進路についてのアドバイスを行っていく中で難しいとされているのが
まだ自分の興味のある分野を選択できていない生徒さんの場合です。
「将来は○○な人たちを救っていけるような○○になりたい。」
「その学びができる○○大学○○学部に進学したい。」
前述したようなアティチュードが出来上がってきている生徒さんだと、
その後の具体的な勉強の習慣「ハビット」につなげていくことも
苦もなくできていくものと思います。
(2)行動習慣から、考え方の習慣を植え付ける
行動の習慣「ハビット」を変えていくことで、
考え方の習慣「アティチュード」をも変えていけるそうです。
アメリカのスタンフォード大学が行った「監獄実験」という実験があります。
この実験では被験者をそれぞれ「囚人役」と「看守役」とに分けたそうです。
初めは、単なる役としてふるまっていた被験者が、
本当に「看守役」「囚人役」の考え方「アティチュード」が芽生えていったそうです。
結果、初めは「役」で始まっていた関係に、本当の従属関係が出来上がったそうです。
この「監獄実験」の例は、実際の行動習慣(ハビット)が
アティチュードの習慣を植え付けていった例になります。
受験を控える受験生にとってまず初めに必要なのが、
信念から生まれた目標が設定できることが理想です。
しかし、「監獄実験」の結果から分かったハビットからアティチュードの関係のように、
毎日の勉強という具体的な勉強習慣から、自分の信念となるアティチュードを作り出していくこともできるわけです。
このようにアティチュードとハビットという2つの習慣はそれぞれちがったものではあるのですが、
2つあってはじめて、効果が表れると考えられています。
2.勉強で「いい習慣」を身につける方法
勉強目標は常に更新する&アサンプション・アップデート
初めてのゴール設定は適当で問題ないそうです。
例えば、「明日までに英単語を50個覚える」と初めてのゴールを設定してみます。
この目標は今はまだ勉強する習慣が身についていない場合に、現場を抜け出すために必要になります。
しかし、その目標が達成に近づいたところでゴールは更新されなければなりません。
このゴールを更新していくことで、次のゴールに到達するために必要なことを考えるようになります。
新しいゴールに到達するための方法を推測(アサンプション)していくことこそが
大事なことであるとされています。
新しいゴールに合わせた到達方法を更新していくここそが、
「アサンプション・アップデート」であるとされています。
2022年度受験生のAさんは志望校を愛知県立大学に決めたとします。
現在の状況で何が足りていないかと知りたいと思い、試しに共通テスト(数学ⅠA・英語)を解いてみました。
その結果、現在の自分の力では共通テストの問題が全く解けないことがわかりました。
そこで、Aさんはまずは数学ⅠAの基本的な問題集と英単語と英文法の勉強を始めました。
前述したAさんのように、目標を設定し行動を起こすと次にやるべき目標が決まっていきます。
目標を設定し行動してみることが、次の目標と習慣作りに生かされることになります。
ですから、目標は絶えず更新していくものであると認識していくべきでしょう。
3.脳を変えるいい習慣
大量の知識の習得には「読書」
自分の信念から生まれてくる目標は、
初めは混とんとした抽象度の高いレベルから生まれます。
抽象度の高い思考を支えるのは大量の知識になります。
この大量の知識獲得に一番適しているのが「読書」です。
情報の80%は人間の視覚から獲得されるとされています。
視覚から入った情報は脳の視覚野と呼ばれる部位に取り込まれ、
脳内の他の部位も使って処理されていくそうです。
聴覚から入る情報に対しても、人間の脳は対応できるようになっていますが、
視覚から入ってくる情報の習得に比べると限界があるそうです。
ご存じのように「読書」は自分のタイミングで継続して実践することでき、
しかも何度でも繰り返すことができます。
そういった理由で大量の知識を獲得するために「読書」は最適であるのです。
また、「読書」にはIQを高めてくれる効果もあるとされています。
「読書」によって得られた新たな知識は、既習の知識と結びつくことによって
これまでは自分の認識の外にあった事柄についても思考できるようになります。
武田塾の勉強法は「読書」です。
市販の参考書・問題集を読み解き明かしていきます。
授業よりも大量の情報の習得に対応できる勉強法が「読書」であることに間違いはありません。
まとめ
本日は、
「いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る! Kindle版」
苫米地 英人 (著) KADOKAWA(編集)から、
1.習慣とは?
2.勉強で「いい習慣を」につける方法
3.脳を変えるにいい習慣
上記の3つについてお伝えしてきました。
今回も、いつも勉強させていただいている「サムの本解説cH」からの動画を共有させていただき、
著者の説明の不十分な部分を補っていただこうと思います。
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