福岡大学合格に近づくための英語の勉強法とおすすめの参考書

　はじめに

皆さんこんにちは、武田塾春日原校の有村です！
もう今年も残るところ二か月半です。　

なかなか成績が伸びずに悩んでいる人や本番までに入試問題が解けるレベルに達するか不安な人が多いと思います。

今回は福岡の私大といったら、おそらく一番に名が挙げられるであろう。福岡大学の英語の入試問題の傾向と対策方法について書いていきたいと思います。　よろしくお願いします！！

　出題形式と出題内容

　例年、出題構成はほとんど定着しており、読解問題2題、文法問題・語彙問題2題、発音問題1の5つの大問から構成されています。

　また、〔１〕の70～100語の英文和訳のみの記述式読解問題を除き、その他はすべて選択式問題となっています。

〔２〕の読解問題は長文で、内容把握を確かめるものとなっており、速読力・速解力が問われます。

〔３〕〔５〕の文法・語彙問題は標準的なもので、慣用句・熟語・語法を中心とした問題です。〔３〕は空欄補充問題で、〔５〕は日本文
が与えられた語句整序問題となっています。

〔４〕も発音問題は下線部の発音が見出し語と同じものを選ぶものや、アクセントの位置を問う問題が出題されています。

大問ごとの難易度

　〔１〕の読解問題の英文は、やや抽象的であったり、、比喩表現が用いられたり、時には構文把握が難しかったりするが、ほとんどが教科書レベルの問題です。〔２〕の長文読解問題は、標準レベルで比較的読みやすい英文が選ばれています。〔３〕〔５〕も文法・語彙問題も標準レベルの物が多いです。
　全体的に見て、これと言って、難解な問題は見当たりません。分量や、難易度を考えると試験時間的にも、余裕があると言ってよいレベルでしょう。なので、時間配分的には、読解問題に時間を割いて、後の問題は自分が培ってきた暗記事項で対応することをお勧めします。落ち着いて取り組みましょう。

対策とおすすめの参考書

　１　読解力
〔１〕の英文和訳の対策としては、教科書を精読して正確な読解力を養うことや、「入門英文解釈の技術70」のような、基礎的な読解の参考書を活用して実際に答案を作成し、自分で答え合わせをしたり、先生に添削をしてもらったりすることが必須です。
また、長文読解に当たっては、文章量がとても多かったり、難解な表現が使われたりすることはないので、
「英語長文レベル別問題集３　標準編」をお勧めします。

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２　文法力　語彙力
　　作文の基礎ともなる文法知識は必ず整理して確実なものとしておきたいです。その際に、文法事項に関連した例文も覚えるようにすれば、応用力も身に付くし、また、覚えた例文がそのまま出題されることがあるので、自分でラッキー問題を勝ち取りましょう！！
　おすすめの参考書は、学校で購入した「Vintage」や「Next　Stage」がオススメです。これらは文法の基本的事項を網羅しているので、これらを完璧に暗記すれば落とすことはないでしょう！！

３　発音・アクセント
　　個人的な見解としては、発音やアクセントに時間をかけるのは、勿体ないと思っています。というのも、発音やアクセントは単語帳に必ず書いてあり、それらに注意してキチンとした音読を通すことによって、感覚でつかめるようになってきます。
　なので、これから単語を覚える際には、アクセントの場所や、その文字に目を付けて、口に出して覚えるようにしましょう。

４　過去問研究
福岡大学の英語は、例年出題形式・傾向が安定しているので、過去問の出題研究は必須です。また、各学部・日程の問題に共通性。類似性が見られるので、赤本などを利用してなるべく多くの過去問を解いておくと良いでしょう。