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【武田塾ルート】武田塾世界史ルートの参考書と使い方を紹介!

こんにちは、武田塾鹿島田校です!

 

突然ですが、みなさん武田塾のルートに載っている参考書、あるいはルート自体を正しく使えていますか?

筆者は受験勉強を始めるタイミングで武田塾のルートを知ったのですが、初めて見たときはどんなペースで進めたらいいのかもわからないし、参考書の勉強法もいまいちよく分かりませんでした。

当時の筆者と同じように思っている人が結構いるんじゃないかなと思ってます。

そこで、今回は武田塾の世界史ルートを解説しようと思います!

 

武田塾ルートとは?

武田塾では、生徒のレベルに合わせた市販の参考書を宿題として提示します。

また、一つの参考書を一定の水準までやり切ったら、次のもう少し高いレベルの参考書を使っていきます。

この参考書をやりきるまでの期間・流れ、そしてレベルで分けられた参考書の段階を示すのが武田塾のルート(カリキュラム)になります。

このルートは、現在の志望する大学の特色に合わせ、どの参考書からスタートし、どの参考書を経由していくかの流れをすべて記しています。

正しいやり方を守って、武田塾ルートに則って参考書を進めていけば、自分の身に着けたいレベルの学力が身についていくのです。

この武田塾ルートのポイントは、市販の参考書を使っているという点にあります。

知りさえすれば誰にでも簡単に購入することができ、それを正しく使っていけばレベルを上げていけるのです。

なので、独学を考えている方や、次に使う参考書を考えたりしている方にはとても参考になるものだと思います。

 

では改めて、武田塾のルート上で使用されている参考書をご紹介します。

 

日大レベル:目標突破週数、11週

それでは、日大レベルの参考書の説明から入っていきます。

世界史に限らず、歴史では時代の流れが大切になってきます。ですので、世界史を勉強したことがない方は特に、歴史の流れを意識しつつ勉強をするようにしてください。

 

講義系参考書:『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』『神余のパノラマ世界史』『詳説 世界史』

まず初めに、講義系参考書の紹介をします。歴史の勉強をする際に絶対に必要なのが、講義系参考書です。これらの参考書は、受験勉強の開始から入試直前まで使います。3冊あるので、1冊ずつ紹介していきます。

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』:この参考書は、世界史を全く勉強したことがない人や、少し勉強はしたことあるけど、ストーリーは覚えていない人向けの参考書です。本書の特徴としては、地域別に流れを説明してくれているところにあります。他の講義系参考書ですと、古い時代から順に近代へと進んでいくため、いろんな地域を行ったり来たりすることになりますが、この参考書を使えば地域ごとに整理することができるので、より簡単に歴史の流れを把握することが出来ます。ただ、あくまでも流れを把握しやすくすることに重視しているので、細かい用語を覚えるのには向いていません。

『神余のパノラマ世界史』:この参考書の特徴としては、とにかく読みやすいということ。学校で配られる教科書などと違って、地図が豊富に掲載されていたり、重要な用語は赤字で書かれていたり、整理できやすいように図を使っていたりします。さらに、知識面に関しても充実していて、読みやすいにもかかわらず、これ1冊仕上げればMARCHレベルの用語に困ることはありません。先ほど紹介した、『1度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』が終わったら、その次に取り組む講義系参考書として取り入れるのが良いでしょう。

『詳説 世界史』:この参考書の構成は、学校で配られる一般的な参考書とほぼ同じような形式になっています。知識面でも、今までに紹介した2冊よりも充実しているので、MARCHに確実に合格したい人、早慶を受験する人が学習すると良いです。ただ、内容的に難しいことも載っているため、『神余のパノラマ世界史』を完璧に終えていない人は、まずそちらの理解を優先するべきです。

 

問題集:『世界史用語 マルチトレーニング』『イチから鍛える世界史 必修編』

これらの問題集は、先ほど紹介した講義系参考書と同時並行で進めていく参考書です。
講義系参考書で時代の流れを把握し、問題集で用語や流れの再確認をしつつ、知識を定着させます。

『世界史用語 マルチトレーニング』(目標突破週数、7週):この参考書の特徴としては、『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』と同じで、地域ごとに流れを整理していること。それに加え、各テーマごとに基本的な流れ、地図、年号の問題が掲載されているので、この1冊を完璧にすることができれば、あらゆる形式の問題に対応することが可能です。『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』と『世界史用語 マルチトレーニング』を同時に取り組むのが良いでしょう。

『イチから鍛える世界史 必修編』(目標突破週数、6週):この参考書は、『世界史用語 マルチトレーニング』が終わった時に始めるようにしてください。そして、この参考書を使う上で絶対にしてほしいことは、本書の初めに書いてある「世界史得点力を上げる10の鉄則」を読むこと。ここでは、世界史をどのように勉強していけば良いのか、やってはいけない勉強法はどんなものかなど、たくさんの鉄則が述べられています。学習効率を上げるために、正しい勉強法で学習することはとても大切です。後で後悔しないように、できる人の考え方は真似していくのが良いです。

ここまで完璧に終えることができたら、日大レベルはクリアです。実際に日大レベルの過去問を解くなどして、実力がついているか確認するようにしましょう。

 

MARCH・早慶レベル:目標突破週数、18週

続いて、MARCH・早慶レベルについて書いていきます。世界史に関しては、MARCHレベルの参考書を一通り終えて、内容も完璧にすることができていれば、早慶レベルの問題にも対応することができます。もし、早慶レベルの問題に太刀打ちできないようであれば、もう1度、参考書が完璧になっているかを見直すべきでしょう。

講義系参考書:『詳説 世界史』

MARCH・早慶レベルの講義系参考書は、『詳説 世界史』のみとなっています。ただし、この参考書に一通り目を通そうとすると結構な時間がかかってしまうので、日大レベルを夏くらいまでに終わらせ、余裕があれば取り組むことをお勧めします。入試まで、もうあまり時間がない場合は、『神余のパノラマ世界史』をそのまま使い、読み込んだ方が定着します。1つの参考書が完璧になっていない状態にもかかわらず、志望校のレベルに合わせて参考書を変えるのはお勧めしません。定着度を優先してください。

 

問題集:『世界史用語 マルチトレーニング』『イチから鍛える世界史 発展編』『ヒストリア 世界史精選問題集』『判る!解ける!書ける!世界史論述』

『世界史用語 マルチトレーニング』(目標突破週数、7週):MARCHレベルでこの参考書を再びやる目的としては、参考書の内容の復習、そして、赤字になっている用語の暗記です。この参考書の用語は主に2つのレベルに分かれていて、空欄で出題されている用語が日大レベル、赤字で出題されている用語がMARCHレベルとなっています。ですので、今までに覚えた内容に加え、赤字の用語まで覚えるようにしてください。

『イチから鍛える世界史 発展編』(目標突破週数、6週)or『ヒストリア 世界史精選問題集』(目標突破週数、11週):これら参考書は、私立大学志望の方が取り組む参考書です。国立志望の方は、『判る!解ける!書ける!世界史論述』に取り組んでください。早慶レベルになってくると、いろんな知識を使い、総合的に判断しなければ解けない問題が出てきます。これら参考書は、いろんな知識を総合的に判断する「解き方」について詳しく解説されているので、解説は熟読するようにしましょう。

『判る!解ける!書ける!世界史論述』(目標突破週数、9週):国立志望者に取り組んでほしい参考書です。今までいろいろな参考書を紹介してきましたが、論述対策をするならこの参考書が一番です。どの参考書にも共通して言えることですが、参考書の「はじめに」は必ず読みましょう。参考書の筆者が、どういう風に参考書を学習してほしいのか、参考書を使う上でのポイントは何かなどを書いてくれているわけです。勉強法は大事です。著者が使い方を説明してくれているので、できる限り活かしましょう。論述というくらいですから、自分の知識を頼りに、流れや事柄のポイントを説明しなければなりません。この参考書をやってみて、そもそもの知識が足りないなと感じたら、流れの把握を最優先でしてください。

MARCH・早慶レベルの参考書に取り組む順番ですが、私立志望の方は、『世界史用語 マルチトレーニング』が終わり次第、知識の確認と解き方を身に付けるために『イチから鍛える世界史 発展編』に取り掛かってください。国立志望の方は、『世界史用語 マルチトレーニング』と同時並行で、論述対策のために『判る!解ける!書ける!世界史論述』を取り組んでください。

ここまで終えることができれば、あとは各大学の過去問をやりつつ、苦手分野を克服するなど、知識を補完していってください。

世界史の勉強法や、参考書の使い方などについて説明してきましたが、なんと言っても一番大切なのは、歴史の流れを把握すること。どんなに用語を覚えていても、歴史上の事柄に対応させて覚えていなければ問題は解くことができませんし、用語を整理することができないので長期記憶に繋がりません。せっかく覚えた用語なのに、すぐに忘れてしまってはもったいないですよね?限りある時間を有効的に使うために、正しい勉強法で取り組んでくださいね。

 

最後に

今回は、武田塾世界史ルートの紹介をしましたが、いかがだったでしょうか。

今回紹介したルートの他に、武田塾の勉強法に関しても調べて、実践することをお勧めします。勉強法に関しては、武田塾のYouTubeチャンネルにもたくさん情報があるので、是非見てください。

世の中には数多くの参考書があるので、どれを使おうか、どのように使おうかなど、わからないことがたくさんあると思います。このブログを読むことによって、悩み解決の一助となれば幸いです。

自分にあった参考書を正しく使いこなすことができれば、成績は確実に上がります。なので挫けず、頑張ってください。応援しています!!

 

以上。

 

 


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