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勉強のモチベーションはどうやって上げたらいい??

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「勉強のモチベーションが上がらない…(涙)」「やる気はあるけど、すぐに冷めてしまう」と思い悩んだことありますせんか?

志望校に行くために勉強しなきゃいけないということをわかってはいるものの、なかなか進んで勉強できないんですよね。。。

そこで今回は、『勉強のモチベーションの上げ方』についてお話します。

モチベーションが上がらない理由

その前に、モチベーションの向上を阻害している要因について考えてみましょう。

考えられるのは大きく分けて4つです。

目標がなく、ぼんやりしている

 将来、自分のやりたいことが不明瞭な人は、両親や学校の先生から「勉強しなさい」と言われるため、仕方なしに勉強していることが多いと思います。その状況で、勉強に対するモチベーションを上げろといっても無理な話なので、少し時間をとって自分が将来どのように生きていきたいかを考えてみてください。「起業したい」「お金持ちになりたい」「海外に住みたい」など何でも大丈夫です。その理想としたイメージと現在の自分に"ズレ"が生じていると感じた時に、人間は少しでも自分の理想に近づきたいという欲求が生じ、モチベーションを向上させるのです。そのため、目標がない人は、まずは自分の将来について考えてみましょう

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達成困難な計画を立てる

 将来やりたいことはある!だから計画を立てて勉強しようと頑張ってます!でも、なかなか続かない…と悩んでいる人は、達成困難な計画の立て方をしていませんか? 1週間のスケジュールに今までやってこなかったような膨大な勉強量を詰め込み、いざ取り組んでみると、ほとんど計画通りに進まず、当初あったモチベーションは地の底へ… 数日経って、再びモチベーションが上がるが、また同じことを繰り返して負のスパイラルに。。。これは主に、完璧主義者タイプの人に当てはまりますが、自己肯定感を著しく下げるだけなのでやめましょう!

 では、どうすれば良いかと言うと、1週間に自分が理想とする勉強量の1/3の量でまずは取り組んでみてください。そうすることによって負担が一気に減りますし、計画が達成しやすくなり、自己肯定感も、モチベーションも上がりやすくなります。

 

環境が悪い

 十人十色ということわざがあるように、集中力を発揮できる環境も人それぞれ。静かな自習室、家族の目が光るリビング、周りの目が多くあるカフェなど…勉強する環境は多岐にわたると思います。はじめから自分に合った環境で勉強に取り組めているのであれば、もちろん言うことなしですが、自分に合わない環境下で勉強し続けているのであれば、早期に改善すべきでしょう。自分にはどの環境が適しているのかを早々に見つけ、その環境下で勉強をし続けることが大事です。

 筆者は受験生時代、自宅では他所事ばかりしてしまい、ほとんど勉強に手がつかなかったため、移動時間が多少かかろうとも、図書館や自習室に行って取り組んでいました。正味の集中して取り組める勉強時間を計測したところ、自宅と比較して、はるかに図書館や自習室のほうが長かったです。

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目に見える成果が出ない

 必死に毎日勉強しても、目に見える成果が出ない。これも多くの学生が抱える悩みの種のひとつです。その原因は、大きく分けて2つあります。ひとつ目は、勉強方法が間違っているから。間違った勉強方法をいくらこなしたところで成果が出ないのは当たり前ですよね。目に見える成果を出すには、正しい勉強法を確立することが大切です。ふたつ目は、目に見える成果が表れる前段階であるという事。例を挙げて説明すると、受験の天王山である夏に猛勉強した学生のなかで、はやい人は9月に成績が伸びますが、10月、11月ごろに一気に伸びる学生はざらにいます。成績は、比例直線ではなく、放物線のようにグッと上昇していくものですから、焦らずじっくり取り組んでいけば成果は表れます

 

モチベーションを上げるには

重要なことは2つです。

①目標設定

②ものの見方

 

目標設定

 

 目標には、大きく分けると長期目標と短期目標の2つがあります。これらは、どちらも重要でありますが、モチベーションの向上には特に「短期目標」が大事です。

 たとえば、「1日の終わりまでに数学20問解き切る」という目標を立て、それが達成できた場合、多くの人は達成感を感じると思います。この達成感こそが、モチベーション向上の源泉です。そのため、モチベーションが上がらない人は、短期目標を立ててから勉強する習慣をつけてあげましょう。また、いくつか目標設定するとその分多くの達成感を得られるため、1つに定めず、細分化してあげるのがポイントです。

 分厚い参考書より、終わりそうに思える量の参考書に取り組むなど短期目標達成のために工夫してあげるのも良いと思います。

 

ものの見方

 

 ものの見方は、大きく分けて3つあります。1つ目は、『ポジティブ』。2つ目は、『ニュートラル』。そして、3つ目は、『ネガティブ』です。

 この中で、モチベーション向上に必要なものは何でしょうか。

 

  答えは、ポジティブです。 

 

 それでは、ニュートラルやネガティブは大学受験にも不要かというと、ネガティブは基本的に不要ですが、ニュートラルは長期目標達成のためには大切です。

 なぜかというと、ニュートラルな視点は、現時点から目標地点までの道のりを、言葉の通りニュートラルに視るとことができ、長期目標を達成するために最も適切な見方であるからです。

 筆者が受験生だった頃、目標地点までの道のりをポジティブに捉えたばかりに痛い目にあった人たちをこの目で何人も見てきました。長期目標において、希望的観測はNGです。

 

 さて、本題に戻りますが、モチベーション向上になぜポジティブが必要かというと、

 

 短期目標を達成した際に、今できたことを認めてあげる必要があるからです。

 

 なかなかモチベーションが向上しない人の中で多く見受けられる原因の一つに、自分に自信がないということがあります。しかし、受験において、勝つマインドは非常に大事です。今やってできたことを認めてあげるポジティブな見方は絶対に忘れないでください。

 短期目標でやってきたことを自信の材料とし、自分で自分を肯定しながらモチベーションを向上させていきましょう!

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