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【講師紹介】千葉大現役合格 コツコツ型~モチベーション維持の精神論

こんにちは!

武田塾 鎌取校の車田です!

今回は講師紹介第3弾をお届けします♪

ここ最近、高校2年生の問い合わせがグンと増えている鎌取校。
早め早めに行動しようとする意識、とても素晴らしいですね!

本日ご紹介する講師も完全コツコツ型なんです。
ただ難しいことに、『コツコツ』=『長期間モチベーションを維持し続けなくてはならない』ということ!

その「モチベーションを維持する精神論」について今回は掘り下げていきたいと思います(*^^*)

千葉大学 法政経学部 法政経学科 現役合格!

青森から上京し、一人暮らしをしながら勉強に勤しむしっかり者の西野先生。
自分のやるべきことに真剣に取り組む真面目さが最大の強みです!

でも、小学生の頃は勉強が嫌いだったとか…(゜o゜)
一体どうやってコツコツと大学受験に臨んだのでしょう?

モチベーション維持に繋がる西野先生の精神論を語ってもらいました♪

西野

(序章)小・中学生の頃の勉強習慣 コツコツとは無縁?!

小学生の頃…勉強は「嫌い」だった

小学校の頃は勉強は全く勉強が好きではなく、どっちかというと「嫌い」でした。

例えば、夏休みの宿題だったら、終業式の日に一気に集中して終わらせて、あとはひたすら遊び呆ける…という性格で、コツコツとは無縁でした。

 

中学生の頃に負けず嫌い精神を付ける?!

中学生の頃、進学塾に入ったのがきっかけで、意識が変わってきたように思います。

小学生の内容だと、授業さえちゃんと聞いて理解できていればそこまで困ることはなかったものの、その塾では内容のグレードが一気に上がったんです。

通っている生徒のレベルも高く、「自分だけできない」というのは絶対に嫌だった。
また、一筋縄では解けない問題を解けるようになるのが嬉しかったのを覚えています。

 

塾の先生に「一橋大学」を勧められ…

中学の時の塾の先生に一橋大学の社会学部を勧められたことがありました。

後から聞いたところによると、私に合っているからという理由でなく、先生の合格実績のために勧められただけだったそうですが、当時行きたい大学なんて一切考えていなかった私には、「将来は一橋大学に行くものなんだ」と潜在的にインプットされました。

 

モチベーション維持のための精神論…脳内バトルロワイヤルのススメ

こうして中学生の段階で「一橋大学」を志望していたものの、一橋大学の何か大きな魅力に導かれてモチベーションを維持していたわけではありません

塾の先生に言われて「そういうもんなんだ」という認識だっただけです。
でも実際高校生の頃は完全にコツコツ派になっていました。

ここからは高校生の頃に実践していたことをご紹介します。

1年次

高校に入って最初のテストでは240人中50位と、負けず嫌いな私にとっては全く納得のできない結果でした。

でも、同じクラスには好成績者が多くいたので(具体的には偏差値70以上の人が7,8人)、それを逆にありがたく思い、その状況を利用するようにしました。

具体的にはその人たちを学内テストの度に「負かす」という目標を持つようにしました。
残念ながら一年生のうちに全員に勝てなかったものの、この意識のおかげで一年生の順位は上がり続け学年最高総合順位は20位となりました。

この頃の1日の勉強時間は3時間ほどです。

2年次

当然ながらまだこの順位では一橋に受かるはずもないですが、二年生になる際にある転機が訪れます。
クラス替えです。
新しいクラス構成員の90%が見知らぬ人でした。

これを逆手にとり、クラスの全員が自分より下の順位だと思い込むことにして、その人たちと自分は違うのだ、という意識を持ち行動に反映させました。

これは、何も、見せつけるということではありません。
いわば形而上で周りの人間をステップとすることで自分を高めようと考えたのです。

当然、物理的に人を踏んづけた訳ではないので誰も犠牲になっていません。
また周囲を貶めることをしたわけでもありません。

こうして、自分だけ抜け駆けしてレベルアップしていくようにしたのです。
これは非常に効果的で、当然真面目な子もいましたから、私の姿勢に触発された上位層が行動を変える、それによって私は更に触発され上を目指す…というように、私と周囲(比較的少人数ですが)の間で高め合える関係性が築かれていったのです。

そして順位ですが、この頃は常に10位以内を保てるようになり、教科ごとの順位では毎回1つは1位の科目を作れるようになりました。

2年生になると1日の勉強時間は5時間ほどとなっていました。

3年次 

三年生に進級する際もクラス替えがありましたが、この時にはもう周りへの関心はなくなり、自分との闘いに闘志を燃やせるようになっていました。

ただし教師に対する畏敬と恭順の念は堅持したままです。
実際、私の学年には指導力、人徳に溢れた教師が多く、この上ないほどの環境でした。

この時点で私の点数が低かった科目は日本史と数学でした。
数学に関しては『一橋大の数学20ヵ年』を3年の4月から始めましたが、最初は全く手も足も出ず、11月までに2周し終えてもまだ不完全でした。

しかし私の高校は12月から共通テスト対策を始めるため、二次対策は一度お預けにして共通テスト対策に勤しみました。

日本史に関しては、担当教員と年度初めに相談し、共通テストが終わってから対策することになっていました。

3年生の共通テストまでは5時間の勉強を続けていました。

いよいよ受験期到来!モチベーションも加速上昇!

前期試験対策

さて、共通テストが終わり、数学と日本史漬けの日々が始まりました。

この頃になると、勉強が楽しくてしょうがないという感覚になっていました。

例えば、この時の授業は、担当教員が答案用紙を事前に添削しマンツーマンで解説するものでした。
知識はすでに共通テスト対策でたくさん詰め込みましたから、今度はそのアウトプットの練習をするというわけです。
しかし一橋ではより細かな知識、理解が必要なため、解答用紙を作るときは手元に常時5冊は日本史関連の参考書と教科書、政治・経済の参考書を置きました(いつも学校の図書館で勉強していたので、図書館の蔵書を使いました)。

これまでの、知識を詰め込む勉強とは異なり、より深く学問に触れる・学べる状況がとても楽しかったのです。

共通テストが終わって二次対策に入ったこの頃は1日13時間ぐらいの勉強をしていました。

前期試験本番

試験日の3日前には授業が終わり、試験までの2日間は過去問を解きました。

しかし一橋は2021年度に英語が新たな形式となり、いつもの半分ほどしか点数がもらえない答案になってしまいました。
ただ数学は追い込みが功を奏して5問中3問完全解答できました。
日本史は比較的解きやすい問題だったので半分はとれたと思います。
(一橋は各科目の点数開示をしないので実際の合計点しかわかりません。)

前期試験が終わった後、落ちただろうなと思っていましたが悔しいという思いはなく、試験を楽しむことができたので、満足度と安堵が上回りました

後期試験対策

前期試験の余韻に浸りながら後期の勉強を前向きに始めることができました。

担任の先生に千葉大を勧められ受けることにしました。

やることは全てやったので、千葉大も難関と言われますが、楽観視しているところがあり、安心して試験に臨むことができました。

 

【まとめ】コツコツ型の精神論とは

以上!

西野先生ありがとうございました!

嫌いなことに向き合う精神論を確立せよ

受験という経験をして、よかったと思うことは学問の端くれを学ぶ者としての意識が、不十分ではあるが生まれたこと』と語った西野先生。

小学生のころ、勉強が嫌いで、後で楽をするためだけに宿題に取り組んでいた彼が、

一橋大学を目指して高校3年間を走り抜けられたのは、自分の中の負けず嫌いな精神を引き出し、そして自分を高めるところまでに持っていけた考え方のおかげかもしれませんね。

西野先生にズバリ「モチベーション維持の方法は」と聞くと、『ルサンチマンを持つこと』と答えました。
”ルサンチマン”とは、簡単に言うと強者に抱く弱者の憎悪などの、感情が内向的に屈折している状態を言います。

そういった内なる魂を召喚した結果が、モチベーション維持につながったのでしょう。

人は”習慣”にすることが一番難しい

西野先生のように家で勉強する習慣がなかったのに、コツコツ型になれたのは、ご紹介した通り西野先生の精神論が大きく起因していると思います。

ですが、それはほんの入り口だと思っています。

「人は”習慣"を身につけることが何より難しい。逆に生活習慣が整っている人はそれだけでも大きな強みだ。」

私が社会人一年目の時に研修で言われ、深く納得してしまったのがこの言葉です。

”毎日1時間勉強しよう”
”朝早く起きて運動しよう”

やる気はあっても継続させるのは並大抵ではありません。

決めたことを毎日続ければそれが『当たり前」になる
『当たり前』のことを毎日行うのはそれほどの苦ではなくなります。

嫌いなことを毎日続けて、当たり前になった。
当たり前のことをやっていくうちに勉強の楽しさを知った。
だから、嫌いだった”勉強”が楽しいものになった。

ここまで持っていけたら受験勉強をするにあたって相当なアドバンテージです。

これから受験勉強を始めようと考えている高1・高2の皆さん!
試験までは長いです。

でもその取り組みを”習慣”にまで持っていけたら、きっと新しい世界が見えてきますよ(*^^*)
応援しています!

*****

普段とても穏やかかつ朗らかに生徒を指導する西野先生が、内心こんな思いで勉強をしていた時期があったなんて、驚きの連続でした!

でも、勉強なんて好きじゃないという人は多くいるし、そこから自分を高めるために気持ちを保ち続ける方法を編み出したのはスゴイの一言!

少しでも皆さんの参考になれば幸いです♪

武田塾では勉強の仕方や受験に関する相談を無料で承っております!
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