こんにちは!武田塾掛川校です。
国公立大学志望の受験生に必須となるのが、‘‘共通テスト‘‘です。
また、現高校1年生が受ける共通テストには新課程が加わります。
高校1年生と2年生が受ける共通テストの違いや時間配分など、共通テストの概要についてまとめていきます!!
高1生の共通テスト対策
現高校1年生は、新科目が加わったり、入試時間が変わったりと変化がありますので、しっかり抑えておきましょう。
「情報」が加わる
高校1年生の受験生からは「新学習指導要領」に対応した試験となります。
その為、大きな変化としては新しく「情報Ⅰ」の試験が加わることです。
これが加わることにより、共通テストの科目数が6→7科目に増えます。
地歴公民の選択に注意する
地歴公民の選択方法は以下の通りです。
・6出題科目のうち、最大2出題科目を選択。
・「地理総合/歴史総合/公共」を選択する場合は、出題範囲から2科目の問題を選択。
・2科目を選択する場合は、以下の組み合わせ以外を選択する。
・『公共、倫理』と『公共、政治・経済』の組み合わせは選択不可。
・『地理総合、歴史総合、公共』を選択する場合は、選択解答した問題の出題範囲の科目と同一名称を含む科目の選択不可。
最大2科目まで選択できる地歴公民ですが、科目によっては必ず2科目選択するものや、組み合わせ不可の科目もあります。
選択をする時は慎重に考慮して考えましょう。
経過措置科目が得点調整の対象になる
得点調整とは、原則20点以上の平均点差が生じた場合、これが試験の難易差によるものと認められた場合に行うことです。
換算表を発表し、平均点の差が大きくなりすぎないように個人の得点を読み替えます。
2024年までは「地歴」「公民」「物理」「化学」「生物」「地学」が対象ですが、2025年からは「数学」「情報」が加わります。
高2生の共通テスト対策
高2生が受ける共通テスト対策に必要なことについて、まとめていきます。
2022年度は難化
2022年度の共通テストは全体的に難化したと言われています。
共通テストは問題を読む量が多く時間が足りないという声が多かったです。
問題は文章だけでなく図やグラフ、表などからも読み取る必要がある為、読んでから理解し、問題を解くというステップが時間がかかる原因と考えられます。
全科目に共通して必要なのは『読解力』です!!
2025年度は現行過程が適用
学習指導要領の改定時、既卒生をには「現行の教育課程履修者への経過措置」が講じられます。
その為、2024年度の受験で浪人した場合でも2025年度は現行過程での受験が適用されます。
これは安心ですね!
2022年度共通テストはどうだった?
2022年度の入試では、前年とは違う変化や特徴がありました。
都市部の私立大受験者が増加
コロナ禍であった変化は「地元志向」で、通える範囲内の大学に行く受験生が多かったですが、少しずつコロナの影響の減ってきた2022年は都市部の大学志願者数が増加しました。
中には前年比100%超の大学も!!
志願者数が多い大学は、
1位:近畿大学
2位:千葉工業大学
3位:法政大学
4位:明治大学
↑ここまでは10万人を超えています。
5位:東洋大学
6位:早稲田大学
続いて、青山学院大学、東京理科大学、南山大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学なども前年度より受験者数が増加しました。
近畿大学は9年連続で志願者数が1位と安定の人気を誇っていますが、だんだんと東京や大阪の大学へ進学したいという受験生が経ているように思います。
学部系統別の志願者の動向
学部の人気=就職状況の関連が強く、近年は「理高文低」と言われています。
社会科学系の一番人気は「法学部」で、公務員の就職を目指せることが人気の理由と言えます。
経済・経営・商学系の一番人気は「経済学部」です。近年は経済経営学部と同じ括りの大学もあります。
国際系では、愛知大学の「国際コミュニケーション学部」、青山学院大学の「地球社会共生学部」「国際政治経済」、明治大学の「国際日本学部」の志願者数が増加しています。
一方で、外国語系の学部は低迷しているようですが、上智大学の「外国語学部」は人気が高いようです。
理・工・農学系では、どの学部も志願者数が多く、生命科学も人気があります。
医療系では、「歯学部」「薬学部」の人気が高い一方で「医学部」「看護学部」はやや低迷しています。
また、近年はIT化が進む影響で「データサイエンス」「ロボット」などの分野に注目が集まっています。
コロナ禍でスマホやパソコンを多く使うようになった現代だからこそ、今後ますます発展する学部と言えます。
情報学部や通信関連学部の需要は、今後さらに伸びる傾向にあります。
今からできることは?
共通テストはまだ過去問も少なく予想がしづらい為、勉強をするにしても「何をやれば良いか分からない」という受験生が多くいます。
そんな大学受験を目指す皆さんが今すぐやるべきことについて、まとめていきます!
基礎を完璧にする!
これは再三お伝えしていることですが、基礎ができていないのに過去問を進めるのは、土地がガタガタで不安定な上に一軒家を建てるようなものです。
非常に危険で不安ですし、そんな状態で暮らせるでしょうか?
どの志望校を選んでも、まずやることは各科目の「基礎」を徹底的に仕上げるということです。
共通テストでは、基礎を組み合わせて「読解力」「分析力」「スピード」が求められるので、時間内に解ききる訓練も必要です。
まだ受験学年でない受験生も、まずは苦手科目の基礎問題集を1冊仕上げることから始めましょう!!
共通テストについて徹底リサーチ!
情報がない状態で受験勉強をするのは、とても不安だと思います。
そこで大切なのが、共通テストの概要について把握するということです。
皆さんは、共通テストの出願がいつから始めるか知っていますか?
各科目の試験時間は何分ですか?
何の科目から始まりますか?
これらを知らなければ、受験では戦えません。
今はデジタル化の時代だからこそ、スマホで検索すればいくらでも情報が出てきます。
受験する年の詳細がなくても今年度の詳細は出ています。
また、過去問を見たり、少し解いてみたりするのも良い勉強になります!
ぜひ、志望校の入試制度や共通テストについて、まずは調べて知ることから始めましょう!!
受験相談を駆使しよう!
武田塾掛川校では、毎日受験相談を受け付けています!!
共通テストの概要や志望校の入試制度、大学についてなど、
「どの記事を参考にすれば良いのか?」
「複雑すぎて分からない」
というお悩みがあれば、いつでもお越しください!!
必ずお力になります!!
「今は塾に通う気はないけど行って良いの?」
とご相談を受けることもありますが、もちろん大丈夫です!!
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まとめ:高1・2年生からの共通テスト対策
今回は、共通テストについて、新課程となる高校1年生と現行過程の高校2年生の対策をそれぞれまとめました。
やるべきことは、どちらもまずは基礎固めから。
基盤を整えれば、どれだけ演習を詰め込んでも大丈夫!!
時間は無限ではありません。
限られた時間を、精一杯将来に向けて活かしていきましょう!!
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