こんにちは!武田塾掛川校です。
突然ですが、皆さんは資格や検定をいくつ持っていますか?
私は高校生の頃、これといった資格は持っておらず、大学では資格を取りたい!と思っていました。
そこで今回は、私の大学生活4年間を振り返りながら、図書館司書と学芸員の資格取得の道のりについてご紹介したいと思います!
司書や学芸員資格に興味のある方や資格取得をしたいと思っている方の参考になれば嬉しいです!
司書と学芸員とは何か?
最初に『図書館司書』『学芸員』それぞれ、資格があるとどのようなことができるのかについてまとめていきます!
図書館司書
図書館司書とは、文部科学省によると
‘‘司書は都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員です。
司書補は司書の職務を補助する役割を担います。
司書・司書補になるための資格は司書講習を受講するほか大学・短大で単位を履修することで取得できますが、司書・司書補として活躍するには当該自治体の採用試験を受けて図書館に配属されないといけません。‘‘
とあります。
文部科学省ホームページ:司書について:文部科学省 (mext.go.jp)
図書館司書は、図書館の資料発注や分類、レファレンスサービス等、業務全般をこなす必要があります。
学芸員
学芸員とは、文化庁によると
‘‘博物館資料の収集・保管・展示及び調査研究その他これと関連する事業を行う「博物館法」に定められた、博物館におかれる専門的職員です。
学芸員補は学芸員の職務を補助する役割を担います。
学芸員になるための資格は2つの条件があります。
1.大学・短大で単位を履修すること
2.文部科学省で行う資格認定に合格
学芸員や学芸員補として活躍するには,博物館等で任用される必要があります。‘‘
博物館には貴重な資料が保管されており、細かい温度設定や保管状態を継続させなければいけません。
また、修復や移動をする時も細心の注意を払って行わなければいけません。
資格取得を目指したきっかけ
司書と学芸員の資格取得を目指したきっかけをお話したいと思います。
一冊の本との出会い
図書館司書を目指そうと思ったのは、ある一冊の本に助けられた経験があったからです。
私は中学生の頃、バレーボール部に所属していました。
背が高い私は周りから過度に期待され、それがプレッシャーとなりなかなか結果が出ず、毎日落ち込んでばかりいました。
「とにかく技術を磨こう」と思い本屋さんに並んでいるバレーボールの技術本を探していたところ、ある本を見つけました。
『吉井妙子さん著:短所を武器とせよ』という本です。
当時、女子バレーボール日本代表の竹下佳江選手の経験した事が書かれていました。
「バレーボール選手なのに背が低い」というコンプレックスに悩んでいた竹下さんの、逆境を乗り越えることの難しさや苦しみ、それが武器となった転機について書かれていました。
その本を読み、今の自分に必要なことは技術を磨くことよりも心を強くすること、仲間をしっかり見ることだと気づきました。
本屋さんに並んでいる本の中の1冊ですが、この出会いは価値観や考え方が変わり、私を救ってくれました。
この経験から、‘‘本は人を救える‘‘と思い、資格を取り本に関わる仕事をしたいと思うようになりました。
(これは実際に大学の入試で話しました!)
4月のガイダンスにて
元々、図書館司書の資格についてガイダンスを受けに行きましたが、そのすぐ後に学芸員のガイダンスがありました。
受講をする/しないは置いておいて、話を聞いてみようと思いその場に残りました。
話を聞いて、「取得しておいて損はないし、なんだかおもしろそう」と思い、やってみようかなと思いました。
また、私の所属する学部で2つの資格を取得した生徒はかなり少ないという話を聞き、なぜかその言葉で火が付いたのもあります(笑)
今思えば、そんな理由で!?と思います。(笑)
資格取得までの道のり
資格を取るには、指定された講義の単位を取得しなければいけません。
司書資格・学芸員資格共に決められた講義を上手く時間割にいれ、大学3年生まではとにかく雑学を学びました。
司書は単位を取れば取得可能
図書館司書は、実習などはなく授業の単位が取れていれば大学卒業と同時に資格が与えられます。
少しパソコンを使った実習はありましたが、それほど難しくはありませんでした。
また、本のこと以外にもアーカイブズ学なども学びます。
大学によっては別の大学の講義に参加するところもあるので、司書資格を取りたい時は大学内で取れるかどうかを確認した方が良いです!
個人的には効率を考えても、自分の通っている大学で受ける方が良いと思います!
学芸員はとにかく厳しい
学芸員過程の教授は、とにかく厳しい方でした。
講義では苦手な化学を用いた話も出てきたり、テストは難しかったり・・・
友人が遊んでいる中一人で講義に行くのは辛いと感じることもあり、テスト期間はほぼ徹夜で暗記していました。(これは本当に良くないので真似しないでくださいね!)
4年生になると、博物館実習があります。
夏休み期間に実際の博物館へ行って実習を行うのですが、その前段階として基礎的なことを学びます。
展示作品を作ったり、梱包作業をしたりするのですが、とにかく教授が怖くて憂鬱でした(笑)
就活と実習の両立
大学の夏休み期間、実際にある博物館に実習に行くことが絶対条件としてありました。
私の他にも他大学から4名の学生さんが来ていて、とても仲良くなりました!
主な実習としては、古文書の整理や小学生が来るイベントの準備でした。
(実習先の博物館により内容は変わります。)
今まで小学生と関わる機会がなかった為、最初はとても緊張していましたが、色々なことを楽しんで学んでいる小学生の姿を見て、私もとても楽しくなりました!
また、働いている学芸員さん方がとても優しくて本当に楽しかったです!!
1週間の実習があっという間に終わり、少し寂しい気持ちにもなりました。
就活もまだ終わっていなかった為、両立はとても大変でしたが、この経験は一生の宝だと思っています。
就活もなんとか終わり、夏は忙しかった分、充実していたと感じています。
後期も実習は続き、大変なこともありましたが無事に資格を取ることができました。
資格取得を諦めようと思ったこともありましたが、結果として取得できてよかったと感じています!!
まとめ:司書/学芸員の資格取得について
今回は、私の資格取得した経緯、経験をまとめてみました。
資格を取るまでの道のりは、どの資格も厳しく大変なものだと思います。
途中でやめたいと思うこともあるかもしれません。
しかし、資格は取得そのものも、経験も、必ず財産になります。
迷っている方がいたら、ぜひ取得を目指してほしいと思います。
また、学部で取れる資格について調べてみるのも良い発見があるので、是非見てみてください!
また、司書や学芸員の資格について聞きたい!という方がいれば、いつでもお問合せください✨
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