皆さん、こんにちは!武田塾掛川校です!
皆さんは文系ですか?理系ですか?今まさに選択を迫られようとしている人もいるかもしれません。僕はゴリゴリの文系で数学や理科は正直ちんぷんかんぷんでした。文系も理系もそれぞれ面白さがありますよね!
しかし、文系を選んでも理系を選んでも立ちはだかってくるもの、それが英語です。受験を受ける以上英語からはなかなか逃げられません。
今回はそんな英語の勉強方法についてまとめていきます!
英語の勉強順
そもそも、英語を勉強するとなった時皆さんはまず何をしますか?
いきなり長文を始めている人などもいるのではないでしょうか?気持ちはとてもよくわかります。僕自身、形から入りたいタイプなのでいきなり英文のみで書かれた小説とかを買ってきて、よし英語読むぞ!と意気込んだはいいものの全く読めず心が折れ、挙句の果てに少し英語が嫌いに…なんてこともありました(笑)
しかし落ち着いて考えてみましょう。まずそもそも英語なんていきなり読めるわけがないのです。僕たち自身日本語を使うときだって家族や周りの人と話したり、テレビを見たりしながら少しずつ日本語を使うことができるようになっていったはずです。
つまり最初に何をしないといけないかというと、単語や文法などのインプットです!
①単語
まず中学一年生の教科書に出てくるこんな一文を見てみましょう。
”Do you like soccer?”
このブログを読んでくださっている皆さんならきっと意味がすぐに理解できたのではないでしょうか。
「君はサッカーが好きですか?」という意味ですね。
しかし、そもそもこの短い一文でさえ、
”you” ”like” ”soccer” という単語の意味が分からなければ全く理解できないはずです。ではなぜ理解できるのか?それはみなさんが学校や自分自身でこれらの単語を勉強したからです!
つまり、まず単語を勉強しましょう!
②文法
次に何をするか、先ほどの文章に戻ってみましょう。
”Do you like soccer?"
先ほど単語の意味は確認しました。しかし単語の意味は分かってもこの文が疑問の形であるということがわからなければ正確な理解までたどり着くことはできません。
つまり、Do you~?という疑問の形を知らなければこの一文は理解することができません。
このように一文を理解するために、まず単語、そして文法を理解する必要があります。
③解釈、④長文
一文が理解できるようになって初めて、解釈、長文へと進むことができます。
解釈、長文といっても結局は一文の集まりです。ただ文章量が増えていくとそこに前後関係や文脈というものが発生します。一文に含まれる情報だけでなく前後の文章や話の流れの中に含まれる状況も併せて考えていく必要があります。
英語学習の流れのまとめ
英語学習の基本的な流れをまとめると
①単語
②文法
③解釈
④長文
このようになります。
具体的な勉強方法
ここからはより具体的な勉強方法について話していきます!
単語の勉強法
単語は正直、根気勝負みたいな部分もありますが、一日ひとつでもいいので必ず単語を覚えるようにしましょう。
また単語の勉強を進めていけばいくほど、どうしても覚えることができない単語が出てくると思います。
そんな時は
①自分オリジナルの例文や語呂合わせを作ってみる。
僕は高校時代に授業で"subtle"「微妙な」という単語が出てきたときに、担当の先生が「私の元彼のサトル(subtle)は微妙だった」(ノンフィクションかどうかは不明…)と言っていたのを聞いてこの単語を永遠に忘れなくなりました。
参考書や単語帳に書いてある例文はもちろん素晴らしいものですが、自分自身に親しみやすい例文や語呂合わせを作ってみると頭から単語が離れにくくなります。
②覚えられない単語をまとめたノートを作る
例えばどうしても覚えられない単語を何とかして一旦覚えたとして、数か月後まだ覚えていられるでしょうか?多くの場合また同じように忘れてしまっていると思います。実際長文に出てきてからでは手遅れですよね。
そこで、一冊のノートに苦手な単語をまとめておけばいつでもすぐ確認することができます。また、自分の苦手な単語が何かをはっきりさせることもできます。
特におすすめなのがテスト直前にこのノートを確認することです。テスト直前、多くの場合少しの空き時間があります。あの時間になんとなく参考書や単語帳をぺらぺらめくる人が多いのではないかと思います。しかしあの時間ってあまり頭に入ってこないですよね。それはなぜか、目的もなくただ眺めているだけになってしまっているからではないからではないでしょうか。そうではなく、自分の苦手な単語を一つでも覚えるぞ!という目的をもってノートを確認すれば苦手をつぶすことができ、有意義な時間の使い方ができます。
文法の勉強方法
①自分で説明してみる
文法の問題を解いて理解したつもりになっていませんか?
問題を解き解説までしっかり読んだ後に、友達に向かってでも独り言でもいいので一度自分の言葉で説明してみましょう。もしつまずいた部分や上手く説明できないところがあったら、そこが理解しきれていない部分です。自分で説明ができて初めて文法を理解したことにしましょう。
②自分なりの例文を作ってみる。
これは単語の勉強方法の時にもお伝えしましたが、文法の勉強の時も自分で例文を作ることをお勧めします。というのも、NextStageやVintageなどの文法の参考書を進めていて多くの高校生が躓くのが基本的な文法のところではなく、各章後半の少し特殊な使い方をする部分やイディオムで使い方を覚える部分になります。①で説明できるようにしよう、と言いましたがこのイディオムなどの部分は正直、説明どうこうの話ではありません、覚えるのが一番早い方法です。とはいっても、いつ使うのか、どのように使うのかを覚えるのはとても大変なことです。そこで自分なりの例文を作って頭に印象を残してみましょう。主語を友達や好きな人、好きな芸能人にしてもいいと思います。とにかく頭に残すことが重要です!
解釈、長文の勉強法
①一つの文章を完璧に理解する
解釈や長文をやり終わった後、長文の中で何が起こったか説明できますか?単語の意味はすべて答えられますか?もちろん、実際に試験で問題を解くときや初見で問題を解くときは事細かに理解して解く必要は全くありません。しかし、長文の問題集を買ってこのなんとなく長文が読めたという状態で参考書を終わりにするのはとてももったいないです。一つの長文の中にはたくさんの単語、文法が入っています。これを一つ一つ完璧に理解していけば一つの長文をやり終わった後でもかなりの英語の知識が頭に入っていることになります。長文の参考書は問題であるのと同時に英語の知識の宝庫だと思いましょう。なんとなく理解して参考書を終わらせた人と長文一つ一つ、使われた文法や単語を理解した人では一冊の参考書でもかなりの差がつきます。長文の中にわからない単語や文法が一つもないというところまで是非やり切りましょう!
②少し要約してみる
試験の時、英語の長文をとりあえず頭から読んでみるけど、問題にたどり着くころには最初の方で何があったか忘れてしまっている、なんてことありませんか?僕もよく長文を解いていると、なんとなく英語を目で追っているけれど、読み終わっても結局なんかよくわからない…なんてことがよくありました。
そんな人におすすめなのがこの要約をしてみるということです。
要約とは
文章などの要点をとりまとめること。また、そのまとめたもの。
です。
ここでポイントとなるのが少し要約してみるということです。要約と聞くと国語の時間にものすごく丁寧に何が起きたのか、だれがいたのかなど過不足なく書け!と言われて苦しんだ記憶があります。
しかしここまで厳密に書く必要は全くありませんし、そんな時間は試験中にはありません。要は自分がわかればいいのです。長文の問題用紙の片隅に段落ごとに少し書き込みをしてみてください。本当に一言でもいいし、何ならキーワードを抜き出すだけでもいいと思います。これをやることで
・自分が読んでいる内容を整理できる→なんとなく読んでいる時間が無くなる
・問題を解くときになっても内容を忘れない
・どこら辺にどんな内容が書いてあるのかがわかる
などの利点があります。
とはいうもののいきなり言われても何を書いたらいいか分からないですよね。だからこそ、日頃長文を解くときから練習をしていきましょう。最初は時間をかけてでもいいので自分が大事だと思う部分を抜き出してみるとこから始めましょう。少しずつ自分なりに必要な部分などがわかってきます。
番外編 リスニング
リスニングの勉強って何すればいいの?と考えている人もいるのではないでしょうか。
リスニングの点数を伸ばしたいのなら、最初にやるべきことは
単語の勉強です。
もちろん、CDなどでリスニングの勉強をすることも必要ですが、
そもそも、単語がわからなければどこからどこまでが一つの単語か分からず聞き取ることはできません。
いきなりドイツ語とかが流れてきてもそもそもどこで切れるのかもよくわからないのと同じです。まず単語がわからないと聞き取ることもできません。同様に、単語の発音がわからないと当たり前ですが聞き取ることはできません。単語を勉強するときは出来るだけ声に出しながら発音も一緒に覚えていくことをお勧めします!
以上が具体的な英語の勉強方法になります。
外部試験もおすすめ!
英検やTOEICなどの外部試験の勉強をするのもおすすめです!
僕自身高校時代は英語の勉強は主に英検の勉強で進めていました。英検の問題は基本的な文法事項がわかっていないと解けない+単語量も必要、長文も適度な難易度であるため最適です。
英検はほかの外部試験と異なり級ごとに難易度が変わるので現在の自分にあったレベルの問題を勉強することができます。
またTOEICは受験ではあまり使わない単語も出てくるものの品詞の判断のみで解ける問題なども出題されており、基本的な文法事項を身に着けることもできます。
さらにはこれらの外部試験を入試で使用できる大学もあり、英語の勉強もできて入試に有利な資格も獲得することができるとてもお得な勉強方法です!
最後に
ここまで英語の勉強方法をまとめてきました。勉強にはいろいろなやり方があります。人によって合うものもあれば合わないものもあるでしょう。どんなやりかたであっても、なんとなくやっていたらあまり力はつきません。自分がいま何のためにこの勉強をやっているのか、目的をもって勉強することが大切です!友達や先輩、先生などに勉強法をたくさん聞いて自分に合った勉強法を見つけていきましょう!
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