こんにちは！武田塾掛川校です。
推薦入試などで進学先を決める受験生もいると思います。
知っている方もいると思いますが、ほとんどの大学では『第二外国語』を必修科目としています。
今回は、大学の必修科目である『第二外国語』についてまとめていきます！
第二外国語の特徴
第二外国語とは、主に韓国語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語などを指します。
大学によってはこれより多いまたは少ない場合もありますが、これらの言語の中からどれか1つを選択し履修します。
これらの言語の特徴を見ていきましょう。
韓国語
韓国語の特徴は『ハングル文字』を使う点です。
ハングル文字を覚える難しさはありますが、日本語と韓国語の文法は非常に似ており親しみやすいと言われています。
最近ではK-POPや韓国ドラマが好きな学生さんは韓国語を履修することが多いです。
中国語
中国語の特徴は『漢字』を使う点です。
日本語でも漢字は使われている為、なんとなく意味が理解できたり覚えやすかったりします。
また、中国語は将来役に立つ言語と言われており、履修する学生さんは多いです。
スペイン語
スペイン語の特徴は『日本語と似ている』という点です。
ヨーロッパの国なのに似ているの？と疑問に思う方もいると思いますが、
スペイン語は語順が自由で文法も理解しやすいと言われています。
フランス語
フランス語の特徴は『英語の文法と似ている』という点です。
英語の次に有用性が高く、国際機関で働きたいと思っている学生さんにオススメです！
難しいと言われているフランス語ですが、英語と文法が似ていることから英語が得意な方には向いています！
ドイツ語
ドイツ語の特徴は『日本でよく使われている単語が多い』という点です。
ドイツ語は多くの国で役立つものではないかもしれませんが、
特定の分野に活かせたりドイツ語のかっこいい発音が習得できたりと様々な利点があります。
イタリア語
イタリア語の特徴は『馴染み深い単語が多くある』という点です。
ピザやパスタなど、日本で聞いたことのある単語が多くあります。
また、イタリア語は文法を覚えやすく、日本語と同様に語尾を上げれば疑問形になることから習得しやすい言語ではないかと思います。
ロシア語
ロシア語の特徴は『ギリル文字』を使う点です。
馴染みのない文字で、単語の使い方によっては6種類の格にわけられる為、
難しい言語ではありますが、発音はシンプルな言語でもあります。
第二外国語人気ランキング
第二外国語の人気はどの言語なのか、大学生の履修率が高い順にご紹介します。
1位：中国語
《中国語を選んだ理由》
・中国人観光客が多く、使用する頻度が高くなると思ったから。
・接客業をしていて、中国人のお客様が多く来店することから学ぼうと思った。
・中国は人口が多く、英語の次に使用する外国語だと聞いたから。
中国語を履修する学生さんが最も多いそうです。
理由として多いのは、中国人の人口の多さや日本への観光客の多さでした。
2位：スペイン語
《スペイン語を選んだ理由》
・南米の多くの国で共通言語として使われているから
・サッカーが好きで、現地まで見に行ったときに解説の訳がなくても楽しめると思ったから。
・英語、中国語と同じくらい利用頻度の高い言語だから
スペイン語を選んだ理由として、サッカー関連が最も多かったです。
また、スペインだけでなく南米の多くの国の共通語として使われていることも理由として多かったです。
3位：フランス語
《フランス語を選んだ理由》
・フランスに旅行に行き、現地の言葉を知っておきたいと思ったから
・現地の方とコミュニケーションを取りたいから
・フランスの食事やファッション、文化が好きだから
フランス語を選ぶ学生さんは、フランスへ旅行に行くから少しでも会話できるようになりたい、という理由やフランスへの憧れがあるようでした。
4位：韓国語
《韓国語を選んだ理由》
・K-POPアイドルが好きである程度の韓国語は分かるから
・韓国ドラマを字幕なしで観たいから
・K-POPアイドルのイベントなどで韓国語で会話したいから
韓国語を選んだ理由として『韓国ドラマ・K-POP』の影響が多かったです。
もともと韓国語を独学で勉強していた学生さんもいるようでした。
5位：イタリア語
《イタリア語を選んだ理由》
・ヨーロッパへの憧れがあったから
・旅行でイタリアへ行き、現地方の人柄がよく会話できるようになりたいと思った
・イタリア料理の勉強がしたいから
フランス語を選んだ理由と似ている部分はありますが、イタリアへ旅行に行きたいからという理由が多かったです。
旅行へ行くならある程度その国の言葉を知っておきたいですね。
6位：ドイツ語
《ドイツ語を選んだ理由》
・英語が得意で文法が似ているから
・サッカーが好きで、日本人の在籍が多いドイツの現地へ行きたいから
ドイツ語は、英語と文法が似ていることから英語が得意だからドイツ語の文法も理解できるという学生さんが選んでいるようです。
また、スペイン同様、サッカーが好きで現地へ行きたいから勉強するという理由もありました。
7位：ロシア語
《ロシア語を選んだ理由》
・ロシア語の授業が比較的簡単だったから
・ロシア語はなかなか勉強できる機会がないから
・発音がかっこいいから
ロシア語を選択する学生さんは少ないようですが、その中でも大学の授業が簡単だったり、大学で勉強できる機会を利用したりしているようです。
なかなか利用する機会がないロシア語でも、世界的には多くの国で使われている言葉なので勉強しておくのも良いですね。
第二外国語の選び方
ほとんどの大学で第二外国語の授業が必須となっていますが、
どれを選べば良いのか迷いますよね。
また、選ぶ基準も人それぞれです。
「単位が取りやすいもの」や「将来役に立つもの」など、まずは選ぶ軸を決めましょう。
例えば、今まで馴染みが無かった中国語でも、人口が多いことや日本への観光客が多いことから日常会話はできるようにしたいという理由で選ぶ学生もいます。
また、使用頻度はそれほど高くなくても、韓国ドラマを翻訳なしで聞き取れるようになりたいから韓国語を履修する！という学生もいます。
ロシア語を履修した学生さんのように、大学の授業自体に魅力を感じたからという理由で履修する場合もあります。
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まとめ：第二外国語の特徴や人気ランキング、選び方について
今回は、大学で履修する『第二外国語』についてまとめました。
冒頭にも記載した通り、大学によってはもっと学べる言語があったり少し選択肢が少なかったりしますが、第二外国語を選ぶ際に少しでも参考になっていれば幸いです！！
多くの大学で必修となっている第二外国語ですが、どれも覚えて損はない言語ばかりです。
せっかくなら言語を身に着け、活かしていきましょう！
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