こんにちは!武田塾鹿児島中央校です。
今回の記事は
「理科が苦手だけど、共通テスト対策はどうしたらいいか分からない!」
「個別試験でも物理化学生物の配点比率が高い大学に合格する方法を教えてほしい!」
といった学生の方におすすめしたい内容となっています。
理系学部志望の生徒さんとしては確実に高得点を取っておきたい物理・化学。
今回はそんな物理と化学の共通テスト対策記事です。
この記事があなたの第一志望大学合格への一助となれば幸いです。
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化学の傾向と勉強法
・化学の傾向
化学は大きく分けて理論、無機、有機の3つの分野があります。
共通テストの配分はだいたいの目安として
理論50%、無機25%、有機25%くらいになります。
勉強の順番としては理論→無機→有機の順番が好ましいとされています。
まず理論分野は化学を勉強するうえで重要な用語や公式が多々出てきます。
共通テストの配点も高く、化学を勉強するうえで一番時間がかかってしまう分野になるので
教科書を丁寧に読みながら持っている問題集やセンター過去問を解ていきましょう。
有機は資料集を見ながら事象を覚えると効率が良いです。用語の羅列だけ見ても変化を覚えるのは大変です。
色のついた資料集で丁寧に覚えていきましょう。
最後に無機分野ですが、この分野はひたすら暗鬼になります。時間をかけただけ点に結び付くのでしっかり覚えて何度も見直すようにしましょう。
・勉強法と参考書紹介
基礎レベルから共通テストのレベルまで化学の力を引き上げるには、どのように参考書を進めていけばよいでしょうか。
初めに『リードLightノート化学基礎』『リードLightノート化学』に取り組むことをお勧めします。これは、基礎事項を要領よくまとめたもので、理解を促すための問題も豊富な参考書です。
必要事項が穴抜きや図表埋めの形で網羅されており、「とりあえず一旦この1冊を押さえれば!」の安心感があります。一度学校で履修された人も、知識の抜けを埋める意味でまずはこの『リードLight』からやると良いでしょう。
続いてアウトプットとして、『化学レベル別問題集3 上級編』を使っていきましょう。「いきなり上級編?」と思われるかもしれませんが、本格的な演習としてちょうどよいレベルとなっています。
一般的な問題集同様、まずは自力で解いてみましょう。
誤答箇所や知らなかったこと、忘れていたことにチェックを入れていきましょう。
その後、時間を置いてもう一度取り組み、今度は正しく解けるか確認していきましょう。すべての問題を正しく解くことができるようになったら、もう一周初めから解きましょう。特に計算問題については、理解したうえで立式できるかどうかが重要です。
その後、『化学重要問題集』で厚く問題演習を積みましょう。
準備が整ったところで、過去問演習に取り組みましょう!
制限時間を守って解答し、時間感覚を掴みましょう。実験問題にも慣れていきましょう。
さらに時間的余裕がある場合には以下の流れで理論・無機・有機の対策を行えると完璧ですね!
『リードLightノート化学』⇒『レベル別問題集3 上級編』⇒『短期攻略化学』⇒『化学重要問題集 A問題』
ここまでの参考書で共通テストレベルの準備を整えると、安心して試験に臨めるでしょう!
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物理の傾向と勉強法
・物理の傾向
物理は大きく分けて、力学、熱、波、電磁気、原子の5つの分野があります。
物理でよくありがちなのが、公式を暗記してそれで終わりになってしまっていることです。
これでは共通テストで点を取ることができません。
まずは教科書に出てくる現象を一つ一つ理解して、各公式なぜ導き出せるのか理解しながら覚えるようにしましょう。
公式を覚えながら実際に問題を解いていきますが、取り組むおすすめの順番は熱→波→力学→電磁気です。
やはり熱と波の分野は覚えるべき公式が少なく、あと二つの分野に比べると少ない時間で点を取ることができます。
また電磁気よりも力学のほうがイメージしやすく公式が親しみやすいものになっていますので、力学を3番目に取り組むことをお勧めします。
・勉強法と参考書紹介
物理初学の状態から始めて、共通テストレベルに届かせるために、どう勉強を進めていけばよいでしょうか。
物理を初学の状態から始めていく場合や、学校で習い始めた場合にはまずは『リードLightノート』からスタートしてもらうのが良いです。
『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』という講義系の参考書を読み進めながら、『リードLightノート』で知識の定着度の確認を進めましょう。
必要な知識の確認が完了した後は実践的な問題に取り組んでいきましょう。
実践的な問題の入門編として、次の2冊は大変役に立ちます。
『物理のエッセンス 力学・波動』
『物理のエッセンス 電磁気・熱力学・原子』(河合塾)
共通テストでは例年大問6題中2題が電磁気・波動・力学の分野から出題されています。なのでこの2分野をまずは基礎から固めていくために、イメージし難い物理の諸概念を、分かりやすい説明や図例などを用いて明確に伝えてくれるのがこの参考書です。
随所に細かく出題されている設例も、理解を深めるための良い問題になっております。薄い本ですが、余すことなく吸収し、本格的なアウトプットに繋げていきましょう。
取り組み方としては、
① 本文をよく読む。
② 図やグラフを真似して書いてみる。
③ 設例を解いてみる。
の3ステップで1周まずは完成させましょう。
①の段階では、ただ文字を追いかけるだけでなく「いま、何の話をしているのか」「前の節と何が違うのか・何が同じなのか」「全体像の中のどの部分の話をしているのか」を常に考えて読み進めていきましょう。常時念頭に置きながら読むのが難しい場合でも、節と節、章と章の節目では必ずこの3点を確認していきましょう。
②も、ただ文字を追いかけるだけにならないようにするための工夫となります。随所に登場する図やグラフを、手を動かして自分で書いてみましょう。
物理では「問題を解くうえで自分で図を書き起こすこと」「書かれている図に書き込みを加えること」が極めて重要になります。
また、量と量との関係を結ぶグラフも大切です。「この量とこの量が比例するんだな」や「ここを伸ばしていった時の切片がこの物理量を表しているんだな」という能動的な確認が大事です。
③も重要なステップです。
文章で書かれている理論・理屈を実際に運用するのに必要な設例がびっしり敷かれてあります。この1つ1つをマスターしていきましょう。時に、本文を読んだ直後でも解けない問題もあるでしょう。そういうときは、焦ることなく解説を読み、もう一度考えを巡らせてみてください。そこでの気づきが、理解をよりクリアなものにしていきます。
この3ステップで1周読み進めたら、もう一度設例をすべて解き直しましょう。面倒でも、この2周目は実施したほうがいいです。応用問題は、エッセンスの例題で使う考え方が組み合わさっただけに過ぎないです。ここをおろそかにしてはなりません。
続いて、次の3冊で大問形式の問題を解きこなしていきます。
『良問の風』『名問の森 力学・熱・波動Ⅰ』
『名問の森 波動Ⅱ・電磁気・原子』(河合塾)
これらのシリーズで、標準・応用レベルの問題に取り組んでいきましょう。
『物理のエッセンス』で勉強したピースが、複雑な問題の中でどう登場しているか確認していきながら解いていくとよいでしょう。また、大問形式での練習になりますので、問題状況の読み取りや小問誘導の乗り方など、実践的な面でも徐々に共通テストレベルに迫っていくことができます。
1周目はなかなか完答できないと思いますが、解説を読みつつ進めていきましょう。イチから自分で解けるようになれば、一旦その問題はOKです。時間を置いて、複数回解き直しをしましょう。
準備が整ったところで、過去問演習に取り組みましょう!
制限時間を守って解答し、時間感覚を掴みましょう。実験問題にも慣れていきましょう。
さらに時間的余裕がある場合には以下の流れで電磁気・波動・力学の対策を行えると完璧ですね!
『リードLightノート物理基礎』⇒『リードLightノート物理』⇒『物理のエッセンス』⇒『良問の風』⇒『名問の森』
ここまでの参考書で共通テストレベルの準備を整えると、安心して試験に臨めるでしょう!
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生物の傾向と勉強法
・生物の傾向
生物は大きく分けて、生命現象と物質、生殖と発生、生物の環境応答、生態と環境、生物の進化と系統の5つの分野があります。生物でよくありがちなのが、知識分野を暗記してそれで終わりになってしまっていることです。
これでは共通テストで点を取ることができません。
まずは教科書に出てくる実験考察や重要語句を一つ一つ理解して、実験理論などを理解しながら覚えるようにしましょう。
・勉強法と参考書紹介
基礎レベルから共通テストのレベルまで生物の力を引き上げるには、どのように参考書を進めていけばよいでしょうか。
まずは基礎知識を固めることが重要です。用語の暗記と、簡単なアウトプットを軸に進めていきましょう。
どこで用語を覚えていくかということですが、それはこの『リードLightノート生物基礎』『リードLightノート生物』に任せましょう。基礎事項が穴埋めや図表埋めの形で事細かく載っています。これを繰り返しやることで、一問一答的な問題にはすらすら解答していくことが可能になります。
必要事項が穴抜きや図表埋めの形で網羅されており、「とりあえず一旦この1冊を押さえれば!」の安心感があります。一度学校で履修された人も、知識の抜けを埋める意味でまずはこの『リードLight』からやると良いでしょう。
続いてアウトプットとして、『生物基礎徹底48』『理系標準問題集 生物』を使っていきましょう。
準備が整ったところで、過去問演習に取り組みましょう!
制限時間を守って解答し、時間感覚を掴みましょう。実験問題にも慣れていきましょう。
さらに時間的余裕がある場合には以下の流れで共通テスト対策を行えると完璧ですね!
『必修整理ノート生物』⇒『リードLightノート生物』⇒『基本徹底48』⇒『短期攻略生物』
ここまでの参考書で共通テストレベルの準備を整えると、安心して試験に臨めるでしょう!
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