塾生の声

【4STEPは危険!】数学の参考書は解説が詳しいものを選ぼう!

はじめに

こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校です!

今回のブログのテーマは、「数学の参考書は解説が詳しいものを選ぼう!」です。
皆さんの中には、学校の数学の教材がわかりにくいと思っている人も多いのではないでしょうか。
学校の数学の教材といえば、『4STEP』や『サクシード』などが挙げられると思います。残念ながらこれらの問題集の良いところはありません。
しかし、これらを一生懸命頑張って使っている人も少なくありません。

そこで、今回は学校の数学に悩んでいる人にとって参考になるブログだと思うので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。

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学校教材のよくないところ

その1:解説がわかりにくい

学校で配布される問題集の最も悪い点は解説です。
普通の良い参考書であれば、10行くらいある解説が、学校教材だと簡潔な式と答えで終わることが多いです。
学校の問題集の解説は、2、3行で終わることが多いので、そこからどうしてこうなったのか、疑問に思ってしまい、毎回わからないことがあるため、進まなくなってしまいます。
そのため、先生に尋ねたり教えてもらったりする必要があります。

また、理解できないまま諦めてしまったり、時間がかかりすぎたりすることもあります。
そもそもわからない問題は、解説を読んでもなぜその式になるのか理解できません。つまり、最初のステップからわからないのです。
もし1つだけわかったとしても、なぜその式変形になるのかわからず、30分ほど考えてしまいます。

また、ネットで質問サービスを利用したり検索したりもしますが、一人で問題集の解説を理解するのには時間がかかります。
解説が理解できない時間は本当に無駄であり、自分で考えても答えが出ないのです。
確かに、考えることによって思考力が養われるという側面もありますが、解説の変形に悩んでつまずくような時間は不要だと思います。
その時間があるなら、他の問題を解くことができます。

学校の先生は考える時間が重要だと言われるかもしれませんが、わかりにくい参考書を使って時間を浪費するくらいなら、わかりやすい教材を最初から使うべきだと思います。

その2:量が多すぎる

そもそも、学校で配られる問題集は量が多すぎます。
参考書というのは、何度も繰り返し繰り返しやって初めて、1冊の本が完璧になり、成績が上がるのではないでしょうか。

そもそもあの量を完璧にこなせる高校生は一体何人いるのでしょうか。中には、宿題で全て解かされる学校もあるかもしれません。
しかし、作戦として全てを取り組まないというのも一つの手です。学校の問題集はさまざまなレベルの問題が掲載されています。

例えば、簡単すぎる問題はやらず、理解できない可能性がある問題だけに取り組むようにしてみるのもおすすめです。
特に1ページの中で下の方にある問題など、少し難しいものもありますので、逆に難問を省いたりする子もいいと思います。
自分がどの問題のレベルが必要なのか、見極めることができるようになれば良いですね。

学校の先生にお願いしたいこと

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学校の愚痴になってしまいますが、先生方にお願いしたいことがあります。
それは、「解答解説を配る」ということです。残念ながら、中には学校教材の解答解説を配らないという先生がいます。
これはかなり深刻だと感じます。

当たり前ですが、数学の学力は、問題を解いているときに成長するのではなく、解けなかった問題を解けるようになった時に成長するのです。
したがって、解説は絶対に必要であり、問題をどのように考えて高得点を目指すかを自分で再現できるようにするための手段です。
そこで初めて一問一問を解く力が増していくのです。解説が配られなかったら、それさえもできない状態になります。
正しいか間違っているかもわからず、まず復習すらできないため、放置されてしまうのです。

学校の問題集を使う段階はまだ基礎的な段階なので、その時に自分で考えられることは限られています。
正しいか間違っているかわからず、暗記しながら進んでしまうような状況であれば、解説を見て理解するべきです。
そのため、学校の先生方には、早めに解説を配布していただきたいと思います。
もしかしたら、その解説を見て、答えを写してしまう生徒もいるかもしれませんが、それはその生徒自身の責任です。

勉強にやる気のある生徒とない生徒がクラスにいるのであれば、やる気のある生徒に合わせて、対応してあげるべきだと思います。

学校の問題集の良い使い方

学校の問題集を計算練習として考えるなら、使うのはありかなと思います。
また、傍用問題集を教科書の続きだと考えるのもお勧めします。そもそも傍用問題集は自力では解けない問題集です。
自力で解けたとしても解説が自力で勉強するために作られていないのです。

逆にいうと、教科書の内容を理解しているから分かるとか、授業の内容をしっかり理解しているから続きで解けるという感じです。
したがって、取り組む場合は教科書の内容を理解して復習してから解くという方法や、教科書の内容や授業の理解度の確認として、公式の確認などのレベルとして使うことが適していると思います。

数学の場合、もっと簡易な問題集、例えば『基礎問題精講』チャートなど、解説が詳しいもので、一通り解き方をマスターした後で演習として使うのもありだと思います。
解説がわかりにくくても全然問題ないレベルに達するまで、先ほどあげた参考書を進めましょう。
実際、学校の問題集の問題量をしっかりと手を動かして計算していけば、かなりの力が身につきます。

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今回のまとめ!

今回のブログでは、学校の数学の問題集の問題点や向き合い方について解説しました!
数学はなるべく解説の詳しい参考書を使うべきです。ただ、学校教材も使い方によっては有用なこともあります。
ぜひこのブログを参考にしてみてくださいね!

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