目次
はじめに!
みなさんこんにちは!
JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校 です!
みなさんご存知の通り、受験生の皆さんにとっては、夏は勝負の季節です。
学校の授業がない分、新しい参考書に取り組んだり、問題演習に力を入れている方も多いのではないでしょうか。
その中で、皆さんが何気なく犯してしまう"計算ミス"。
実は、これがあなたの成績を大きく左右する可能性があります。
一体なぜ計算ミスはそんなに重要なのか、そしてどうすれば計算ミスをなくすことができるのか、その秘訣について今回のブログでは探ってみたいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらも合わせてご覧ください!
計算練習の重要性
計算力の差が点数に出る
数学の学習では理解が大事だとよく言われますが、それと同じくらい、またはそれ以上に重要なのが計算練習です。
学校の定期テストなどではあまり気が付かないかもしれませんが、模擬試験を受けるようになると、解き終わらない問題があったり、計算ミスで点数を落としてしまうことがある所いうことに気づくはずです。
特に数学3の微積分のように計算が複雑になってくると、これを強く感じるようになると思います。
計算が複雑になるにつれ、計算スピードの差による他の受験生との差が浮き彫りになり、計算練習の重要性を痛感することになります。
また、共通テストでも計算の速さはかなり重要な要素になってきます。
共通テストの数学はほとんどの受験生が「時間が足りない」という悩みを抱えることになるので、計算を早く正確にできるということはとても重要です。
こうした計算スピードや精度の差は、受験本番でも受験生間で大きな違いを生み出すことになります。
考え方を理解することはできているのに計算ミスを犯してしまったり、時間内に問題を解き終わることができなかったりするのは非常にもったいないですよね。
計算ミスによって取れるはずだった点数が取れないという、大幅な無駄を防ぐために、計算の練習をすることは必要不可欠なのです。
確かに、計算を覚えることは、最初は大変かもしれません。
しかし、数学で”覚える”べきことは実はそれほど多くありません。
1日2日ですぐにできるようになるものではないので、夏の間から地道に練習をしておきましょう。
計算の方法を考えながら計算をしているようでは、まだ不十分です。
難関大学に合格する人でそのような人はほぼいません。
難関大の受験者はみな、計算は手が勝手に動くというレベルまでに習得しています。
三角関数やその他の分野の計算に関して、「その都度導出すればいいから覚える必要はない」という人が時折いますが、その都度全部書き出して計算の方法を考えているようでは全然進まないのです。
そのタイムロスは制限時間がある入試においてはとてももったいないですよね。
数学の基礎をしっかりと身につけて計算力を強化することで、先ほども述べたように、解答時間を大幅に短縮できるようになります。
そうなれば、他の受験生との間に大きな差をつけることが可能になります。
勉強の効率も上がる
数学の勉強といえば、公式や問題のパターンを覚えることだというイメージがあると思いますが、計算練習もきちんと行ってミスや無駄な回答時間を減らすことが必要だということを、上の段落で紹介しました。
しかし、焦っている受験生は計算ごときに時間を割いている暇はない!と計算の演習に否定的な意見を持ってしまいがちです。
それよりも、理解することを目的とした参考書や、問題演習を優先してしまう心理が働いてしまうようです。
しかし、この認識はあまり正しくありません。
なぜなら、基礎問題精講座やチャート式など、理解を深めることを目的とした参考書を解く際にも計算は必要だからです。
これらの問題集を解く際に、0~1秒で素早く計算ができるのと、その都度3~10秒かかっているのでは効率が全然違いますよね。
後者だと、結果的に参考書を進めるのが遅くなってしまうため、理解していく速度も遅くなってしまいます。
いうならば数学の「基礎体力」のようなものです。
せっかく理解するための参考書をやっているのだから、考え方を学ぶことに集中したいですよね。
ですから、計算練習はこれらとは別に、早めにやっておき、基礎体力をつけておく必要があるということです。
まずは、自分の計算力の状態をきちんと把握し、正しい練習をして基礎となる計算力を身につけましょう。
おすすめの勉強法
計算の重要性は理解していただけたところで、では「計算の練習」とは具体的にどのようにして行えばいいのでしょうか。
ここからは、この方法についてご紹介したいと思います。
まず、計算練習の時間の目安としては、1日30分計算練習のための時間をつくることがおすすめです。
その時に使う教材としては、『合格る計算』シリーズや『試験時間と得点を稼ぐ最速計算』シリーズなどがおすすめです。
また、学校で配られる『4ステップ』や『サクシード』などの傍用問題集も効果的に使うことができます。
これらの参考書を用いて、まずは自分の苦手な分野を特定しましょう。
因数分解や展開といった基本的な計算は多くの人が自信を持っていると思うので、計算力に不安のない単元までやり直す必要はありません。
しかし、それ以外の分野については、「三角関数が苦手だ」とか「数列のシグマの計算が苦手だ」など、特定の苦手なポイントがあると思います。
これらの苦手分野をピックアップし、1日30分間、集中して問題を解くことで、弱点を一つずつ克服していくことができます。
この際に一つ注意すべき点として、単に問題を解くだけではなく、式変形の意味を理解することが大切です。
「平方完成は何のために行うのか」、「どこが何を表しているのか」など、式の背後にある意味を把握しながら問題を解くようにすることを忘れないでください。
また、練習を定期的に行うためにはルーティン化することがおすすめです。
特に、計算練習は朝に行うと効果的です。
朝はまだ勉強の疲れが溜まっておらず、脳が元気だと思うので、元気な間に練習を終えてしまいましょう。
朝起きるのが難しい人は、昼休みなどに30分間計算練習を行うのがおすすめです。
計算練習は勉強の中では比較的気軽に始められるものだと思うので、朝一発目の勉強のルーティンにぜひ組み込んでみてくださいね。
今回のまとめ!
今回のブログでは、計算練習の重要性とやりかた について説明しました。
とにかく大事なことは、計算の練習をおろそかにしないことです。
地道にやらないと伸びにくい領域なので、ルーティン化して毎日少しずつ、練習を積んでいきましょう。
塵も積もれば山となるという言葉があるように、入試本番では積み重なって大きな力となっているはずです。
みなさんの健闘を祈っています!
最後に!
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