受験相談の声

【基礎問だけで合格!】数学の参考書で悩んでいる受験生は見て!

 

はじめに

こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!

JR奈良駅から徒歩5分、近鉄奈良駅から徒歩7分、武田塾JR奈良校です!

 

今回のブログのテーマは、「『基礎問題精講』だけで合格できる大学」です!

皆さんの中には、数学の参考書で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

『基礎問題精講』は、武田塾でも何回も紹介している参考書で、『チャート』のような分厚い参考書に取り組むよりも、薄い参考書を完璧に取り組む方が効率的です。

そこで、今回のブログでは、『基礎問題精講』でどこまで戦えるのか、また使い方などを詳しく説明していきたいと思います。

 

また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。

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『基礎問』で通用する大学

『基礎問』で通用する大学としては、日大が基準になってくると思います。

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武田塾では、『基礎問題精講』を終わらせた生徒には日大の過去問を解かせています。

これを「段階突破テスト」という名前で呼んでいるのですが、生徒に実際に日大の問題を解いてもらいます。

基礎がしっかり身についている生徒はそのテストをクリアできると言えます。

逆に、日大の過去問でつまずくということは、『基礎問題精講』で抜けている範囲があるため、そこを復習する必要があるという指導を武田塾では行っています。

数学においては、考え方自体や公式の使い方を変える必要がありますが、それさえクリアすれば共通テストでも一定のレベルまで得点できると思います。

もちろん、演習も必要ですが、考え方や解き方、知識自体は『基礎問』で十分に身についているという感じです。

MARCHに関しては、正直なところ『基礎問』だけでは結構厳しい部分もあります。

ただ、MARCH・関関同立の中で比較的数学が易しいと言われている大学があります。その一つが青山学院で、もう一つが関西学院です。

これら2つについては、年度やタイミングによって異なりますが、『基礎問』でなんとかなることもあります。

しかし、MARCHレベルの大学を受けるのであれば『文系の数学 重要事項完全習得編』も最低限取り組んでほしいです。

この参考書をきちんとやっていれば、関学や青山学院の数学は難しくないと思います。

また、『基礎問』も演習問題までやれば、かなりの応用力が身につくと思います。『基礎問』では、例題と演習問題の構成になっていますが、不安な分野や強化したい分野があれば、演習問題もやれば伸びます。

例題の解き方や考え方を演習問題で試し、『基礎問』のすべてのパターンが自分の中に身についていると感じたら、基礎問題レベルをマスターしたと言える状態になります。

そうなれば、先ほど言ったような関関同立やMARCHの中で数学が簡単な大学にも相性が良ければ合格できるレベルになるのではないかと思います。

『基礎問』は参考書としてはかなり仕上げ度合いに差が出てしまうものだと思っています。

例えば、『基礎問』をさらっとやった程度では、日東駒専などの偏差値50程度の大学ですら入試問題を解けないと思います。

逆に、完成度が高い人であれば、『基礎問』までしかやっていなくても、意外と偏差値60程度の大学の数学まで出来てしまう人もいます。

『基礎問』を仕上げた段階で、地方国公立レベルの問題に取り組んで戦えたという人もいます。ただし、みんながみんな『基礎問』だけで効率的に進められるわけではありません。

完成度や相性に依存するということは認識してほしいと思います。

『基礎問』の使い方

『基礎問』の完成度を上げよう

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繰り返し言っている基礎問の完成度を上げるために、「完成度とは具体的に何を指すのか」について説明します。

まず、『基礎問』の1A・2Bは300問、数学3は150問で、基本的に理系の場合は、通算で約450問ほどあります。

これらの問題がランダムに出題された場合、どの問題に出会ってもほぼ完璧に解ける状態を目指すことが大切な条件となります。

つまり、同じ問題ならば100%の自信を持って正解できるということが完成度の「基準1」です。

次に、完成度の「基準2」として、その解き方を言葉で説明できることが挙げられます。

『基礎問』の問題は、ある程度簡単な問題も多く含まれているので、計算しているとだいたい答えが導けると感じる場合もあります。

しかし、このような状態であれば応用問題を解くことはできません。

私たちが求めているのは、「すべての問題において、問題文の情報から読み取り、解き方を言葉で説明できるまで取り組む」ということです。

問題文の状況を整理して、数字や公式が分かっているならば、その公式を使えると考えたり、こう考えてこうやれば答えが出るといった解き方を言葉で説明できるまで練習してください。

そうすることで、応用的な問題にも対応できるようになるのです。

2周目以降の取り組み方

2周目以降の取り組み方によって、結構な差が出るのではないかと思っています。

例えば、「4日進んで2日戻るペース」で進めて、1日単位でその日に取り組んだ問題をすべて解けるようにしましょう。

それに加えて、「4日・2日ペース」で1週間に3回、特に苦手な問題などに取り組みます。そして、一度全体を仕上げた後に、もう1回全体の復習に入ります。

この時、どのような視点で取り組むかが非常に重要です。それは、同じ問題が解けるだけでOKとするのか、本番の状況を想定して解くことができるかという視点などです。

また、別解が書いてある問題ならば、それにも注意を払ったりすることも重要です。

2周目以降で解説やポイントの意味がより理解できるようになり、しっかりと活用できる人は、なんとなく『基礎問』を終わらせた人と比べて到達点が高いです。

今回のまとめ

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今回のブログでは、『基礎問題精講』で通用する大学や使い方・取り組み方について説明しました。

この参考書を完璧にできるかどうかで上のレベルの参考書に取り組む際に大きく差が出ます。

ぜひ、丁寧に取り組んで、自分の言葉で説明できるまで取り組んでみてください!

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