こんにちは、上越校講師の町です!
台風続きの10月も下旬、朝晩は冷え込む日が続きますね。寒くなってくると血管も細く締まりますが受験生も気持ちが引き締まってきますね!
さて、今日はそんな先輩たちをみている後輩くんたち、とりわけ文系の受験生に、ちょっと聞いてほしい話がありますよ。
選択科目、決まってる??
あなたは国公立志望ですか?私立専願ですか?併願ですか?
文系受験生だと、社会系の選択科目で悩むことあるんじゃないでしょうか。
大抵の文系受験生は日本史か世界史、あるいは政治経済の3択になると思います。
でも、ぶっちゃけどれを選べばいいかわかんないとか、どの科目選べば受かりやすいかとか、気になりますよね?
そこで!!
選択科目に迷った際の一つの考え方を、今日はお伝えできればと思います。
記憶が少ない、漢字覚えるのが苦手など、いろいろな指標があるように思います。
ですが私は言いたい。
お得な科目は日本史です、と。
なぜか?確かに私が日本史選択だったということもありますが、そんな私だからこそ、日本史選択のオイシイ話ができるのです。
日本史選択がお得な理由
日本史選択をオススメしたい、まず1つめの理由、それは
1.迷子になりにくい
日本史はそれこそ小学校から触れている科目です。中学までで最低限の下地があることが予想されます。
私が世界史を選ばなかったのは、カタカナを覚えるのが苦手だったこともありますが、国単位の縦の流れを掴みつつ国同士の横の流れも同時に追わなければならず迷子になってしまうからでした。頭が悪かったんでしょうね(笑)
その点、日本史は日本に軸を置いて他国との関係を見ることができます。
要するに、中学までで大まかな枠ができている(ことが前提になりますが)、そこに細かな知識を加えていく作業なわけです。
もちろん他国との外交関係史が問われることも多いです。でもこれもあくまで日本を基準に記憶するので、意外と覚えられるものです。覚えるというより流れを掴む、といった方が正しいかもしれません。
2.現代文や古文の「文学史」の対策を兼ねることができる
ぶっちゃけこれに尽きるような気もしています。現代文や古文の試験問題で見かける文学史の問題は、私立大学を中心に出題があることが多いので、捨てることは大きなリスクとなります。まして、人気校や上位校になると1点に何十人、何百人と乗っかっています。そんな中、知っていれば労せずして解ける知識問題、取りたくないですか??
ただ、この文学史は意外とクセ者です。特別な対策をしても分量が少なくないため時間がかかる、でも、全くやらないわけにもいかないのです。確かに、「これさえやればいい」と割り切って問題集1冊軽く流すこともできます。でもそれさえも時間を取れないという受験生は大勢います。だからここで点を取れると差をつけやすいのです!
そんな中、日本史選択だと日本史の学習範囲に「文化史」というのがあります。現代文や古文で出題される文学史の範囲をほぼ網羅しています。
つまり、日本史の勉強をしながら現代文や古文の対策もできるのです。
この不景気な世の中でこんなお得な話、なかなか転がっていません!!
大学生になってからさらに面白さがわかる
すみません、これはオマケです(笑)
これは世界史もそうかもしれませんが、大学生になると国内を中心に様々な場所に旅行へ行く機会ができます。
友人との旅行、ゼミやサークルの合宿、ひとり旅もあるでしょう。
日本各地で、教科書や問題集、資料集などで見た名称や出来事にまつわる場所・建物に出会うことでしょう。例えば伊豆へ旅行すれば、伊豆韮山の反射炉という看板を見ると思います。東京都心を散歩していると鹿鳴館やニコライ堂、東京駅には2人の首相の襲撃現場が示されています。
「ああ、ここなんだ!」というこの感動は、日本史を勉強してきた人とそうでない人との間で同じであるはずはありません。世界史よりもそうした感動に触れる機会は多いと思うのです。
そしてこれも私の持論ですが、日本を知らずして世界を知ることはできないと思うのです。
政治経済を知ることは確かに、高校生のうちに選挙権を得る今の時代、そしてこれからを生き抜くためにますます大事になってきます。
世界を知ることは日本社会の素晴らしさや異質さを知ることにもなります。
でも、なぜ今の政治や経済の仕組みになったのかは日本史を勉強しないとわかりません。
日本社会の素晴らしさや異質さは、世界の前に日本を知っていなければ感じることができません。
全ての原点は日本の歴史を学ぶところから始まるのです。
何を語るにしても、この先どんな仕事をするにしても、それらすべてが日本の歴史の上に成り立っている以上、切っても切り離せないのです。
皆さんの人生をより豊かなものにする、そんな科目だと私は認識しています。
迷ってる人は、思い切って日本史選択にしてみることも考えてみてはいかがでしょうか!!!
以上、いつもと一味違うテイストでお送りしました。
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