こんにちは(^^)
西武池袋線入間市駅(南口)徒歩1分!
大学受験専門個別指導塾・武田塾入間校です。
今回より複雑化する大学入試についてレクチャーしていきたいと思います!
第3弾は「私立大学入試について」です。
私立大学の入試制度
たくさんある!?私立大学の入試方式
私立大学の入試も、一般選抜(一般入試)と学校推薦型選抜(推薦入試)、総合型選抜(AO入試)に分けられます。
ここでは、メインとなる「一般選抜」の状況について確認していきましょう。
私立大学の一般選抜では、国公立大学のように統一した入試日程は設定されていません。
各大学が自由に入試日程、選抜方法を設定しています。
また、国公立大学と違い試験日が重ならなければ何校でも受験できます。
この一般選抜は、各大学で試験を実施する「一般方式」と
共通テストの成績を利用する「共通テスト利用方式」に大別できます。
ピークは2月初旬から中旬にかけて!
私立大学の一般方式は、おもに2月初旬~中旬にかけて行われます。
入試科目は大学によりさまざまですが、文系学部は英語・国語・地歴公民または数学から3教科、
理系学部は英語・数学・理科の3教科を課すパターンが一般的です。
また、大学・学部の特性に応じ、入試科目や配点に特徴がある入試方式を実施しているところも多く、
これらを組み合わせて1つの学部・学科で2つ以上の入試方式をもつ大学も少なくありません。
代表的なものとしては、科目数や選択できる科目が方式により異なったり、特定科目の配点比率を高くする方式があります。
受験生から見れば、自分の得意科目をいかせる入試方式となっています。
このほか、学科試験を課さずに小論文や論述試験で選抜する方式や、
民間の英語資格・検定試験(実用英語技能検定(英検Ⓡ)、ケンブリッジ英語検定等)のスコア保持者や
日商簿記などの資格取得者に点数を加点する方式なども見られます。
ただし、方式ごとの募集人員は、3教科型入試の比率が高い大学が一般的です。
あくまでも3教科型入試の対策を基本としたうえで、他の入試方式は自分に適した方式があれば上手に利用するとよいでしょう。
試験日を自由に選択できる制度、遠方でも受験できる外部会場試験実施も。
私立大学の一般方式に統一した入試日程はないとはいえ、
入試が始まる2月上旬頃には志望校の試験日同士が重なってしまうこともよくあります。
このため、多くの大学が設定しているのが「試験日自由選択制」です。
試験日を2日以上設定しておいて、受験生が都合のよい日を選んで受験できるようにしています。
さらに、複数の試験日を受験することを認めている大学も多くあります。
また、受験生が受験しやすいように試験会場をキャンパスの所在地域以外に設置する大学も多くあります。
全国の主要都市に会場を網羅している大学もあり、こういった大学では、直接大学まで行かなくても近隣で受験が可能です。
交通費や宿泊費を節約できるだけでなく、時間的・体力的な負担も減らせるため受験生にとっては便利な制度といえます。
マーク式が得意な人に有利?の共通テスト利用方式と最後まで諦めない!2期入試。
共通テスト利用方式
共通テストの成績を活用する「共通テスト利用方式」も多くの大学で導入されています。
現在、私立大学の受験戦略として「共通テスト利用方式」の活用は欠かせないものです。
その理由は、受験生にとっては負担感の小さい入試方式となっていることが多いからです。
共通テスト利用方式では、大学独自の試験を課さず共通テストの結果だけで合否を決定するケースが一般的です。
つまり、共通テストさえ受験していれば、大学へ赴くことなく私立大学の併願が可能となるのです。
国公立大学を第1志望としている受験生にとっては過度な私立大学の受験対策が必要なくなります。
私立大学専願者にとっても受験チャンスの拡大につながるでしょう。
また、大学からみると試験問題を作成する手間がかからないことから、
受験料は一般方式と比べて安価に設定されているケースがほとんどです。
共通テストの必要科目数は一部の難関校で4教科以上としているところもありますが、多くは3教科以下となっています。
一般方式と同様に必要教科数や出願期間を変えた複数の方式や、
共通テストの成績と個別試験の成績を合わせて合否判定する併用方式を設定している大学も多くあります。
~共通テストが必須の私立大学もある!!~
一部の私立大学では、一般選抜で共通テスト必須の大学があります。
早稲田大学では、国際教養、政治経済、スポーツ科学の3学部で2021年度入試から共通テストが必須になります。
そのほか、産業医科大学や豊田工業大学、一部芸術系の大学でも、共通テストの受験が必須です。
2期入試
2月下旬~3月にかけて再度入試を実施する大学も多くあります。
大学により呼び方は異なりますが、「2期入試」「後期入試」「3月入試」などの名称が多くなっています。
1月末から2月にかけて行われた試験(前期入試)の合格発表が終了してから出願できるため、
万一志望校に合格できなかったとしても再チャレンジが可能です。
ただし、前期入試と比べて募集人員が少ないケースが多く、大学によっては高倍率となり、
前期入試より難度が高い入試となることもあります。
あくまでも前期入試で志望校に合格できなかった場合に利用する入試として考えましょう。
私立大学は、共通テスト利用入試、全学部統一入試、一般入試など様々な
入試方式があります。どれを使えば?と悩む方も多いと思います。
合格のためには受験プランにもきちんと戦略があります!
きちんと情報を収集した上で、万全な受験プランを立てることが大切です。
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