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【共通テスト】科目選択のルールと傾向! ~数学編~

皆さん、こんにちは!

JR防府駅から徒歩7分、

武田塾防府校の中村です!

 

今回は、共通テストにおける

数学の科目選択のお話です。

「数ⅠA、数ⅡB、・・・から1科目」

みたいなアレのことです!

教科書のイラスト「数学」

やたら多い数学の選択科目

大学受験をするとなった時に、

”共通テストでどの科目が必要か”

というのは大事なポイントです。

内申点が絡む"指定校推薦"等を意識する

のであれば話は別ですが、

受験する予定の無い科目に

力を注ぎすぎるのは、

”大学の一般受験”という観点からすると

やはり効率は悪いですからね。

 

じゃあそこで、

自分の志望校は共通テストで

どの科目が必要か調べてみよう!

ってなった時に、

数学の選択科目が大学によって結構違い、

選択肢がたくさんあることに

気が付くはずです!

 

学校のカリキュラム上で

数学I、数学A、数学Ⅱ、数学Bが

全て必修になっている高校であれば

科目選択でそこまで困ることはないですが、

そうでない高校の場合、

特に商業科や機械科など、

普通科以外の学科から

大学受験を目指そうと思った時には

ちょっとした落とし穴があったりするので

今から詳しく見ておきましょう!

落とし穴に落ちる人のイラスト

共通テストにおける数学の種類

まず大前提として、共通テストの数学は

"数学①""数学②"に分類されています。

 

"数学①"には
「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」の2科目

"数学②"には
「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・B」
「簿記・会計」「情報関係基礎」の4科目

が含まれています。

 

数学1科目の受験が必要な大学では

"数学①"(と"数学②")からいずれか1科目

数学2科目の受験が必要な大学では

"数学①"と"数学②"から各1科目ずつ

の受験が必要になってきます。

 

じゃあ受験に1科目必要なら「数学Ⅰ」だけ

2科目必要なら「数学Ⅰ」と「数学Ⅱ」だけ

勉強するのが楽そうに見えますが、

そうとは限りません。

「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」は使えない!?

例として、

県内からの進学を目指す人も多いであろう

山口大学

の各学部で必要な数学の科目

を見てみましょう!

 

・人文学部

数学Ⅰ,数学ⅠAから1科目

・農学部/生物機能科学

数学Ⅰ、数学ⅠA、数学Ⅱ、数学ⅡB、
簿記・会計、情報関係基礎から2科目

 

文系学部と理系学部を1つずつ見てみましたが

この場合は先ほど言った、

受験に1科目必要なら「数学Ⅰ」だけ

2科目必要なら「数学Ⅰ」「数学Ⅱ」だけ

での受験が可能ですね。

 

今度はお隣の県の国立大学、

広島大学

の各学部で必要な数学の科目

を見てみましょう!

 

・法学部/法学科

数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、簿記・会計、
情報関係基礎から1科目

・生物生産学部/生物生産学科

数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、簿記・会計、
情報関係基礎から2科目

 

どちらの学部も

「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」を受験する

という選択肢が存在しない

のが分かるかと思います。

簿記や情報を履修していない

普通科の高校の生徒の場合、

2科目受験となると

「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」

しか実質的に選択肢が無いのです!

 

こんな感じで、大学によっては

数学の中でも選べる科目が

制限されていることがあります!

禁止マーク

「数学A」、「数学B」も大事

現状の第一志望の大学が

「数学Ⅰ」や「数学Ⅱ」だけで受験可能

だからと言って、「数学A」や「数学B」を

軽視するのは危ないです。

 

成績が伸びてきて、

もっとレベルの高い大学を目指したい!

となった時には、

「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」の受験が

必要になって来ることが多いです。

この時「数学A」、「数学B」の勉強を

ほぼ0から始めることになってしまうと

結構な負担になってきます。

 

なので、

数学1科目の受験をする場合は

「数学Ⅰ・A」を受験する、

数学2科目の受験をする場合は

「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」を受験する

という想定で準備していくのが

選択肢を多く持つという意味でオススメです。

 

「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・A」、どっちが簡単?

次は、科目毎の難易度の差の話です。

 

「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・A」では

どちらの方が簡単で点が取りやすいのか?

 

一見、数学Aが範囲に入らない「数学Ⅰ」

の方が簡単に見えるかもしれませんが

別にそんなことはありません。

むしろ数学Aの確率問題や図形問題の

最初の方の設問が簡単に感じる人も

いると思います。

 

「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・A」どちらでも

受験可能な大学の場合は、

自分の得意・不得意と相談して

受験科目を決めましょう!

 

「数学Ⅱ」と「数学Ⅱ・B」についても

全く同じことが言えます!

 

「簿記・会計」と「情報関係基礎」

数学の中でも少し特殊なのが、

「簿記・会計」と「情報関係基礎」です。

 

普通科の高校に通っている生徒からすれば

大学受験においてはまず無縁ですが、

商業高校や工業高校から

大学受験を目指す生徒にとっては

選択肢に入ってくる科目です。

 

高校や学科によっては「数学B」が

カリキュラムに組み込まれていなかったり

選択科目だったけど履修しなかった

みたいなケースがあると思います。

その代わりに商業・工業高校では

「情報処理」や「情報技術基礎」を

履修していることも多いと思うので、

「数学B」を初めからやるよりは・・・

となった時に、

"数学②"「情報関係基礎」で受験する

というのが選択肢に入って来ます。

 

ちなみに、

「情報関係基礎」を受験するには

中学校か高校で情報に関する特定の科目を

履修している必要があります。

ほとんどないと思いますが、

独学で「情報関係基礎」を勉強しても

受験で使えないことがあるのでご注意下さい!

 

まとめ

以上のことから、

あくまで選択肢としてですが

以下のような受験パターンが挙げられます。

数学1科目受験

◎数学ⅠとAを学校で全部履修済み
 もしくは独学可能
「数学Ⅰ・A」
 (選択肢 )

◎数学Aを履修しておらず、
 独学が不可能
「数学Ⅰ」
 (選択肢 

 

数学2科目受験

数学ⅠAⅡBを学校で全部履修済み
 もしくは独学可能
「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」
 (選択肢 

数学Bを履修していないが、
 「情報科目」は履修済み
「数学Ⅰ・A」と「情報関係基礎」

数学AとBを履修しておらず、
 独学が不可能
「数学Ⅰ」と「数学Ⅱ」
 (選択肢 

大学によって科目選択の幅は違いますが、

「数学Ⅰ・A」と「数学Ⅱ・B」の

片方もしくは両方が必要になるケースが多く、

数学Aや数学Bに見切りに付けるとしても

慎重に考えてからやらないといけない

という事はしっかり理解しておきましょう!

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