こんにちは！
JR保土ヶ谷駅から徒歩5分、相鉄本線 西横浜駅・天王町駅より徒歩10分、
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
今回のテーマは
英語長文のスランプの乗り越え方！！
になります。
受験が近づいてくる１０月～１１月くらいになると、よく
「急に英語の長文が読めなくなった・・・」
「スランプだ・・・」
となってしまう人が出てきます。
なので、
なんで急に読めなくなったのか？
どうしたら前に戻れるか？
といったことを紹介していこうと思います。
スランプと勘違いしやすいこと
英語長文におけるスランプ
まずそもそもスランプとは何なのか、皆さんは知っていますか？
スランプとは、「今までできていたのに行き詰って伸び悩んでいる状態」のことを指します。
ここで理解してほしいのが、
「問題のレベルが上がったから取れなくなった」のはスランプではない
ということです。
レベルが上がって取れなくなるのは理論上当然のことであり、別に自分の実力が落ちたわけではありません。
まずは自分が本当にスランプかどうかを確認してみましょう。
その場合の対策法
では「問題のレベルが上がって取れなくなった」時はどうすればいいのでしょうか。
まずこの時にあなたに必要なのはステップアップするための学習です。
今までと同じ参考書を使い続けるのではなく、勇気を出して難易度が１つ高い参考書に挑戦してみましょう。
本当に急に読めなくなった時
真のスランプ
長文のレベルはそんなに変わっていないのに
「ただ読めなくなって来た…」
「同じ共通テスト形式の問題なのに、点数が下がってきてる・・・」
となってしまっている人は真のスランプです。
これに当てはまる人は早急な改善が必要です。
なので、今回紹介するスランプを乗り越える方法を参考にしつつ、元のレベルにまで戻れるよう頑張りましょう。
スランプの原因（基礎編）
スランプから脱出するためにはまず自分がなぜスランプに陥っているのかを知ることが大事です。
そして、英語長文におけるスランプではその原因は大体
①単語・熟語
②文法
③構文解釈
④設問へのアプローチ
などといった基礎的な知識なことが多いです。
その中でもよくあるパターンなのが、①の単語・熟語です。
最近長文の演習に夢中になっていて単語が弱くなっているということはありませんか？
もう一度ターゲットやシステム英単語を見直すと、
「あれ・・・これなんだっけ？」
「意味がすぐに出てこないぞ？」
となるのではないでしょうか。
これはスランプの大きな要因になり得ます。
「もう何十周もしたから単語は大丈夫だろう」と思い込んで、少しずつ単語の知識が抜け落ちていっているのです。
完全に抜け落ちていなくても、意味が似ている単語など微妙な違いなどが分からなくなってきます。
なので、今一度これを明確にする必要があります。
もう一度、見た瞬間に意味が言えるかどうかを確認するようにすれば、スランプ克服の一手になるでしょう。
スランプの原因（応用編）
また、単語・熟語の次に確認してほしいのが③の構文解釈です。
なぜここで解釈がおろそかになるかというと、長文に入りたての受験生はよく時間に追われて読む状況に陥っていることが多いからです。
時間を意識して読むこと自体は問題ないのですが、時間を意識するあまり読みがおろそかになっているのです。
ここで皆さんに覚えておいてほしいのが、
いかに時間が足りなくても、読みが雑なら正解できない！！
ということです。
なので、いかに「精度を保ったまま」「早く読む」ことができるかが重要になってきます。
この訓練で重要になってくるのが、皆さんがさぼりがちな音読や、何回も繰り返し同じ長文を復習することなのです。
ここまで読んで、「自分は時間を短縮するために解釈を軽視しているパターンだな」と気づいた人は、
もう一度解釈の参考書をやり直す
または
復習するときに解釈の復習を多めにする
これらを試せば、改善がみられるかもしれません。
１０月からのこの時期はみんな解釈が手薄になる時期なので、ここで丁寧に解釈をして差をつけていきましょう。
おすすめのスランプ対策
具体的なスランプ対策
では、英語がスランプに陥ったとき具体的にはどのようなことをすればよいのでしょうか。
それは１回集中して解釈を復習する期間を挟むことです。
日大レベルであれば『入門英文問題精講』
MARCHレベルであれば『関正生の英文解釈ポラリス１』
といった、レベルに合った参考書を１回重点的に２～３週間でやってみて、精読の感覚を思い出すことが大事です。
一度やった『肘井』を復習するのも手です。
やったことがある文章だと訳もわかっているので、文章ごとのテーマを思い出しながら学びましょう。
この時、できれば長文演習も同時並行で少しずつ進めていければ、日々解釈の勉強をしつつ新しい姿勢で長文に臨んでいけるので、長文のペースを落としたくない人におすすめです。
この時意識すること
この段階では、ポイントをおさらいしつつ初見の文を訳すことを意識しましょう。
そうすれば長文の解像度も上がり、今まで読めていた文章だけでなく読めなかった文章まで読めるようになるかもしれません。
解釈のみを重点的にやる人も長文と並行してやる人も、むやみやたらに長文を解き続けても本番で戦えるようにはならないということは忘れないでください。
英語長文に限らずどの科目の演習でもいえることですが、演習の目的は
自分に足りない課題を発見し、その課題を解決するためにどの参考書をやればいいのかを見つける
ことです。
「点数で一喜一憂する人」などの多くは、ただ演習をやり続けてこの目的を達成できず、スランプに陥る人が多いです。
きちんと分析しましょう。
目の前の文章に向き合いましょう。
合っていた問題であっても解説を読み、成長のポイントを残さず見つけていくことが、長文演習で意識すべきことだと思います。
まとめ
いかがでしたか？
今回は英語長文のスランプ脱出方法について紹介しました。
覚えておいてほしいことは、
●問題のレベルが上がって解けなくなるのは当然
●成績が落ちてきたのは勉強してきたものに抜けがあるから
●自分に足りない部分を探すには参考書に戻ってみよう
の３つです。
英語長文が急に解けなくなった！という人はぜひ参考にしてみてください。
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