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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
今回は過去問を解く際の問題用紙の書き込みについて解説していきます。
皆さんは問題を解く際に、何かしらの書き込みをするかと思います。
現代文で重要箇所に線を引いたり、英語長文の構文解釈などやっていますよね？
そんな書き込みですが、意識すべき重要なことがあります。
このブログでは、問題用紙に何を書くべきか解説していきます。
これから過去問に入る際に、ぜひ実践してみましょう。
英語の書き込み
英語長文
英語長文では、読みにくい文章・重要部分・段落ごとの小見出しメモの3つを書いてみましょう。
それぞれ説明していきます。
まずは、読みにくい文章に書き込みですが、これはすでにやっている人がほとんどだと思います。
ですが、その際何を書いていますか？
英文和訳問題でない限り精読をする必要がないので、大まかな句・節にのみカッコを振っておきましょう。
また、一文が何行にも渡っている場合には切れ目にスラッシュを入れてみると読みやすくなるかと思います。
反対に、いちいちSVOCを書いたり、頻繁にスラッシュを入れていると、読むスピードが遅くなってしまうので、必要な個所にだけ書き込むようにしましょう。
次に、文章の重要な部分に印をつけておきましょう。
内容一致問題や文全体を問う設問がある場合、本文の重要箇所をあらかじめわかりやすく囲っておくと、問題を解くときにスピーディに解けます。
過去問を見てみて、内容一致問題がある場合はやってみてください。
最後は、段落ごとの小見出しメモですが、これは必要な人だけやってみましょう。
英文を読んでいると、その段落その段落を訳すことに精一杯になってしまい、内容把握が疎かになってしまう人がいます。
それを防ぐために、各段落の内容を簡単にまとめておきましょう。
整序問題
整序問題を苦手としている受験生は多いのではないでしょうか？
単語が与えられているとは言え、慣れていない人は点数が安定しないと思います。
整序問題で最初にやることは、選択肢を少なくすることです。
選択肢が10個近くある場合、一気に文にしようとしても難しいです。
そこで、熟語表現を探したり、文法的につながる部分を探してみましょう。
その際、選択肢の単語を品詞毎にまとめてみると分かりやすいと思います。
また、整序部分が文の途中だった場合、前後とのつながりを考えてみると、選択肢が絞れると思います。
国語の書き込み
現代文の書き込み
現代文では、設問を解く根拠になる部分と本文の主旨に絡む部分に印をつけるようにしましょう。
特に、本文の内容を掴むための書き込みはできていない人が多いので、意識してみましょう。
その際、抽象と具体の見極め・対比構造・接続詞の3つを意識してみましょう。
それについての細かい話は現代文の参考書を読んでみましょう。
また、ほとんどの文に線を引いてしまっている人がいます。
それでは書き込みの意味が無くなってしまうので、本当に重要な部分にのみ書き込んでおきましょう。
古文の書き込み
古文は主語の省略が多いため、誰の動作かがわかりにくくなっています。
なので、登場人物に印をつけ、主語を書き込んでおきましょう。
これだけでも、正答率がぐっと上がると思います。
また、古文は全訳が重要な科目ではありませんが、まったく読めない文は品詞分解をしてみましょう。
選択肢の書き込み
国語は何となくで選択肢を選んでしまいがちな科目です。
ですが、選択肢を選ぶ際にも必ず書き込みをしましょう。
書き込むべきことは、選択肢の間違っている部分に線を引くだけです。
選択肢の間違いが選べない＝根拠を持って選べていないということです。
特に、共通テストでは選択肢が長くなっているので、これを実践するだけで得点を上げられる可能性があります。
読解問題は一問一問の得点が高いので、ぜひ実践してみてください。
数学の書き込み
数学で書き込むべきことは、何と言っても図です。
苦手な人ほど図を疎かにしがちですが、必ず描きましょう。
図形問題は可視化することで見つけられることもあるので、ぜひやってみましょう。
また、問題の解法が浮かばないときにも、とりあえず手を動かしてみると、頭の中が整理できると思います。
わからない問題であっても、とりあえず何かしら書き出してみましょう。
論述対策
受験生の論述を見てみると、ハチャメチャな解答になってしまっている人がいます。
その理由は、内容を整理することなく、いきなり解答を書き始めているからです。
小論文でも同じことが言えますが、まずは論述の方針を決めて、何を書くかを整理し、全体像を洗い出してみましょう。
また、英作文を書き始める前にも、全体の主張と理由を考えておきましょう。
賛成を選んで書き始めたけど、反対の方が理由が書きやすかったなんて経験があるかと思います。
理由が書きやすい方が、スペルや文法ミスを減らせるので、全体を決めてから解答を書き始めましょう。
まとめ
今回は問題の書き込みについて解説しました。
過去問を解いて、問題用紙がまっさらの状態はかなりまずいです。
それは参考書も同じで、読んでいるだけは大して頭に入っていません。
勉強は手を動かすことが大切です。
ぜひ、今回の内容をこれからの学習に生かしてみてください！
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