こんにちは！
JR保土ヶ谷駅から徒歩5分、相鉄本線 西横浜駅・天王町駅より徒歩10分、
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！！
今回は英語長文のチェックリストについて解説します。
皆さんは英語長文の勉強を正しく行えていますか？
問題を解いて丸つけをして終わり、というような勉強をしていませんか？
そこで、今回は武田塾式英語長文チェックリストを紹介しながら、皆さんが普段どのように英語長文を勉強すべきなのかを一緒に考えていこうと思います。
英語長文チェックリストとは
では早速、そのチェックリストを紹介しようと思います。
＜長文を読むとき＞
・長文をコピーしてSVOC振りをした？
・わからない単語をリスト化して覚えた？
・単語熟語でつまづいたりしていない？ （どちらでつまづいているか？単語帳に載ってるものか、初見の単語の推測か、）
・SVOC、名詞・形容詞・副詞のカタマリは問題なく振れている？
・thatやas、倒置など構文の重要ポイント気づけている？
・文章の言いたいこと、内容の理解は問題ない？
＜長文を解くとき＞
・設問の正答率は？
・長文の内容に関する設問は、根拠をもって答えられた？
・知識を問う問題は答えられた？
＜音読＞
・音声をつかって音読した？
・音読は１文何回した？（最低１０回）
・音読するときは長文の復習ポイントの確認をしながらした？
＜課題発見＆振り返り＞
上記を踏まえて、今の自分の課題って何だと思いますか？
復習すべきもの、長文の勉強で意識すべきもの教えてください！
眺めてみてどうでしたか？
これらの項目がしっかりできているか確認してみてください。
これらがきちんとすべてできていて初めて、
「英語長文を正しく勉強できている」
と言えるようになります。
このチェックリストは実際に武田塾でも使い始めているところが多く、週１回の特訓でこれらの項目を確認しています。
そして、これらができていない生徒のほとんどが、
長文を２０～３０分かけて読む
↓
解き終わって疲れてとりあえず採点する
↓
今日は調子が良かったな、悪かったな
↓
終わり
という、丸つけだけして復習をしていない人がほとんどです。
これでははっきり言って勉強をしているとは言えません。
ということで、復習をするときは具体的にどのようなことをすればいいのか、このチェックリストを見ながら確認していきましょう。
長文を読むとき
このチェックリストは「長文を読むとき」「長文を解く時」「音読」「課題発見・振り返り」の４項目に分かれています。
まずは「長文を読むとき」の復習を確認していきます。
まずやってほしいことが、文をコピーしてSVOCや主語補語のカッコを振ることです。
普段学校の先生からも口酸っぱく言われている人も多くいると思いますが、このような文構造の把握をしないと、復習の目的である自分の課題を見つけることができません。
しっかりとすべての文構造を把握してから全訳を見るようにして、自分がどの分で引っかかってしまっていたのかを明確にわかるようにしましょう。
①問題文をコピーする
②SVOCを振る
③訳を一文ずつ思い浮かべる
この流れを必ず行ってください。
コピーするのに手間がかかるかもしれませんが、今後のためと思ってやっておきましょう。
次にやってほしいことが、わからなかった単語をリスト化することです。
わからなかった単語をそのままにしておくのはとてももったいないので、その場ですべて覚えるようにしましょう。
ルーズリーフやノートにテストできる形式でまとめておくと、覚えていく習慣も身に着けることができて一石二鳥です。
また、「単語がわからなかった」というのは、
・単語帳に乗っているのに忘れていた
・初見なので分からなかった
の２種類あります。
このうち、単語帳に乗っていたにもかかわらず忘れてしまっていた単語は、単語帳に印をつけて、何回もやり直しすることを忘れないでください。
初見の単語については推測力が大事です。
なので、初見だからわからない！と言ってあきらめるのではなく、どうすれば推測できたのかを振り返ってください。
最後に確認してほしいのは、文章の言いたい事・内容の理解に問題はないかです。
もし正しく読解できていないなら、段落ごとに一言要約をメモするようにすると、文章の読解力を付けることができます。
以上が読むときに気を付けることです。
ここまでできて、ようやく長文がしっかりできていると言えるようになります。
長文を解く時
長文の設問は、大きく分けて
・内容理解の設問
・知識の設問
の２パターンに分けることができます。
この２パターンのうち、自分はどちらのパターンの問題で間違えているのかを確認するのが、問題を解く時の復習で最も大事なことです。
内容理解に関する設問は、
①何行目に書いてあったかを説明出来るようにする
②根拠をもって答えられるようにする
この２つを目標として見直しをするようにしましょう。
また、知識問題で落としてしまっている場合、それは現時点での知識不足を示しています。
すぐに問題集や単語帳の該当箇所にチェックを付け、復習をするようにしましょう。
音読するとき
長文の復習をするとき、ここまでに紹介したような復習はしているという人はいるかもしれませんが、音読までしている人はかなり少ないのではないでしょうか。
長文の復習は、音読をすることによってさらに理解が深まります。
なので、皆さんももししていなければ復習に音読を加えてみてください。
ただ、この時に注意すべき点があります。
それは、必ず（付属しているなら）付属の音声を使う、という点です。
我流で音読してしまうと、間違った発音で覚えてしまうというデメリットがあります。
「自分は共通テストを受けないから発音なんか覚えなくていい」と思う人もいるかもしれませんが、実際のネイティブの音声を聞いて発音やブレス（息継ぎ）のタイミングを覚えると、文章中の適切な区切り位置というのが把握できるようになります。
区切り位置が把握できれば、文章のどこに名詞の塊があるのかといった、感覚的な英語力の向上にも繋がります。
なので、武田塾では長文の復習をする時付属の音声を利用して音読することを推奨しています。
また、音読する回数は最低１０回としています。
音読した回数は正直にノートに書いて、先生に見せるようにしましょう。
最後に、読むときや解くときの復習で学んだことを生かすことも重要です。
音読というのは、分からない単語・訳せない構文といった、今までの復習してきたことをすべて使えるようになっているかどうか確認する最後の仕上げです。
「音読をしているのに長文の成績が伸びない」という人は、ただ何も意識せずに英語の音声をなぞるだけというパターンが多いです。
なので、必ず音読しながら構造を考えるようにしましょう。
「今読んでいるところはSで、ここからがthat節が始まる」というように、頭を働かせながら音読することを忘れないでください。
課題発見と振り返り
さて、ここから先が一番大事なところです。
長文を読むとき・解く時・音読するときを通して、「今の自分の長文における課題は何なのか」を考えましょう。
要するに、復習のまとめをするということです。
ここまでして長文の復習に力を入れているのは、長文問題が英語の勉強の総まとめだからです。
なので、武田塾の人もそうでない人も、これを読んで「なるほどね、よさそうじゃん」で終わるのではなく、ぜひこのチェックリストを実践してみてください。
①しっかりと実践して自分の勉強につなげる
②長文を価値ある勉強にして成績を伸ばす
この２点を目標にして、今回の復習をほかの演習にもつなげていけるようにしてください。
まとめ
いかがでしたか？
今回は、英語長文復習チェックリストの使い方について紹介しました。
先ほども言いましたが、これを読んでよさそうだなと思ったらすぐに実践してみましょう！！
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