こんにちは！
JR保土ヶ谷駅から徒歩5分、相鉄本線 西横浜駅・天王町駅から徒歩10分、
大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 保土ヶ谷校」です！
文系受験生の中には数学を使う受験生もいます。
そんな受験生は文系の中ではマイノリティーです。
だからこそ、私立大学の文系学部の入試では
『数学を使える受験生の方が有利だ』、と言われています。
そこで今回は、私立大学の最難関である早稲田大学、慶應義塾大学の文系学部の中で
数学（但し、共通テストは除く）が一般選抜の受験科目として選択可能な学部を徹底的に紹介していきます!!
早稲田大学
早稲田大学の文系学部の中で
数学が受験科目として使える学部は
商学部、社会科学部、人間科学部の３つです。
商学部
早稲田大学商学部の一般入試では、
地歴・公民型、数学型、英語４技能テスト利用型の３種類の受験方式があります。
英語４技能テスト利用型に関しては、
英検準一級以上しか出願資格がなく、
募集定員も30人とわずかなので今回は割愛します。
地歴公民型では、
外国語(80点)と国語(60点)が地歴・公民(60点)が
数学型では、
外国語(60点)と国語(60点)が数学(60点)が
受験科目に指定されています。
募集定員は地歴・公民型が355人、数学型は150人となっています。
一方、それぞれの受験方式の倍率を見てみると
地歴・公民型の倍率は５〜６倍である一方
数学型の倍率は１０倍以上となっています。
数学型の数学の問題は私立文系の中でもトップレベルに難しいと言われており、
その受験者平均点は２割にも満たないことが多々あります。
だからこそ、数学で差をつけられれば一気に合格に近づく受験方式だと言えるでしょう！
数学を選択した場合は受験科目の性質上、理系の受験生でも受験ができます！
社会科学部
早稲田大学社会科学部の一般入試では、
外国語(50点)と国語(40点)が数学または地歴(40点)が
受験科目に指定されています。
社会科学部の数学は商学部と異なり平易なレベルの問題が出題されます。
社会科学部の数学の特徴としては、試験時間が60分と比較的短い上、
多少計算量が多いと感じられる問題が出題されます。
科目の性質上地歴と比べて平均点が低いことから例年得点調整が行えわれているため
数学が得意で安定して高得点を取れる受験生は
この得点調整の恩恵を得ることができると言われています。
人間科学部
早稲田大学社会学部の一般入試では、
文系方式と理系方式の２種類があります。
ここでは文系方式に焦点を当ててみていきます。
文系方式の一般入試では
外国語(50点)と国語(50点)が数学または地歴(50点)が
受験科目に指定されています。
数学の難易度は標準レベルで、
時間の厳しさを考慮すると共通テストよりはやや難しいといったところでしょう。
正解率7割を目指しましょう。
目標となる7割を取るためには解きやすい問題をすばやく確実に解く必要があります。
社会学部と同様に数学の受験者平均点は地歴に比べて低いため
例年得点調整が行われています。
加えて、人間科学部は社会学部に比べて数学の占める割合が大きいため
数学が得意な受験生にはより有利な受験方式となっています。
慶應義塾大学
慶應義塾大学の文系学部の中で
数学が受験科目として使える学部は
経済学部、商学部の２つです。
経済学部
慶應義塾大学経済学部の一般入試では、
A方式とB方式の２種類の受験方式があります。
量方式に共通して外国語(200点)と小論文(70点)が
受験科目に指定されていますが、
これに加えて
A方式では数学(150点)が
B方式では歴史(150点)が
受験科目に指定されています。
A方式はB方式に比べて定員が倍の420人である一方、
志願者数は例年倍未満であるため
A方式の倍率は３〜４倍である一方
B方式の倍率は４〜５倍となっています。
この方式の違いが入学後に履修する科目に影響を及ぼします！
数学で出題される問題の難易度は年によって変化しますが、
制限時間は80分で大問は６つあるので
全ての問題を解き切るのはなかなか難しいです。
大問１から３は標準的な問題が出題されるため
そこでしっかり得点する必要があります。
商学部
慶應義塾大学商学部の一般入試では、
同大学の経済学部の入学試験と同様に
A方式とB方式の２種類の受験方式があります。
量方式に共通して外国語(200点)と地理歴史(100点)が
受験科目に指定されていますが、
これに加えて
A方式では数学(100点)が
B方式では歴史(100点)が
受験科目に指定されています。
この二つの受験方式のうちA方式は
慶應の文系学部の中で唯一小論文が受験科目にない受験方式であることから
『国公立文系志望の受験生が合格しやすい』と言われています。
また、各科目の問題形式もベーシックなため
特別な対策をしてなくても基礎学力が十分あれば
合格することができます。
例年の合格最低点を見てみると、
A方式は６割５分程度なのに対して
B方式は７割５分もあり、
倍率に関して見てみると
募集定員の多いA方式は３倍弱なのに対して
募集店員の少ないB方式は７倍程度もあります。
数学で出題される問題のレベルは年により様々ですが、
経済学部よりも一回り易しいように感じられます。
70分で大問が4つ
A方式であれば英語社会で8割取ることができれば一気に合格に近ずく一方、
B方式の場合は英語社会で8割取れていないとまず合格できないことから
圧倒的にA方式の方が合格しやすいとされています。
経済学部と異なる点は、
受験時の方式は入学後の履修科目に影響を及ぼさないという点です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回のテーマは、早稲田大学と慶應義塾大学の数学受験ができる文系学部でした。
早稲田大学では商学部、社会学部、人間科学部が
慶應義塾大学では経済学部、商学部が
数学で受験することができるということが分かりましたね！
上述したどの学部も数学か社会のどちらかを選択する受験方式でしたが、
数学の方が圧倒的に倍率が低かったですね！
国公立志望の受験生や数学に自信のある受験生は
ぜひ今回紹介した学部に出願してみましょう！
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