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【心理学3】アウトプット学習術、ウルトラマン勉強法

こんにちは!

今回は、勉強中の時間の使い方について、お話しさせていただこうと思います!

前回の記事が気になる方は、こちらをクリック。

 

アウトプット学習術

ホワイトボード女性

受験生のみなさん!こんにちは!授業をしない受験革命の武田塾広島校です。

ずっと、ブログでインプットアウトプットを繰り返すことが
記憶の定着につながることを書いてきました。


自分で、どうやったら覚えやすいかということは工夫していく必要があると
思いますが、ここでは例を書いていきますね。

参考書を読みながら、覚えなくてはならないところなど重要なところに
マーカーでラインを引きます。


そして、気づいたことや補足説明をボールペンなどで参考書の余白に
ドンドン書き込んでいきます。


必要に応じて付箋も貼ります。
アウトプットする最初のステップが参考書にマーカーでラインを引いたり、
書き込んだりすることです。


参考書を読みながら、つまりインプットしながら、最初のアウトプットを
同時にしていくのです。


マーカーでラインを引く、そんな簡単なことでアウトプットになるのか?
と疑問に思う人もいるでしょうが、脳科学的には、ラインを引くことは
間違いなく脳を活性化します。


なぜならば、脳の中で「字を読む作業」と「手にペンを持って線を引く作業」
は全く別の領域で行われているからです。


さらに「文字を書き込む」のは、また脳の別の部分で行われます。
「マーカーでラインを引く」「書き込みをする」ことで、脳の複数の領域を
使うことになり、より脳が活性化し、記憶に残りやすくなるのです。


人間の脳というのは、「読む」「考える」「書く」「話す」ということを
全て脳の別々の部分で行っています。


これらを共同作業させて、それを行えば行うほど、脳は活性化します。
マーカーでラインを引きながらそれを声に出して読むと、さらに脳は活性化
され、記憶に残りやすくなります。声に出して読めなかったら、
手を動かせばいいのです。


ラインの引き方のコツとしては、重要なことでも
自分が既に知っていることは、わざわざラインを引かなくていいということです。


マーカーでラインを引く目的は、自分の知らないことを覚えて
成績を上げることです。

そして、最も簡単なアウトプットは「話す」ということだと思います。
覚えたことを人にわかるように説明しましょう。


人に説明することで、より確実に記憶として定着します。


このことも何度となく、ブログで書いてきたことです。

武田塾では、毎週、確認テストをしますが、それも参考書で勉強して
もらったことと全く同じ問題を出します。


全く同じことを繰り返すことが効果的な復習になることは、
いつも書いていますが、全く同じ問題のテストもまた、
効果的なアウトプットになります。

みなさんも自分で効果的にインプットとアウトプットができるように、
工夫してみてください。


いい方法があったら教えてくださいね!

制限時間を決めよう~ウルトラマン勉強法

ウルトラマン


次は、ウルトラマンの話しです。
ウルトラマンは、地球で3分しか戦えません。エネルギーが少なくなると、
胸のカラータイマーが点滅し、警告音を発します。


しかし、3分という活動の制限時間があることこそが、
ウルトラマンの強さの秘密でもあるのです。


なぜなら、
何かものごとを行う場合、制限時間を決めると集中力がアップし、
脳が高いパフォーマンスを発揮するからです。


勉強でも時間制限付きの目標を決めてすれば、
漠然とするよりも高い集中力を発揮できます。


さらに、頑張ればギリギリ達成できる目標に取り組むと、
よりドーパミンが分泌され、より集中力が高まるとともに、
記憶力も高まるのです。

60分休憩を入れずに記憶するのと、15分ずつ4回に分けて記憶するのと
どちらが効率的に記憶ができるでしょうか?


何かの作業を行う場合、その集中力は、初めと終わりで特に強くなることが
知られています。


心理学では、この現象はそれぞれ「初頭努力」「終末努力」と呼ばれます。
わかりやすくいえば、始まったときの「さあやるぞ」という「最初の頑張り」
と、ゴールが見えたときの「もうひとふんばり」という「最後の頑張り」です。


単語が書かれたカードを連続して提示して記憶してもらう実験があります。
しばらくして、どれだけ記憶しているかをテストすると、最初と最後のほうに
提示されたカードについての正答率は高く、中間のカードについての正答率は
低くなるという結果が出ました。


最初と最後は、集中力だけではなく、記憶力も高まるということです。
15分で単語を連続して覚えると「初頭努力」で5分、
「終末努力」で5分、合計10分の「記憶力の高い状態」になります。
これを4回繰り返すと、60分中40分までもが「記憶力の高い状態」
での勉強時間になるのです。


一方で60分連続で単語を覚えると、「初頭努力」で5分、
「終末努力」で5分の合計10分しか「記憶力の高い時間帯」が
ありません。


これらを参考にして、効率のよい勉強を心がけてはいかがでしょうか。

 

「15分」を最大限に活用する~「15-45-90の法則」

13個の時計

今日の最後は、人間が集中できる時間帯の話しです。

人間の集中力には限界があります。何時間も連続して集中し続けることは、
訓練されたアスリートや将棋の名人であってもできるものではありません。
反対に、誰にでも集中しやすい時間帯というものが存在します。


それは「15分」「45分」「90分」です。
名付けて「15-45-90の法則」です。

高い集中力が維持できる限界が15分
普通の集中力が維持できる限界が45分
「45分」の間、少し休憩をはさめば90分の集中も可能です。

小学校の授業は45分。テレビドラマもだいたい45分。


大学の講義は90分。2時間ドラマというのも実質90分ほど。


サッカーは45分ハーフの90分で試合が行われます。
90分を超えたアディショナルタイムで得点が入りやすくなるのは、
90分という人間の集中力の限界を超えているからです。


人間の体には「ウルトラディアンリズム」という、約90分周期で眠気と
覚醒が交互に訪れるリズムが刻まれています。


睡眠のサイクルが90分であるというのも同じ理由です。
「45分」と「90分」に関する興味深い話しはまだまだありますが、
ここで重要な時間の単位は「15分」です。

極めて高い集中力が維持できる時間、その最小単位が「15分」。
人間が非常に高度な集中力を維持できる限界が「15分」ということです。


例えば、非常に高い集中力を要する同時通訳者。この同時通訳の世界でも、
「集中力の持続は15分が限界」と言われています。


テレビの生中継など、同時通訳で放送される場合がありますが、
番組の途中なのに通訳者が男性から女性に変わって「あれっ?」と
思うことがあります。


集中力持続時間の関係から、途中で通訳者が変わらざるを得ないのです。
結論を言いますと、15分という時間は脳科学的に見ても
「極めて集中した仕事ができる時間のブロック」であるということなのです。


読書で例えますと、5分で本が10ページ読めるとします。その5分が
3回あれば、30ページ読めます。
しかし、連続した「15分」があれば、30ページではなく40ページは
読めるのです。

15分を上手く活用していきましょう!

 

終わりに

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