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【センター試験】弘前大学医学部医学科Mのセンター化学対策

弘前の予備校・武田塾弘前校です。

弘前大学医学部医学科の講師Mのセンター化学勉強法を公開します。

各大問の時間配分

大問1:12分

大問2:10分

大問3:10分

大問4:10分

大問5or6:10分 

計算問題がある大問は時間がかかることがあったが、有機の分野で時間を短縮して帳尻を合わせていた。

見直しの時間は10分弱。どの科目でもいえることだが化学では特に、見直しが重要だと思っている。化学が得意ではなかったというのが大きいかもしれないが、化学は計算問題がある上に似たような言葉や記号があって単純なミスをしていることが多い。

無機と有機は苦手な人が多い

自分の周りでは無機と有機の分野が苦手な人が多かったように思う。自分自身も、最初のうちは苦手意識を持っていた。単純にそれらの分野が授業で扱われる時期が遅かったというのと、それまであまりなじみのない類の知識が大量に示されて授業中にちんぷんかんぷんだった、という記憶が苦手意識につながっていたと考えている。

センター試験の無機と有機は強みにできる

二次試験では、有機の構造決定などが難しい学校もある。しかし、センター試験に限って言えば、無機と有機は強みにできる。有機・無機は、いってみれば知識の量の問題なのだ。しかもセンター試験では教科書の内容を逸脱した問題は出せないから、受験生は高校の教科書に出てくるもののなかでの知識量を競う。

センターの有機・無機は「難しい問題」は出ない。きちんと覚えられずあやふやになっているもしくは全く覚えていない知識がでてくるから「難しい」と感じる。そこで、繰り返しにより知識を定着させることが有機・無機での大幅な得点upにつながる。

過去問の勉強法―「選択肢の見直し」で知識量を増やす

過去問や練習問題を解く中で、正誤について迷った選択肢や、見たことのない言葉がでてきたらそのままにせず解いた後にきちんと調べることがとても大切だ。問題に正解したら選択肢は見直さない、という人もまた多いのではないだろうか。間違いだった選択肢は何が間違いなんだろう、どんな選択肢だったら正解だったんだろう、という「選択肢の見直し」をするだけで、一つの過去問・練習問題から得られる経験や知識は何倍にも膨れ上がる。取り組んだ問題数ではなく、身になった問題数を増やすことを大切にしたい。

おすすめ参考書

化学の受験勉強に使っていたのは、「化学重要問題集」だった。各分野、触れておかなければいけない問題が網羅されており、難易度も問題集として適当なものであったと思う。センター対策には少し重い問題が多いかもしれないが、二次の対策も見越してやるには十分だろう。自分に合っていると思える参考書、問題集をとことんやるのが大切だ。

知識の定着を

受験を目前に控えている人は、あやふやな知識をしっかり定着させることに専念し、今年受験ではない人は、知識量だけで得点源にできる有機・無機を勉強し始めることをおすすめする。センター化学は、味方にできる。成功をお祈りしている。

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