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センター生物で自己採点100点だった弘前大学医学部医学科の講師Mのセンター生物勉強法を公開します。
各大問の時間配分
センター生物の時間配分は、「各大問だいたい8分以内、かかったとしても10分でいったん次の大問にいく」というように決めていた。各大問を8分で解くことができると、大問6つで48分、見直しの時間は12分確保できることになる。また、各大問最大でも10分と決めておけば、最後の大問まで目を通すことができる。とはいっても大問6、7は選択問題でしかも問題数も少ないから、そこで時間を節約することができる。
各大問のポイント
センターの生物は、高校生物についての基本的な知識を問うものだ。各大問の最初の問題については、もう何度も見たり覚えたりしたものが多く、反射で答えられるものもあるのではないだろうか。
また、大問の最後の方の、グラフや表、文章、実験の読み取りや考察についての問題も、全く新しいことを考え出すということはほぼない。苦手分野を把握して確実につぶしておけば、センター生物はさほど怖がらなくてもいいだろう。
ただし、高校生物についての知識が全て素直に問われるわけではない。稀に問題集で出題頻度が高くない問題がでたり、選択肢の表現をわかりづらくしてある問題があったりする。そのような問題は飛ばしておいて、最後に残った時間でじっくりと考える。ほかの問題を解くなかで周辺知識に触れて答えを思い出すこともあるし、時間をかけて「これは違和感がある」という選択肢を消していけば多少納得できないものでも残ったものを答えとして選ぶことができる。
覚えられない知識は語呂合わせで覚えてしまう
センターが近づいてきても、なかなか覚えられない知識も多少あるだろう。直前期であれば、自分はそういうものは語呂合わせで覚えてしまっていた。
例えば進化の分野の、生物が出現した順番は、「有顎昆虫『両生ハチ』絶賛付随中の…」(有顎魚類、昆虫類、両生類、はちゅう類、絶滅→さん葉虫、フズリナ…)というように覚えた。多少、というかかなり無理があるような語呂合わせだが、自分のなかでイメージがわくものであればいいと思う。もちろん直前期に入る前に知識は内在化できているのが理想的ではあるが。
直前期は過去問を解いて苦手分野を完璧に
直前期には、過去問を解いて苦手分野がないか、あやふやな知識がないか確認し、もし見つかったら自分の使い込んだ参考書や問題集に戻って完璧になるまで復習する、内在化する。センター試験は「正確な知識があれば確実に解ける」けれどそれは裏を返すと「知識がなければ太刀打ちできない」ということだ。必要があれば何度でも基本に返って、自信をもって受験会場に向かおう。
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