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弘前大学医学部医学科1年O講師のセンター国語の攻略法をお届けします。
各大問ごとの時間配分と順番
センター試験の国語は、特に理系では時間配分に失敗して最後まで解き終えることのできない人が多いと思います。そこで、私が受験時に行っていた国語の解き方をお話ししようと思います。
古文(20分)→漢文(15分)→評論文(25分)→小説(20分)
時間配分のコツは、なるべく早く古文漢文を解き終えて現代文に時間を残すことです。古文漢文は文章の内容自体は現代文よりも単純なものになっているので、内容さえ分かるようになれば早く解き終えることができます。時間が多めに残されていると、気持ちにも余裕ができて焦らず問題を解くことができるので、先に古文漢文を片付けることを強くお勧めします。
古文
単語・敬語動詞・識別問題・和歌の4つが重要なポイントで、これらの理解が問われています。単語は単語帳の重要単語の部分を完璧に覚え、敬語動詞は単語帳に載っているものはすべて覚えました。
漢文
句形をすべて覚え、センター過去問に出題されたことのある副詞(読み方のみ)動詞(読み方と意味)形容詞(読み方と意味)を暗記しました。ほとんどの問題はこれらの内容が問われています。また、必ず対句の問題が出題されます。文法構造が同じものが繰り返し登場している場合、対句です。過去問演習の際に対句を意識して読むと、内容理解度がぐんと増します。
古文漢文は必要なところの暗記さえしてしまえば、とても簡単な科目だと思っています。現代文にたくさんの時間をまわすためにも、暗記を徹底して頑張っていました。
評論
設問は1問漢字 2~4問 意味段落の内容理解、5,6問 全体構造と内容理解 が問われる形が多いです。なるべく最初に全文を読み、全体の構造を理解してから設問を解いたほうがスムーズに回答できると思います。
小説
“象徴”を意識して、何が何に例えられているのかを考えながら解いていました。
現代文は、問題を解き、解説を読んで、全体の構造や流れを理解し、忘れたころに同じ問題をやり直しました。
今の時期はセンター直前なので過去問演習を繰り返している時期だと思います。ただセンター問題演習をしているだけでは点数は伸びないと思うので、過去問で見つけた自分の弱点を基礎の問題演習で補強していくといいと思います。
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