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情報戦!戦略的受験で国公立大に一足早く合格しよう!

はじめに

 

みなさんこんにちは!

このページでは戦略的受験をして誰よりも早く国立大学に合格した私の自己紹介とともに、総合型選抜・志望校決定についてお話します。

志望校を悩んでいる人もまだ高校に入学していない人も、参考になるかと思うのでぜひ読んでください!

 

高校生活

 

私は小学5年生のころからプランクトンが好きで、出身地である滋賀県の琵琶湖で採取したプランクトンを研究していました。中学生になってからは、大学の先生方にご教授いただき本格的な研究も始め、中学卒業までに論文を投稿しました。高校生になってからも学校では生徒会長を務めながら3年間研究をつづけました。

 

地元の進学校である高校には上位の成績で入学したこともあり余裕だと思い、入学前に配られた冊子は一周しかせずに入学後のテストに臨みました。

 

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結果はもちろん平均よりもはるかに下の点数、酷なことにこのテストの点数と受験結果を対応させたの先輩たちのデータも配られました。受験戦争は入学前から始まっていたのです。

私は一度ショックを受けましたが、勉強は本気で頑張らずにやりたいことを2年間続けました。研究もかなりいい成果を残し、趣味のPC組み立てや生徒会長として学園祭など様々なことをこなしました。

1年生の間は好きなことばかり夢中になってやっていると、授業のスピードに追い付けず赤点ギリギリの点数を取ったこともあります。ですが楽しかったし、将来につながっているからオッケーという感じで気にしていません。

持ち前のメンタル強さです。先生たちからもメンタルだけは評価されていました。悲しい…。

 

3年生、受験生を目前とした春休み、研究職に就きたい夢は変わり官僚になりたいと思い始めました。官僚を目指すのなら東京に行こうと思い、東京の国立大学を探しました。それに加えて、私は高校生のうちにやりたい研究の続きがあったため早く受験を終わらせて研究をしようと考えました。

その「東京の国立大で合格発表が早い総合型選抜」を探したところ、今の私が在籍する東京海洋大学海洋工学部がヒットしました。

※総合型選抜については次の項目でご説明しています

 

調べてみると私の興味のある分野で都内にあるアクセスも良い立地。受験したい公務員試験区分にも合致した学問内容。おまけに帰りにディズニーランドにも行けてしまいます。

こんなの受けるしかない!

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私は3か月で合格までこぎつける名参謀だ!と思い込むことにしました。

受検要項等を熟読し、アドミッションポリシーを理解して、10月にある筆記試験に向けて夏休みから10月までで普通の受験生が1年間でするくらいの勉強量をこなしました。生憎私の調査書の成績はあまり褒められたものではありませんでしたが本番の筆記試験の成績と研究の成果で合格をつかみ取ることができました。小論文が得意でその対策時間をとらなかったのも大きな要因だと思います。

受験を終えた私は卒業式の日まで高校の生物室に籠って先生と研究に勤しみました。

大学生になった今でも研究を続けています。

 

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総合型選抜

 

みなさん総合型選抜を知っていますか?

 

大学入試は主に一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜の3つにわけることができます。総合型選抜はかつてAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)と呼ばれていましたが、2021年から名前も内容も変わりました。

学力が問われないと思われがちですが、その大学を受験できるだけの基礎的な学力は必要で、ほとんどの大学が学力試験や共通テスト利用の形をとっています。

 

私の大学では一次試験として高校から大学に送られる調査書(成績や活動記録、出席等)と英語の資格で選考され、二次試験では学力試験(筆記)・小論文・面接がありました。

また、定員の人数しか二次試験の会場にいませんでしたが(つまり倍率1倍、普通の試験なら受かる)、合格が出たのは3人だけでした。

学力以外のことも見て総合的に評価し、入学してほしいと思う人を大学がとっていたと感じました。学力試験だけではないというのが総合型選抜です。

まさに「大学が求める学生像」に合致する人物を選定しているようですね。

 

しかし総合型選抜には注意がいります!

総合型選抜を行っているほとんどの大学が併願受験できるわけではありません。一般選抜よりも先に結果は出ますが、総合型選抜は入学することを確約しなければならないのです。一般選抜でほかの大学を受けて受かっていても総合型選抜が受かっていれば、総合型選抜の大学に行かなければなりません。

これは総合型選抜の特徴の一つ「自己推薦」によるものですね。

 

総合型選抜を考えるにあたって大事なのは、募集要項等に記載されているアドミッションポリシーを熟読することです。もちろん大学が求める理想の生徒像に合わせるのも大切ですが、アドミッションポリシーから見えるその学生像は本当に自分がなりたいものなのか、この分野を本当に学びたいのか、卒業後を見据えられるのかなどといったことを考えなければなりません。

 

良い大学に行くこと。確かに重要ですが、自分がやりたいことに繋がるのか、興味を持って4年間学べるのかを出願前に一度考えてみましょう。

4年間は意外と長く、卒業後の人生はもっと長いです。

 

 

戦略的受験

 

受験はもちろん自分が勉強することが一番手っ取り早い合格法です。

ですが計画的な情報戦でもあります。がむしゃらに勉強だけしているのと情報を集め計画を立てて集中して勉強をするのでは大きな差があります。

 

情報収集・計画的とは以下のようなことです。

 

・受けるチャンスを増やす:先ほど紹介した選抜方式(小論文が得意だと対策は少しで済むので尚よい)を学びたい分野の学部で調べてみる。

・必要な資格:英語の資格等があれば優遇される試験もあります。取得にかかる時間、必要なスコア等を検討してみましょう。

 

全部計画を立てるのです。もちろんやる気の出ない日もあるので大きく余裕を持った計画です。この日までにこのペースでこの参考書を完璧にする、といった計画を立てます。

 

 

さいごに

 

いかがだったでしょうか?

 

情報を集めて計画を立てる。

 

自身を名を馳せる参謀だとでも思って計画を立ててみましょう。

自分の計画に自信を持てれば、勉強の自信もつきます。

どんなに先の見えない受験戦争でも切り開いていける名参謀だと思えば少し楽しく感じます。

 

 

 

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