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過去問と模試を解く本当の意味

橋本駅近、自学自習を極める塾、武田塾の講師小林です。

そろそろ過去問を解き始める人がちらほら出てくる時期ですね。過去問や模試の復習はやっていますか?

自分がどれだけ志望校に近づいているか、またはどれくらい遠いのかを把握するのに過去問は最適です。しかし、日頃の問題演習より実践に近ければ近いほど、それ以上に大事なことがある、という話をしたいと思います。

 

模試や過去問の点数なんて意味がない

私は模試をできたら嬉しいけど、できなくてもいいやくらいの軽い気持ちで臨んでいたので、周りほど一喜一憂はしていませんでした。

皆さんは模試の自己採点しているでしょうか?している人がほとんどだと思います。では自己採点した後、復習しているでしょうか?

模試や過去問の使い道は力試しで終わってはほとんど意味をなしません。模試でいい点を出しても、過去問で合格点を超えてもなんの意味もないからです。強いていうなら自信がつくくらいです。逆に悪い点数でも凹むことはありません。本番できれば問題ないからです。では、模試や過去問の復習の意味はどこにあるのでしょうか。

 

模試や過去問の復習すべき本当の理由

一番大きいのはやりこむことで傾向を掴むことができることです。これは世間でもよく言われていますね。傾向というのは大門構成問題として聞かれる内容が例年似ていることがあるということです。極端な話をすれば英語長文では内容一致が毎回出て、その該当部分は最初と最後の段落を読めばおおよそわかる、などですね。ただ今回この記事で皆さんに伝えたいのは、私が実際に過去問を解いていた際に、復習が大事ってこういうことか!と思った瞬間があったということです。

そのことに気づく前は解いて丸付けして、はいこんなもんねと言った具合でした。要は解きっぱなしです。しかしそれをしばらく続けていたら、全く別の問題を解いているとき、見たことあるぞこの選択肢!ということがあったのです。よく思い返してみると、別の日に解いた問題の答えがその日、選択肢として出ていたのです。そして案の定答えもそれでした。自分はそのとき語句自体は見た記憶があったのですが、復習はしていなかったのでそれが何を指す語句なのか理解しておらず正解できませんでした。また別の日にも、丸付けをしていたらこの答えどっかで見たぞというのが何回かありました。この問題があっていたらもっと点伸びるな。そのとき復習することの意味に気づきました。

傾向把握も確かに第一志望に受かる上で間違いなく大事です。でも一度解いた問題を取りこぼしなく正解できることの方がよっぽど大事です。なぜなら傾向は他の大学の試験には関係ありませんが、一度出た問題は次どこで出会うかわからないからです。その事実に気づいた日から、解くのにかけた時間の2倍は復習に費やしました。そして解いた問題は破棄せずに1週間ほど空けてもう一度見直すようにしました。その後、明らかに取りこぼしが減りました。

 

受験だけで終わらない勉強法を!

そしてこの勉強法は資格試験の勉強をしている大学生になった今でも大事にしています。過去問を解き、復習する。最初は傾向を掴むのを目的としていましたが、ある程度できるようになってからは、一度見た問題とその類似問題を落とさないために復習しています。

私の武田塾での一番の収穫は、入試を勝ち抜いて大学生になれたことではなく、今後一生役立つ独学においての多くの大事なことを学べたことでした。皆さんも受験だけで終わらない勉強を受験を通して身につけてください!


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