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数学が伸び悩んでいるあなたに

授業をしない塾、武田塾橋本校講師の柏木です。

 

 

「どれだけ勉強しても数学の問題が解けない…」

 

武田塾の生徒からも、このような声は良く耳にします。
今回は、その原因となっているであろうことを、いくつかご紹介していきたいと思います。

 


理解はできるけど、いざ解くとなると、ほぼ初期段階でペンが止まってしまう。

実は、こういった悩みを持つ人はかなり多いです。ご存知かと思いますが、これは、演習を積めば解決する、というものでもありません。というのも、何度も解きなおせば、解説を見ながらであればほぼ模範解答どおりのものが書けるようにはなります。しかし、これでは自力で解くことは出来ません。それではどうすれば良いのでしょうか。

視線を少し戻してみましょう。あなたは問題文を読んでいますか?

数学は、問題文から解法を導き出し、立式していかなくてはいけません。出題者からこちらに与えられるのは問題文だけであり、そこには問われていることや条件が詰まっています。それゆえに、問題文を読み解いて、解法につなげる力が必要なのです。ただがむしゃらに模範解答を写すやり方では絶対に身につかないので、普段から「なぜこういった解き方をするのか」「なぜこの公式を使うのか」を意識して学習していきましょう。そうすることで、「この条件があるから、この値を出すには、この解法を使うんだ!」と、問題を“解き始める”ことが出来ます。

 

図形の問題が解けない。二次関数の問題が苦手。

これも多くの人が抱えている悩みです。「図形」と「二次関数」は苦手意識を持たれがちな単元ですね。なぜこれらの単元が解けなくなるのか、至ってシンプルなものでいうと、図やグラフを描かないという要因が挙げられます。当たり前だよと思う人もいると思いますが、実はこれだけで解決できてしまう場合が多いんです。図形は意識しやすいと思いますが、二次関数となるとグラフを描かずに解こうとしてしまう事が非常に多いです。例えば二次関数の最大値・最小値問題だと、頂点の位置や凸の方向を吟味して、範囲をもとに場合分けをして値を出したりしますよね。この作業はグラフを使わないと非常に大変です。ミスも多発します。日ごろから、図やグラフを描く意識を付けましょう。

さて、ただ図を描くといっても、上の図と下の図では違いますね。どちらが良いでしょうか。上のような図ではごちゃごちゃしてよくわかりませんね。どこの角度が何度なのか、点Dがどこを指すのかなど、少し複雑になってくるとわからなくなりそうです。「6」が「0」に見えてしまうこともありそうですね。自分に意地悪をする必要は無いですから、大きくわかりやすく描きましょう。

 

もうひとつの要因として挙げられるのは、中学数学が完全に習得できていないことが考えられます。「中学の内容なんて今更…」と思うかもしれません。が、高校数学は中学の内容は前提として展開されていくわけですから、これが出来ているか出来ていないかというのは高校数学を学ぶ上で大きな別れ道となります。今、中学数学を学ぶことに対して「恥ずかしい」「馬鹿馬鹿しい」と思う必要はありません。中学時代に100点しかとっていないような人なら別ですが、中学の内容が不十分なままで高校数学を学ぶのはとても危険です。不安があるようでしたら、まずは早急に中学数学をおさらいしましょう。

 

 

以上となります。
今後の学習に少しでも力になれたら幸いです。

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