目次
はじめに
みなさんこんにちは!
JR橋本駅から徒歩2分、京王線橋本駅から徒歩3分、武田塾橋本校 です!
今回のテーマは「【スランプ】急に英語長文読めなくなった人の原因と勉強法」です!
この時期、突然長文読解が難しくなる生徒が珍しくありません。ご安心ください。この時期に感じるスランプは乗り越えることができます!
多くの生徒が感じる「これはやばいかも…」という危機感。特に英語長文に対する不安は大きいものですが、対策は存在します。そんなスランプを効果的に乗り越えるための方法をご紹介します!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せてご覧ください!
英語長文のスランプとは
まず、スランプとは何かについてお話ししましょう。
スランプとは、これまでスムーズにこなしていたはずの課題に対して、理由もなく行き詰まり、成長が停滞してしまう状態のことを指します。
しかし、スランプと思われがちな状況に、「スランプではないケース」が存在することも理解しておく必要があります。
たとえば、取り組む問題のレベルが高まっており、単純に問題が解けなくなっているだけの場合です。これは当然スランプではありません。学習のレベルが上がっている証拠であり、その新しいレベルに対応するためには、さらなるステップアップが必要です。
しかし、問題の難易度が変わらないにもかかわらず、読解力が低下してしまった場合は、問題があります。偏差値を上げようと努力していたのに、逆に下がってしまうような状況です。これは、確かに深刻な問題と言えますね。
では、長文読解において実際にスランプを感じたとき、その克服方法はどのように見つければ良いのでしょうか?ここでは、スランプを乗り越えるための考え方と実践方法について掘り下げていきたいと思います。
まず、スランプの原因をしっかりと分析することが重要です。そこから、適切な学習方法の修正や調整につなげていく必要があります!
スランプの原因
勉強が停滞する理由は多岐にわたりますが、主に5つの要素が関係していることが多いです。
それは①単語・熟語、②文法・構文、③内容理解、④設問へのアプローチ、⑤速読スピードの5つです。
これらは英語学習の基礎であり、この基礎が欠けているとスランプに陥りやすいのです。
例を挙げると、単語力の衰えです。かつては単語帳と毎日のように付き合い、日々の勉強に取り組んでいた生徒も、長文演習に夢中になるあまり単語の学習を怠ってしまいます。移動中に単語帳を見ることも少なくなり、他の科目の勉強に意識が向いてしまうことがあります。これらの小さな積み重ねが、知らず知らずのうちにスランプを招いてしまうのです。
また、長文読解では、正答率を追い求めるあまり読解が雑になりがちです。特に時間に追われる中で、正確な読解をおろそかにしてはなりません。解釈の精度を保ちつつ、速度も求めるバランスが必要です。解釈の力が弱まっていると感じたら、過去に解けなかった長文をもう一度見直すなど、再び基礎に立ち返ることが重要です。
正しい構造を理解し、一文一文を丁寧に読み解くことで、スランプを乗り越えることができます。
もし、自力での解釈が難しいと感じるなら、解釈レベルの参考書に立ち返るのも一つの方法ですね。
おすすめのスランプ対策
勉強のスランプは誰にでも訪れるものです。特に受験生の皆さんにとっては、このような状況をどのように乗り越えるかが大きな課題となります。
スランプに陥っている皆さんに特におすすめしたいのは、「精読の感覚を思い出す」ということです。
例えば、日本大学のレベルであれば「入門英文問題精講」、MARCHレベルであれば「関正生の英文解釈ポラリス1」といった参考書を使い、2〜3週間ガッツリと時間を割いて取り組むことが大切です。
もちろん、英文法の復習も大事ですが、既に理解している部分はすでにわかっているので、ポイントをおさらいしつつ、初見の文章を正確に訳す訓練をすることで、長文読解の能力が向上します。
実際、問題演習を継続しつつ、解釈を意識した勉強を加えることで、日々の学習が充実し、安定して成績を伸ばすことができるでしょう。具体的には、週に長文を2問〜3問用意し、長文と解釈を同時並行で進めていくという方法です。
しかし、長文演習を過度に行っても、本番での対応力は必ずしも高まらないことを覚えておいてください。
重要なのは、過去問を通して自分に足りないものを発見し、それをどう克服していくかです。
そのためには、基本に立ち返り、参考書で学び直すことが重要です。
成功する受験生の特徴とは、問題の正解・不正解に一喜一憂せず、間違えた問題に対して冷静に分析し、そこから学びを得ることです。
間違いを成長のチャンスと捉え、前向きに取り組む姿勢が、受験の成功に繋がります!
まとめ
● 問題のレベルが上がって行くため解けなくなるのは当然! ● 成績が落ちるのは勉強してきた内容に抜け漏れがあるから! ● 自分に足りない部分を探すには参考書に戻ってみることも重要 |
今回は「【スランプ】急に英語長文読めなくなった人の原因と勉強法」をテーマに紹介をしてきました。
過去問演習は、ただ単に正答率を測るためのものではありません。もし今、過去問において合格点が取れているならば、勉強をこれ以上続ける必要はありませんよね。ですがそうではありません。
過去問を解くことで、何が足りないのか、どのような点で理解が不足しているのか、成長のチャンスを発見するために取り組む必要があるのです。
学習において、特に重要なのは自身の弱点を知ること。
自分の原因となる部分をしっかりと把握し、それに基づいて今後の勉強計画を策定することが、スランプを乗り越えるための鍵となります。
例えば、文法が苦手であれば文法書に戻り、単語が覚えられていなければ単語帳での復習を重ねる。
こうした地道な努力が、長文読解力の向上につながるのです。
スランプは決して乗り越えられない壁ではありません。皆さんがこれからも効果的な学習を続けられるよう全力で応援しています!
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