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【理系編】大学入学共通テスト、科目別アドバイス特集!

みなさんこんにちは!

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12月ももう終盤を迎え、来月の大学入学共通テストが着々と近づいている頃ですね。

皆さんの受験勉強は順調に進んでいますか?

 

前回は「文系編」として英語(リスニング、リーディング)、国語、歴史(日本史B、世界史B)、公民(政治・経済)の共通テストの科目別のアドバイスをご紹介しました。

今回の記事では、「理系編」として、数学(数学ⅠA、数学ⅡB)、理科(物理、化学、生物)の科目別アドバイスをご紹介していきます!!

 

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大学入学共通テスト科目別アドバイス①数学(数学ⅠA)

まずは、数学ⅠAのアドバイスをご紹介していきます。

 

1.基本的な知識や解き方を確実に身につけよう

共通テストではセンター試験よりも応用力・思考力が必要な設問が多く出題される可能性が高いです。しかし、基本を元に考察するということは変わりません。不安のある人は、すべての分野において教科書の例題を早急にチェックし、確実に解答できるようにしましょう。

 

2.問題文から必要事項を抽出する練習を重ねよう

共通テストはセンター試験よりも問題文が長くなり、答えを求めるという点からは不要な情報も書かれていることが多いです。それらにも目を通しながら、本当に必要な部分だけを全体の問題文から抽出しなければいけません。これらを的確に行うためには実戦的な演習が不可欠であり、模試の問題や実戦的な予想問題集などをうまく活用しましょう。

 

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大学入学共通テスト科目別アドバイス②数学(数学ⅡB)

続いて、数学ⅡBのアドバイスをご紹介します。

 

共通テストにおける問題は、今年度までのセンター試験における問題と形式は変化する可能性が高いですが、同じ教科書からなので出題される内容は変化しません。

まず、形式面では、会話文を含む問題や日常生活をテーマにした問題が出題される可能性があります。このような形式に慣れるために共通テスト用の問題集を用いて十分に演習を重ねておきましょう。

出題内容に関しては、各分野でのポイントを以下に示しておきます。

 

式と証明、高次方程式:相加平均と相乗平均の関係の使い方。因数定理を用いた高次方程式の解法。解と係数の関係の利用。

三角関数、指数関数・対数関数:加法定理、2倍角の公式、合成の使い方。指数・対数の入った方程式・不等式の問題

図形と方程式、微分法・積分法:軌跡や領域の問題。極大・極小、接線の方程式、定積分を用いた面積の求め方。

数列:等差数列、等比数列の一般項と和の公式。いろいろな和の計算。階差数列。隣接2項間および隣接3項間漸化式の解法。

ベクトル:三角形や円などに関する初等幾何。平面ベクトルや空間ベクトルにおける内積の計算。

確率分布と統計的な推測:確率、平均、分散の求め方。二項分布、正規分布の活用。信頼度95%の信頼区間の求め方

 

大学入学共通テスト科目別アドバイス③理科(物理)

今度は、理科のうち、物理のアドバイスをご紹介します。

全体を通して、共通テストでは実験データを基に考察したり会話文を基に考えさせたりする問題が出題されると考えられています。模擬試験などを利用してしっかり対策をしておきましょう。

 

力学分野

力学的エネルギー保存則や運動量保存則が成り立つときはどういうときか

等速円運動と単振動で使う公式

力のモーメントのつり合いが描けるか

 

熱分野

熱力学第1法則の意味を説明

定積・定圧・等温・断熱の変化において特徴的なこと

それぞれの変化のP-Vグラフが描けるか

 

波動分野

一般に時間をかけて空間を伝わる波の動きがイメージできるか

波の干渉条件を経路差、光路差、波の数の差を用いて書けるか

屈折の法則の式

弦や気柱に生じる定常波が描けるか

 

電磁気分野

コンデンサー回路のコンデンサーの直列接続、並列接続、そのどちらでもない接続の違い

電気量保存の法則

電流が磁場から受ける力、ローレンツ力、導体棒の誘導起電力の大きさ、向き

ファラデーの電磁誘導の法則を数式で表現

 

原子分野

基本公式は暗記しましょう。また教科書の例題は必ずやっておきましょう。

 

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大学入学共通テスト科目別アドバイス④理科(化学)

続いて、理科のうち、科学のアドバイスをご紹介します。

 

1.有機・無機分野の失点を減らそう

無機・有機分野は、学習の遅れている受験生も多いと思われます。暗記しなければならない点をある程度覚えた後は、問題演習を通して知識の定着を図りましょう。

間違えた問題については、普段使い慣れている参考書などを用いて、知識を確認しておくことが重要です。

 

2.過去問を利用して弱点を克服しよう

共通テストでは、思考力や判断力、表現力を問う問題が出題されますが、同時にセンター試験の良問の蓄積を受け継ぐことも発表されています。センター試験では、知識問題、正誤問題、計算問題など、多岐にわたる形式の問題が出題されていますので、これらの演習により自分の弱点を見つけ出しましょう。

そして、自分の弱点が明確になった後は、苦手な分野や出題形式の問題をピックアップし、重点をおいて集中的に演習しましょう。

 

3.模試の問題や予想問題を利用して実践力を身につけよう!

目標の点数を確実にとるためには、時間配分がとても重要です。特に、問題で示された情報を抽出・判断して解答を導くような思考力が必要になる問題では、解答に時間がかかります。

まずは、センター試験にも出題された定番の問題を使って確実に得点を重ねることを目指していきましょう。その上で、思考力を要する問題にどれだけ時間を割くことができるかを実戦的な演習で身につけると、得点アップにつながります。

 

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大学入学共通テスト科目別アドバイス④理科(生物)

最後に、理科のうち、生物のアドバイスをご紹介します。

 

初めての共通テストのため過去問はありませんが、共通テスト対策としてセンター試験の過去問を演習することは非常に効果的です。そのため、センター試験の過去問は必ず解くようにしましょう。過去にセンター試験で出題された問題とほぼ同じ問題が共通テストで出題されることも考えられます。

なお、2015年度の入試から現行の入試となっているため、2014年度以前の過去問を解く際には、現行の教科書には載っていない知識が必要になる問題があることと、『生物基礎』の範囲の問題と『生物』の範囲の問題があることに注意しましょう。

また、共通テストでは『生物』のすべての範囲から幅広く出題されることが予想されるため、不得意とする単元があると本番で大きな失点につながる危険性があります。そのため苦手な単元は早めに克服しておきましょう。

共通テストで出題される知識問題で要求される知識は教科書レベルのものに限られると思われますが、単に用語を問うような問題は少なく、文章の正誤を判定するような問題が多く出題されると予想されているので、用語だけを丸暗記するような学習では対応しきれません。全体像をつかみ、関連性を理解した上で用語なども覚えていきましょう。

共通テストでは、基礎知識をもとに読解力と考察力で解くような実験考察問題が多く出題されると予想されています。このような問題に対応するためには、多くの考察問題を解くことが最も効果的です。センター試験の過去問や共通テスト模試などを利用して、実験考察問題を数多く解いていきましょう。

 

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まとめ

いかがでしたか?

共通テストまであと少しとなってしまいましたが、今自分に必要なのはどういった勉強か・何を中心に勉強していけばよいのかを分析して、限られた時間を有効に使っていきましょう!!

 

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