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12月ももう終盤を迎え、来月の大学入学共通テストが着々と近づいている頃ですね。
皆さんの受験勉強は順調に進んでいますか?
さて、今回は、実施まで一か月を切った大学入学共通テストについて、科目別のアドバイスをご紹介していこうと思います!!
今回の記事では、文系科目の「英語(リスニング)」、「英語(リーディング)」、「歴史(日本史B)」、「歴史(世界史B)」、「公民(政治・経済)」についてのアドバイスをそれぞれご紹介していきます!!
大学入学共通テスト科目別アドバイス①英語(リスニング)
まずは、英語(リスニング)のアドバイスをご紹介します。
第一問 発話内容把握・一致問題
音声を聴く前に選択肢に目を通し、場面状況を予測しながら、選択肢の違いを押さえておきましょう。これは第一問に限らずすべての問題で行うとよいです。リスニングの対策をするときは、普段から音声が流れる前に問題文と選択肢を読む癖をつけておきましょう。
聴き取りに際しては、聞こえてくる順に情報を処理し、聞こえてきた表現が選択肢では別の表現で言い換えられている場合があるので注意しましょう。
また、イラストでの選択問題に関しては、出来事の順序、感情表現、慣用表現などに注意しましょう。
第二問 対話文イラスト選択問題
聴き取りの際は複数の情報を基にして選択肢を絞り込んだり、消去法を用いたりするとより効果的です。
第三問 対話文質問選択問題
対話で聞こえてくる音を使って誤答の選択肢が作られていたり、対話内にない音に正解の選択肢が含まれていることがあるので注意しましょう。
第四問 イラスト・図表完成/質問選択問題
音声を聴く前に指示文にある場面状況とイラストから聴き取る情報を押さえておき、音声を聴きながら問題冊子のイラストに順番を書き込んでいくとよいでしょう。数の聴き取りでは数をメモしておき、必要に応じて聴き取りの後に計算をすると情報の聞き逃しや計算ミスを防ぐことができます。
音声を聴く前に指示文にある状況・条件を素早く読み、音声を聴きながら図表に〇×などを書き込んでいくと効率よく解答ができます。なお、発話者がアメリカ人、イギリス人だけではなく多国籍になる可能性があるのでさまざまな音声に慣れておくとよいでしょう。
第五問 長文完成・選択問題
第四問と同じように、数を聴き取る際にはメモしておき、必要に応じて聴き取りの後に計算をすると情報の聞き逃しと計算ミスを防げます。
第六問 対話文質問選択/意見・図表選択問題
繰り返し述べている主張を意識しながら聴き取ることで、論点を把握できます。
音声を聴く前に対話の状況と選択肢と図表に目を通し、ポイントを予測し、図表の概要を素早く読み取っておくと聴き取りに余裕が持てます。誰の発言なのかを正確に捉え、複数情報を聴き取り、比較・判断することが求められるので繰り返し練習するとよいでしょう。
大学入学共通テスト科目別アドバイス②英語(リーディング)
続いて、英語(リーディング)のアドバイスをご紹介します。
共通テストは、読まなければならない英文の量が増えたことで、センター試験以上にスピードが要求されるようになりました。本文を読む前に、設問とともに記事のタイトルや図表等などに目を通して必要な情報を探しながら読むことで、より効率的に正解を得られるようになります。
第一問から第三問までの問題は比較的易しめのため、30分程度で解くようにしましょう。そして、配点の多い第四問以降にどれだけ時間を残せるかが問題を解く際の鍵となります。
2つの記事を読み比べる必要がある第四問や、本文の情報を何らかの資料にまとめ直さなくてはならない第五問の前に、オーソドックスな内容一致問題の多い第六問を解くのも英語が苦手な人には得策でしょう。
大学入学共通テスト科目別アドバイス③歴史(日本史B)
次に、歴史のうち、日本史Bのアドバイスをご紹介します。
1.資料(史料・図版・地図・表・グラフなど)を利用した問題に慣れよう!
共通テストでは資料を利用した問題の出題が予想されています。模試や市販の共通テスト対策問題集なども積極的に利用して、とにかく多くの問題を解き、読解力を養成しながらさまざまな出題形式に慣れておくようにしましょう。
2.歴史上の出来事の因果関係や歴史的意義、背景知識などに着目しよう
共通テストでは、歴史上の出来事の因果関係や歴史的意義、背景知識といった、歴史用語の暗記だけでは対応しきれないような思考力や判断力を問われる問題がセンター試験以上に多く出題されると予想されています。教科書を読んだり問題を解いたりする際に、因果関係や歴史的意義などに着目して取り組みましょう。
3.時間に注意した演習に取り組もう!
複数の資料を読まなければならない問題など、共通テストでは今センター試験以上に解くのに時間がかかる問題が出題されることが予想されます。直前期には時計を置くなどして、問題を解き終わるまでにかかった時間を計ってみるとよいでしょう。
4.問題の演習を学習の軸に置こう
教科書を読むだけでは得点力はつきません。常に問題演習を、学習の中に取り入れるようにしましょう。共通テストに必要な知識のレベルはセンター試験とほぼ同じと考えてよいので、センター試験の過去問も含めて、多くの問題に触れることが重要です。
大学入学共通テスト科目別アドバイス④歴史(世界史B)
次に、世界史Bのアドバイスをご紹介します。
共通テストの試行調査での問題は、センター試験で扱われていたこれまでの問題と大差ないように見えるでしょう。しかし、精査してみると出題者の意図が大きく変わっていることがわかります。
教科書で学習した基本的な歴史的知識をそのまま出題するのではなく、それらを資料・地図・グラフ・図版などから読み取った情報とあわせて判断し、解答する問題となっています。
この傾向は、3年前の試行調査から踏襲され、さらにその傾向を強めたものとなりました。よって、そのような発想で作成された問題が出題されることはほぼ間違いないでしょう。
また、思考力や応用力に関する問題として「考えること」を問う問題や、2つの解答が用意されていてどちらを解答するかによって次の問題の解答が異なるというような問題の出題も予想されています。共通テストはまだ一度も行われていないため、問題演習に使える問題がありません。そのため、模試の復習を通して、問題の解き方などを身につけておくことが必要になります。
大学入学共通テスト科目別アドバイス⑤公民(政治・経済)
最後に、公民のうち、政治・経済のアドバイスをご紹介します。
1.基本知識に「漏れ」や「誤解」がないかを再点検しよう
あいまいで不正確な知識は、かえって失点の原因になってしまうため、用語は意味内容を正しく理解し、理論や制度はきちんと整理して正確な知識を蓄えましょう。
2.順序立てた思考に基づいて判断する習慣をつけよう
センター試験でも、設問の条件から論理的に推論する力の試される設問や、データの資料の特徴を見抜いて基本知識と照らし合わせて推論するタイプの設問が多く見られていました。
そして共通テストは、これまで以上に「思考力・判断力」が重視されることが想定されています。
3.問題演習を重ねよう!
得点力アップのためには問題演習が重要です。問題演習を行う際には、何となく解答するのではなく、「選択肢のどこが誤っているのか」などの判断理由を意識しながら解答し、解説を参照して「どう判断すれば正解を見抜けるか」をきちんと確認するようにしましょう。この作業を通すことで正誤判断力が高まっていきます。
まとめ
いかがでしたか?
次回の記事では、「理系編」として、数学(数学ⅠA、数学ⅡB)、理科(物理、化学、生物)の科目別アドバイスをご紹介していきます。
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