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今回のブログでは、「英語外部検定利用試験」についてご紹介していきます!!
9月も終わりにさしかかり、受験校のことを真剣に考え出している方も多いのではないでしょうか。
「英語外部検定利用試験」を取り入れている大学も増えており、この制度を上手く使えば入試で有利になるのです!
さっそく確認していきましょう!
そもそも「英語外部検定利用試験」とは?
この「英語外部検定利用試験」とは、「読む・聞く・書く・話す」といった英語の4技能を測定する外部試験で基準以上の点を取った人が入試で優遇されたり、英語の試験が免除される制度です。
提出した外部試験について、その点数を英語の試験の点数の代わりにできたり、入試の点数に加点されたりするなど、その利用用途は大学ごと・試験ごとにさまざまです。
英語外部検定利用試験が入試でどのように利用されるかについて確認しましょう。
英語外部検定利用試験の利用方法①出願資格になる
基準点以上の点数である英語外部検定がそのまま試験の出願資格になることがあります。
つまり、英語外部検定を持っている人しか試験に出願することができない、という意味です。
大学側の求める英語外部検定を持っていることが出願する際、前提になるということですね。
英語外部検定利用試験の利用方法②得点に換算される
英語外部検定が大学独自の英語の試験の点数に換算されるパターンもあります。
例えば、英検の準2級を持っていると英語の試験に○点プラスされる、2級を持っていると○点プラスされる、準1級を持っていると○点プラスされる…というように、基本的にはより難しいほど高得点に換算されます。
また、別に大学独自の英語の試験も受験することができる場合もあり、より高い方の得点を試験の答案として提出できる、といった制度を取り入れている大学もあります。この場合、英語外部検定の提出なしで大学独自の試験のみの受験で合否判定される受験生よりも優位になります!
英語外部検定利用試験の利用方法③総合点に加点される
上記の2つの利用方法以外にも、入試の総合点(英語だけではなく、受験したすべての科目)に換算された得点が上乗せされるという優遇内容もあります。
上記の他にも、合否を判定する際に何らかの形で優遇されるというケースもあります!
英語外部検定利用試験「TEAP」とは?
大学によってどの検定試験を採用しているかは異なるので、ここでは英語外部検定の中でも有名な「TEAP」、「英検」、「TOEIC」がそれぞれどのような試験なのかをご紹介します。
まずは、TEAPについてです。
・試験内容
リーディング マークシート方式
リスニング マークシート方式
ライティング 記述式(英作文)
スピーキング 試験官と1対1での会話方式
TEAPの特徴…リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能が測定でき、スコアが計算される。難易度設定が高校生(受験生)レベルになっている。
英語4技能が評価対象になる大学が多いですが、2技能で提出可能な大学もあり、大学によって基準点が異なります。
メリット…高校生(受験生)が主な対象になっているため、学生生活に関する話題が問題として多く出題される。英検やTOEICを受験したことがない人におすすめ。また、TEAPを英語外部検定に採用している大学が多い。
デメリット…受験できる会場が少ない。(全国11都市)年に3回しか開催されないため、受験できるチャンスが少ない。
英語外部検定利用試験「英検」とは?
次に、英検についてです。
・試験内容
1級
リーディング 4択式+ライティング 筆記式
リスニング 4択式
スピーキング 試験官2名との会話方式
準1級
リーディング 4択式+ライティング 筆記式
リスニング 4択式
スピーキング 試験官1名との会話方式
2級
リーディング 4択式+ライティング 筆記式
リスニング 4択式
スピーキング 試験官1名との会話方式
準2級
リーディング 4択式
リスニング 4択式
スピーキング 試験官1名との会話方式
英検の特徴…リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能が測定でき(準2級のみライティングなしの3技能)、合格か不合格かで判定される。問題のレベルは級ごとに異なる。
志望大学によって入試の優遇のために必要とされる英検の級は異なりますが、たいていの大学では2級か準2級以上が求められます。
メリット…英語外部検定利用試験を取り入れているほとんどの大学で採用されている。
デメリット…結果がスコアで算出されないため、合格しないと資格そのものを得ることができない。年に3回しか開催されないため、受験できるチャンスが少ない。
英語外部検定利用試験「TOEIC」とは?
最後に、TOEICについてです。
TOEICは、リーディングとリスニングの「TOEIC」と、スピーキングとライティングの「TOEIC S&W」の2種類に分かれています。
・試験内容(TOEIC)
リスニング マークシート方式
リーディング マークシート方式
・試験内容(TOEIC S&W)
スピーキング 録音による解答方式
ライティング タイピング解答方式
メリット…TOEICは年10回、TOEIC S&Wは年24回開催されるため、受験のチャンスが割と多い。
まとめ
今回は、「英語外部検定利用試験」と、採用されている主な外部検定(TEAP、英検、TOEIC)についてご紹介しました。
ぜひ、自分に合った受験方法を探してみましょう!
※ここでご紹介した情報は、いずれも変更になる場合があります。詳細は大学ホームページにてご確認ください。
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