志望校合格のためにやる気以上に大切なのは〇〇です！！

みなさんこんにちは！橋本駅より徒歩3分、オンラインなら自宅から0分の大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾橋本校」です！

みなさん、勉強の調子はいかがですか？なかなか、この時期は季節も変わり始めるにも関わらず、コロナ自粛の騒動で少し疲れが溜まり少し勉強の緊張感もなくなってきている頃合いかもしれません。受験勉強は皆さんがお分かりの通り過酷な自分との戦いでもあります。

受験生の悩みがちな「やる気」問題

先日書いたようなスマホやゲームへの誘惑や、逆に勉強をやっているにも関わらずやり方や焦りから結果がでない・・・そんな多くの試練を乗り越えなければいけません。

特に受験生の多くは10代～20代の若者です。外部の刺激に敏感でしょうし、なかなか遊びたい年頃だと思います。

ここ最近、受験相談で受ける悩みも「どうやったら勉強のやる気があがるか」といった内容がほとんどです。しかし、実際この「やる気」というものを皆さん誤解している節があります。

「やる気があれば、もっと勉強できる」「やる気がないから、なかなか机に向かう習慣がつかない」と多くのみなさんがお悩みです。

しかし、この「やる気」に関して皆さん誤解しているのではないでしょうか？

「やる気」に対する誤解

「やる気」や「モチベーション」という言葉は便利です。

なかなか物事が進まない、結果が出ないときに「やる気がでなかった」と思えば、なんとなく納得はいきます。

逆にやる気があれば、すべてが解決できるような感覚があります。

ただし、実際そうでしょうか？私は「やる気」は単なる幻想ではないかと思っています。

皆さんはこの幻想に囚われ、受験勉強への正しい認識ができなくなっているのではないかと私は考えます。やる気は勉強を行うときの必須条件ではないのです。

やる気以上に必要不可欠なもの

例えば、みなさん歯は毎日磨いてますか？

実際、考えてみると歯を磨くという行為はとても面倒です。 1分でも長く寝ていたいのに、眠いのに朝起きて歯ブラシを洗い、念入りに歯の汚れを落とす。

夜は逆に一秒でも早く寝たいにも関わらず、ベッドではなくわざわざ洗面台までいき歯を磨く。

実際、文字にしてみると結構面倒ですね笑

睡眠欲という生理的欲求という最強の誘惑に打ち勝ちながらも、こんな面倒な作業を毎日しているではないでしょうか！

ここで一つ質問です。

皆さん、歯を磨く時にやる気がないと磨けないですか？

歯磨き、電車通学、部屋の掃除など。

皆さんは受験勉強のように面倒なことをやる気なしでこなしています。

なぜ、勉強だけやる気が必要なのでしょうか？まずはやる気がなければ行動ができないという幻想を捨てましょう。受験勉強は「作業」です。作業にやる気があるに越したことはありませんが、必須ではないですよね？

それ以上に受験勉強に一番大切なのは「やることを明確にする」ということです。

「なにをやるか？」がハッキリすればやる気0でも勉強できます。

やる気よりも具体的な計画が大事

みなさん、例えば受験に悩んだ際に先生に相談しに行ったとしましょう。

そこで先生に

「合格するために勉強を頑張りなさい！」

とアドバイスされたらどうですか？ちょっと難しいですよね、何をどう頑張ればいいのかわかりませんし、そもそも「頑張る」という言葉が抽象的過ぎて曖昧ですよね。

では、今度は「受験は英語が重要だから英語の勉強を頑張りなさい！」とアドバイスされたらどうでしょうか。

とりあえず、英語をやればいいんだろうとさっきよりかは行動しやすいですよね。

しかし、まだ曖昧で何をすればいいのかよくわからないです。

では

「受験は英語が重要なので夏休みまでには基礎的な単語と英文法に専念しましょう。1日2時間のペースを基準にシステム英単語から毎日100単語ずつ、英文法問題集のネクステージを2章ずつ進めましょう。ネクステージは問題よりも、解説を理解し友達に説明できるレベルまで読み込んで、朝10時から1時間、夜の9時に復習で1時間やりましょう。ネクステージは2か月あれば早ければ3周できるので今の偏差値よりも10上がる可能性が高いです」

こんな風にアドバイスされたらどうですか？とても勉強しやすいですよね？

これであれば、やる気はなくともやることが明確でかつ、どれほど偏差値があがるかもわかるので勉強をしない理由がありません。

つまり、やることが明確であればあるほど、サボる理由がなくなるのです。